投稿日:2025.3.4
出っ歯は健康にも影響を及ぼすって本当?
出っ歯になると見た目だけでなく体の健康にも影響を与えてしまうのでしょうか
・・?
どのようなリスクがあるのかは矯正を検討している方も知りたいところですよね!
今回は、歯並びや噛み合えせがよくない出っ歯になることで、どのような悪影響が
あるのか?治療方法は何があるのか?など説明していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧いただきご参考にして下さい。
ご自身に合う治療方法を詳しく知りたい方はこちら↓
https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491
無料カウンセリングも行っておりますのでお気軽にご予約くださいませ!
<出っ歯が健康に与える影響ってある?>
出っ歯は見た目の問題だけではなく、実は健康にも悪い影響を与えてしまうんです
。出っ歯が健康に与える影響について詳しくご説明していきます。
【唇や口の中が乾燥する】
出っ歯になると口は閉じにくくなります。
その影響で、唇が乾きやすくなり皮フが荒れてしまったり皮が剥けたりすることが
増えます。
同じく口の中もドライマウスの状態になり不快感が増すことになります。頻繁に水
分に補給も必要になるでしょう。
【むし歯や歯周病のリスクが高くなる】
出っ歯で口が閉じにくくなりお口の中が乾燥してしまうと、唾の量が減ることにな
ります。
そうなると、最近の活動が活発的になり、むし歯や歯周病のリスクが上がってしま
うんです。特にむし歯になりやすい人は注意が必要です。
お口の中が潤っていることはとても大切なことなんです。
【風邪をひくリスクが高くなる】
出っ歯のため唇が閉じにくい人は、口から呼吸を
してしまいます。
鼻呼吸をすることでウィルスや細菌の侵入を防いでいますが、口呼吸が増えてしま
うと細菌が直に体内に入ってきてしまうので、風邪やインフルエンザにかかり安く
なってしまいます。
口呼吸は良くないクセであすので、健康にも悪影響を与えてしまいます。
【開口しやすくなる】
出っ歯になると上下の前歯同士で噛み合わずに、奥歯だけで噛み合っていることが
あります。
前歯が噛み合わないと食べ物を噛みちぎる作業ができないので、他の歯がその役割
を背負うことになって負荷がかかります。奥歯ばかりに負担がかかってしまうと、
歯がすり減ってきてしまいます。
【胃に負担がかかる】
出っ歯で噛み合わせがよくないと、食べ物を細かく噛み砕切ることもしにくくなる
ので消化器官の胃にも影響が出て、消化不良になる可能性もあります。
【頭痛や肩こりをおこしやすい】
出っ歯で噛み合わせがよくないと、寝ている時に歯ぎしりや食いしばりをしてしま
うことがあります。
噛むときに使う筋肉が長時間動かされると、頭痛がしたり首や肩の凝りにもつなが
っていきます。
体のコリや痛みから体のバランスが崩れると腰痛など下半身へと影響が進んでいく
こともあります。
【顎関節症のリスクが高くなる】
噛み合わせがよくないことで、左右の顎の筋肉の使い方のバランスに差が出たり、
片咀嚼の場合には片方の顎の関節ばかりに負担がかかることになります。
この状態が続くと、関節がスムーズに動かなくなり口が開けにくくなったり、痛み
が出てきたりします。
<出っ歯になる6大原因ってなに?>
出っ歯になる原因にはどのようなものがあるのでしょう?理由を知っておけば防げ
る可能性もあるので参考にして下さい。
【1.遺伝】
・上あごの骨自体が前方に成長し過ぎている
・上あごが大きく成長している
遺伝的な関係で骨格が両親どちらかに似ることがあります。
あごの骨が前方に出ているような状態だったり、上顎が下顎に比べて大きく成長し
た骨格だと出っ歯になりやすい傾向があります。
遺伝が原因の場合は個人の努力では改善が厳しいので治療が必要になります。
【2.悪いクセ】
・指しゃぶり
・爪を噛む
