投稿日:2022/11/14
後戻りの原因【3選】
こんにちは。
東京八重洲キュア矯正歯科です🦷🤍
いつも当院のブログをご覧頂き、ありがとうございます❕
今回は、矯正治療後の後戻りの原因をご説明いたします。
矯正治療を経験した周りの方から「後戻りした」「前歯がデコボコになったきた気がする」
そんな話を聞いたことはないでしょうか🤔❔
せっかく治療しても、結局歯並びは戻ってしまうの!?と考える方もいらっしゃると思います。
確かに、僅かな後戻りはどうしようもないことも事実です。
しかし通常の後戻りとは、僅かに歯と歯の間に隙間ができたり、前歯に僅かなデコボコができたり、
ちょっと歯が捻じれてしまうという程度の後戻りであって、
完全に矯正治療前に戻ってしまうという、治療したことが意味がないような後戻りではありません🍀
では、なぜ後戻りが起きてしまうのか?その原因を3つご説明いたします。
①リテーナーを使用していなかった
この理由は後戻りを起こすうえで、最も多い原因です。
後戻りの大きな理由は、保定期間にリテーナー(保定装置)を使用していない事が挙げられます。
矯正治療は【歯を動かすための期間】と【歯を固定するための期間】の2つの期間が必要になります。
矯正治療を経て、きれいになった歯並びを固定し安定させることを保定といいますが、
歯並びを安定させるためには、リテーナーを使用することがとても大切です。
リテーナーの装着をサボってしまったり、使い方が間違っていると
綺麗な歯並びが、徐々に元に戻ってしまうことがあります😢
リテーナーの使用期間
では、そのリテーナーはどのくらい使用するものなのでしょうか❔
使用期間は骨が固まっていく期間になるので、個人差があります。
概ね2年程度を目安としますが、3年以上使用をご案内することもあります。
多いケースでお話しすると、矯正治療が終わってから半年~1年は24時間(食事と歯磨きの時は外します)、
その後は、安定性を見ながら徐々に使用時間を減らしていき2年~3年で、概ね安定したと思えるまで使用して頂きます👏
使用時間の判断は、定期健診などにお越しいただいた時にお話しすることが多いです。
②舌癖・口呼吸などの悪習癖
リテーナーの不使用に続いて、後戻りの大きな原因として、舌癖や口呼吸などの悪習癖があります💦
舌癖(ぜつへき)とは?
舌癖とは、舌が正しい位置になく舌を上下の歯の間にはさんでいたり、
舌を前歯に押しつけたりするクセのことを言います。
このような癖がずっとあると、舌の力が歯に影響して、歯並びを悪くしてしまうことがあります。
そのため矯正治療後も、舌が正しい位置にないと歯は徐々に動いてしまいます。
まずは舌で前歯を押さない。正しい位置に置いておくというのを日常的に意識しましょう。
舌癖改善のためのMFTというトレーニングに関するブログも過去にあげているので、ご参考くださいね🥰
③親知らずがある
親知らずとは、平均的には10代後半から生え始める、8番目の歯を指します。
生えている方・元々ない方・生えずに埋まっている方など状態は様々です。
親知らずが真っすぐ生えてこなかったり、生えるスペースがない場合には
親知らずが他の歯を圧迫する事で、後戻りしてしまう場合が多いのです😲
矯正治療後のきれいな歯並びをキープするためにも、親知らずの抜歯をおすすめします🦷
いかがでしたでしょうか?
矯正治療後の後戻りの原因を知っていただくことで、対策も立てられると思います。
ご参考になれば幸いです🙇✨
ご一読いただき、ありがとうございます❕