投稿日:2023.10.6
正しい歯並びと前歯の前後の関係は?
正しい歯並びはどのような状態を指すのかをご存じですか?
歯並びや噛み合わせに問題があると、見た目だけでなくお口や全身の健康にも悪い影響を与えます。
問題に気づくためにも、まずは正しい状態について知ることからはじめましょう。
目次
正しい歯並びの4つの特徴
1.上下の正中が揃っている
奥歯で噛んだときに、上下の正中(1番と1番の間)にズレがない状態を指します。
歯の本数が不足している場合や、左右の歯の大きさに違いがある場合は、矯正治療後に正中がズレてしまうこともあります。
2.歯列から歯がズレていない
歯列には「U型」「V型」「方形」の3つが存在し、U型が理想とされています。
一見きれいに見える歯列であっても、1本でも歯がズレていると正常な歯並びとはいえません。
また、歯列からズレていなくてもアーチが縦長すぎる場合は、前歯が出ている状態ですので治療が必要です。
3.噛み合わせが崩れていない
奥歯で噛んだときに上下の歯がしっかり噛みこめる状態は、噛み合わせが安定しているといえます。
横にすべったり、どこで噛んでいいのか分からない場合は不安定な状態です。
噛み合わせはお口の健康はもちろん、お顔の見た目や首・肩のこりの出やすさにも影響しますので、定期的に調整してバランスがとれた状態を維持しましょう。
4.上顎が下顎を少し覆っている
下顎の歯列を上顎の歯列が少し覆っているのが正常です。奥歯で噛んだ状態を真下から見ると、上の前歯が下の前歯よりも少し前に出ており、先端で噛み合うことはありません。
下の前歯が前にでていたり、先端で噛み合ったりする場合は、歯並びに問題があります。
奥歯で噛んだときに前歯の先端が噛み合う「切端咬合」
意図的にではなく自然な状態で前歯の先端が噛み合う状態を、切端咬合といいます。
通常よりも前歯の先端が擦り減りやすく、それが原因で歯の神経が見えてしまうケースも少なくありません。
時間をかけて徐々に擦り減っていくため、痛みがないからと気にしない方も多いですが、神経が見えてしまうと激痛をともなう可能性が高めです。
また、神経を除去する処置が必要になるため、早めの改善をおすすめします。
上顎が下顎を覆いすぎている「過蓋咬合」
奥歯で噛んだときに下顎の歯列を上顎の歯列が深く覆っている状態を、過蓋咬合といいます。
切端咬合と同じように過蓋咬合も不正咬合の一種です。
奥歯に強い力がかかり続けることで噛む位置が低くなるだけでなく、下の前歯で口蓋(上顎の裏側)の歯ぐきを傷つける恐れもあります。
前歯の位置関係を治すなら矯正治療がおすすめです。
歯のズレが小さければ部分矯正で治療が可能です。
部分矯正の対象は基本的に前歯のみで、奥歯にズレがある場合は一部であっても噛み合わせが変化するため全体矯正で対応します。
どのような治療法が適切かは精密検査後に決定しますので、まずはそちらをご検討ください。
正しい歯並びを目指してみませんか?
正しい歯並びにすると見た目が改善されるだけでなく、お口や全身の健康にも役立ちます。
治療が早ければそれだけ負担の少ない日々を早く送れますので、歯並びや噛み合わせの問題がある場合はぜひ当院までご相談ください。
正しい歯並びで口元に自信をつけましょう!☺
当院は矯正の無料カウンセリングを随時行っておりますので
歯並びなど気になる方は是非一度ご相談くださいませ😃🦷
スタッフ一同お待ちしております✨
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