投稿日:2024/04/09

これ以上出っ歯を進めない!出っ歯防止方法とは?

みなさん、出っ歯になってしまう原因は何だと思いますか?
原因を知れば、これ以上出っ歯を進めないように対策ができます。
今回は、出っ歯になってしまう原因や日常にもできる対策も含めて詳しくお話して
います。みなさん、出っ歯になる理由を知って歯並びを悪くさせてしまわないよう
に普段の意識に役立ててくださいね!

 

東京 八重洲 女性 

みなさんは出っ歯にも種類があることを知っていますか?

実は出っ歯になってしまう原因には、大きく2つの種類に分けることができるんで
す。

1つは骨格性のもので、あごの骨の発育に原因があります。

前方のあごの骨が発育し過ぎてしまった場合、下あごよりも上あごが前に出すぎて
しまうので歯並びがよくても出っ歯の状態になってしまいます。
他にも、上下でどちらかのあごの骨の成長が進み過ぎてしまった場合、上下の骨格
のバランスが崩れてしまい、上顎前突(上の歯の出っ歯)や下顎前突(下の歯の出
っ歯)になってしまうことがあります。
あごの骨が原因で出っ歯になっている場合には、外科手術と矯正治療が一番の解決
策になります。

 

2つ目は歯並びが原因で出っ歯になる場合です。

歯の傾きや歯並びが凸凹と乱れていて出っ歯になっていることがあります。
このようなケースでは、歯並びを悪くしてしまっている理由が原因になっているこ
とが多いので、自分で改善することができれば出っ歯をそれ以上進めなくすること
ができます。

また、歯並びがキレイな方も原因に当てはまっていることがあれば、出っ歯になる
前に止めることで歯並びが悪くなるのを防ぐことができます!
このように出っ歯になるのは、あごの骨か歯並びに問題があるケースの2つに分け
られます。

あごの骨に原因がある場合に加えて、歯並びを悪くする行動をとっているようなら
自分で行動を直せばそれ以上出っ歯が進むことは控えられます。

しかし、根本的な治療方法としてはやはりあごの骨の手術と歯並びを整えるための
矯正治療を考えて頂くのがよいでしょう。
自分のケースがどちらに当てはまるのか分からない方は、歯科クリニックの先生に
診てもらいましょう。

 

<出っ歯を進めてしまう6つの原因と対策>

出っ歯にしてしまう原因は生まれつきの遺伝的なものもありますが、日常生活の悪
いクセによって出っ歯にしてしまうことも多いんです!
どのような習慣が出っ歯になってしまうのか、自分に当てはまることがあればぜひ
改善策を試してみて下さい。

【1.舌のポジションが低い】

歯並びは唇側(外側)からの圧と舌側(内側)からの圧が均等に保たれることでキ
レイな歯並びを保っています。
ですが、舌のポジションが適正な位置から外れている方も多く、このような場合に
は内側と外側からの圧が均等にかからなくなり、歯並びが凸凹と乱れる原因になっ
てしまいます。

【改善策】

まずは舌の正しいポジションを知りましょう!
口を閉じているときの舌は、上の前歯の後ろあたりにあるのが正しい位置になりま
す。
この位置を覚えて、口を閉じているときには意識的に舌のポジションをキープする
ようにしましょう。
また、舌の筋肉が弱くて舌の位置が低い状態になっていることもあるので、舌のト
レーニングも有効です。
トレーニング方法としては、舌をベーと前方向、下方向、上方向へと突き出し10
秒間ずつキープします。
その後、歯をなめるように舌を右方向へ10回、左方向へ10回ぐるぐると回しま
す。
簡単なトレーニングなので隙間時間でもできますよね!
筋力がつけば舌も上がりやすくなって、正しい位置を保ちやすくなってきますよ。

 

【2.指しゃぶり】

指しゃぶりは5歳頃までに卒業するのが理想的です。

なかなか辞められずに年齢を重ねてしまうと出っ歯や開口の原因になります。

【改善策】

心理面でやめられないお子様もいらっしゃるので、どうしてもやめられない場合に
は歯科医や歯科衛生士に相談しましょう。
無理にやめさせるのではなく、少しづつ段階を踏みながら卒業できるようアドバイ
スをくれるはずです。