・食いしばり
・舌を前に突き出す
悪習癖といって歯にとって良くないクセを持っている方は出っ歯になりやすい傾向
があります。
常に頭を使ったり、集中する作業をしている人は歯を噛みしめたり、爪を噛むなど
無意識におこなっていることがあります。
自分が持っているクセの影響によって上の前歯が押されて前に出てきたりします。
出っ歯になるだけでなく、歯並びがズレてしまうなど歯列にも悪影響してきますの
で注意が必要です。
【3.柔らかいものをよく食べる】
柔らかいものばかり食べていると、出っ歯になる可能性が高くなります。
前歯で噛むクセがついてしまうと舌も前に出てきて、前歯を押し付けてしまいやす
くなるので出っ歯や歯並びを悪くする原因になります。
【4.背中を丸めたまま食事をしている】
背中を丸めて食事をするなど良くない姿勢でいると、出っ歯になりやすくなります。背中を丸めるような姿勢では前歯だけで
噛んでしまい、奥歯をあまり使うことがなくなります。舌を奥歯付近まで動かす筋
力も落ちてきてしまい、長期的に前歯ばかり使って食事をしていると出っ歯になる
リスクが高くなります。
【5.乳歯からの生え変わりのタイミングがうまくいかない】
乳歯が抜けてそのスペースを埋めるように永久歯(大人の歯)がタイミングよく生
えてきてくれればよいのですが、適切な時期になっても永久歯が生えてこないこと
があります。
遅れていることもありますし、先天的に永久歯がない場合もあります。
このような時は隣の歯がよってきたり、遅れて生えてきた永久歯のスペースが足り
ずに歯並びがズレて出っ歯になることもあります。適切なタイミングで永久歯との
生え変わりがないときには、歯科医師に相談してみるのがよいでしょう。
【6.口呼吸をしている】
舌の正しい位置は上の前歯の裏側あたりについているポジションになりますが、
口呼吸をしていると下の歯の裏側に舌の位置が落ちてしまいま
す。頬が歯を押す力と、舌が歯を押す力のバランスが崩れてしまい歯並びが崩れた
り、歯が出っ歯になることがあります。
<出っ歯になるのを防ぐにはどうしたいい?>
出っ歯になるのを防ぐにはどのようにしたらよいのでしょう?
歯が生え変わる乳歯の時期と永久歯が生えそろった時期にわけてご説明していきま
す。
【乳幼児〜幼少期】
口周りの悪いクセを治す
指しゃぶりや舌を舌を前に出す、下顎を前に突き出すなど、歯並びを崩す原因にな
るような動きを持っている場合には卒業させることも大切です。
小児矯正をおこなう
床矯正で顎の成長を促進させたり、口周りや舌や筋肉を鍛えるMFT(筋機能療法)
をおこない歯並びをそろえるためのスペースの確保と噛み合わせを整えます。
【永久歯が生えそろった後】
悪い習慣を正す
子供の頃に限らず大人になっても歯並びを崩してしまうクセを持ったままの方はた
くさんいます。爪やペンを噛んだり歯ぎしりをしたり、姿勢の悪さなどよくない習
慣があるときには治すことが一番の予防になります。タイマーをかけて一定の時間
ごとに悪いクセが出ていないかチェックするのも効果的です!ぜひ試してみて下さ
い。
<出っ歯を治す治療方法は?>
矯正装置を使った歯列矯正
永久歯が生えそろった後の治療は、基本的に矯正治療か外科的矯正治療が必要にな
ります。
歯にブラケットとワイヤーを装着したワイヤー矯正か歯型をはめておこなうマウス
ピース矯正で歯を移動させていきます。
外科的矯正治療
出っ歯の原因が歯の傾きや生えている位置のズレでおきているのではなく、骨格的
な問題のときには矯正治療のみで治すことは難しいので、顎の骨を切って調整をす
る必要もでてきます。そのような場合には、適切な噛み合わせをとるために矯正医
と外科医によって手術がおこなわれます。
出っ歯は歯並びだけなく体の健康とも関わりがあることがお分かり頂けたかと思い
ます。
見た目の印象でお困りの方は、無料カウンセリングもおこなっているのでお気軽に
ご相談下さい。当院の無料カウンセリングのご予約はこちらから↓