投稿日:2022/03/16

唾液の効用

こんにちは!

東京八重洲キュア矯正歯科です!

引き続き感染対策は行っていますでしょうか。

当院でもこまめな手指の消毒、うがい、診療室内の換気など

常に心掛けています。

 

マスク生活・・・まだまだ続きそうですね。

当院でもマスク生活の間に歯並びを綺麗にしたいという方が

増えております。

そこで、無料カウンセリングでよく聞かれる内容の一つとして

矯正中はむし歯になりやすいの?と関連して

唾液の効用についてお話させていただきます。

唾液の効用

・洗浄作用

唾液は食事をしていないときにも分泌され、歯や舌の表面についた食べかすや細菌を洗い流します。

 

・消化作用

炭水化物は唾液によって口の中でその一部が消化されます。

炭水化物を含むご飯やパンはよく噛むほど消化吸収が良くなります。

 

・緩衝作用

食べ物が口に入ると口の中は酸性に傾き、その酸が歯の表面を溶かして、むし歯の芽をつくります。

唾液は酸を中和してむし歯の予防をしています。

 

・潤滑作用

歯肉や舌などを守って、食べたり話しやすくしたりします。

噛んで柔らかくなった食べ物を飲み込みやすくまとめます。

唾液があまりでないと、飲み込みにくく、むせなどを起こしやすくします。

 

・抗菌作用

唾液には抗菌作用のある物質が含まれていて、細菌の増殖を抑えて感染を防ぎます。

 

・免疫作用

唾液中の免疫グロブリンが口腔内細菌に対してさまざまな抗菌作用を示します。

 

・歯の保護作用

唾液中のたんぱくによりペリクルを形成し、歯を保護します。

 

・歯の再石灰化作用

脱灰して失われたカルシウムやリンを補い、再び石灰化させます。

 

・味を認識する

味は舌の上に置くだけでは分からず、唾液の中に溶け出すことで認識されます。

 

・発音をしやすくする

唾液によって口の中が適度に潤っていると、口が滑らかに動き、発音するのが楽になります。

 

 

唾液が良く出るということはいいことづくしです。

では、唾液がたくさん出るにはどうしたら良いでしょうか。

唾液腺のマッサージ、酸っぱいものを見る、よく噛んで食べるなど。

よく噛んで食べることは毎日意識するだけなので手軽にできそうですね。

 

唾液はむし歯予防にもなります。

特に矯正治療中は器具をつけているため、歯磨きが不十分でむし歯になってしまう

ケースがあります。

矯正装置が外れたときにむし歯になっていたとならないように

当院では定期的なクリーニングをお勧めしております。

 

 

当院無料カウンセリングも行っておりますので

興味のある方は是非一度お越しください。