 

【3.歯ぎしりや食いしばり】

歯ぎしりは前後左右にギリギリと動かすだけでなく、カチカチとするタッピング、
ぎゅーとした食いしばりなど数種類あります。
このような動きが複合的に混ざって日常の中で無意識にしている方もたくさんいま
す。
日常的に長い時間歯ぎしりをしていると、歯は次第に力がかかった方向へと動いて
いきます。
前後に揺さぶるように歯ぎしりをしていれば、出っ歯になってきてしまいます。

【改善策】

どのようなときに歯ぎしりや食いしばりをしているのか気づくことから始めましょ
う。
寝ているときにしているのであれば、歯ぎしりの音などで周囲の人が気づいてくれ
るはずです。
そのような方はナイトガードを使えば、クッション材となって歯同士が当たらない
ようになるので力が軽減されます。
起きているときも無意識でやっている方もいるので、そのままナイトガードを使え
ますが話しにくくなってしまいます。
PC作業や集中したときイライラしたときなど、どのタイミングで食いしばりしてい
るのか意識的に観察してみるのも良いです。
1時間に1回は口を大きくあけてリラックスさせてあげたり、目のつくところにメ
モを貼っておくのも防止策になります!

【4.舌癖】

舌癖(ぜつへき)と言って、前歯を舌で押したりするクセがある方がいます。
日常の中で長い時間前歯に力をかけることになるので、歯が傾き出っ歯になってし
まう可能性が高くなります。

 

【改善策】

舌を常に動かしてしまうクセがある方は習慣化されてしまっているので、気づくこ
とから始めて徐々に回数や時間を減らしていくことが必要です。
目のつくところにメモを貼って一定間隔でタイマーをセットして、クセが出ていた
ら中断するように意識づけしていきましょう!

【5.乳歯を早い時期に失っている】

永久歯との生え変わりのタイミングよりも早い時期に乳歯を失ってしまうと、永久
歯との生え変わりがうまくいかずに歯並びが凸凹になる原因になってしまいます。

【改善策】

乳歯を失う理由で一番多いのがむし歯です。
「永久歯が生えてくるから大丈夫」とむし歯を放置してしまうのは大きな間違いで
す。
乳歯も大事な歯です。
まずはむし歯にならないよう日頃の歯磨きとご両親の仕上げ磨きがカギになります

永久歯が生えてきてくれるまで、乳歯も丁寧にケアしてあげましょう。
そのためには歯科クリニックでの定期検診も大切です!
むし歯が見つかったら放置せずに、早めに治療してもらいましょう。

【6.歯周病】

歯周病は歯を支えているあごの骨を溶かしてしまう感染症です。
歯周病が重度化すればするほどあごの骨は減ってきているので、歯もグラグラと揺
れて元の位置から動いてきます。
以前と歯並びがズレてきたな・・と感じた方は、歯周病が原因かもしれません。

【改善策】

歯周病の疑いがある方やしばらく定期検診に行ってない方は、まずは歯科クリニッ
クで歯周病の検査をしてもらいましょう!
原因となっている歯石やプラークなどの汚れをキレイに落とすことで歯周病の進行
を遅くすることができます。
歯周病治療をすることで悪化を防ぎ定期的なメンテナンスで健康的な歯への改善が
できれば、歯の移動や揺れもおさまってくるでしょう。

 

矯正 歯並び 八重洲

いかがでしたか?ご自分に当てはまることはあったでしょうか?
出っ歯になる原因は、日常生活で自分が行なっている悪いクセからきていることが
お分かり頂けたかと思います。
原因を知って改善することで、それ以上出っ歯を進めなくすることもできますし歯
並びがいい方は今後の予防策としてご活用頂けます。
しかし、すでに出っ歯になっている方の根本的な治療は矯正治療になりますので、
キレイな歯並びに整えたいとお考えの方は、まずは無料カウンセリングでお話を聞かせてください。

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