「周囲の人に矯正治療をしていることを知られたくない」という方はとても多い印象です。
マウスピース矯正は「目立ちにくい」と有名な治療法ですが、残念ながら100％気づかれないわけではありません。
どのようなタイミングでバレやすいのかを分かりやすくまとめましたので、マウスピース矯正をご検討中の方や現在矯正中の方もぜひご参考ください。

目立ちにくいマウスピースがバレる4つの原因

透明な装置を使用するマウスピース矯正がバレやすいタイミングや状況は以下のとおりです。

間近で口元を見られる

いくら透明な装置を使っていても、見られる距離が近ければそれだけ気づかれる可能性は高くなります。

絶対に気づかれたくないという方は、相手との距離感に注意しましょう。

アタッチメントの周辺が汚れている

歯並びによっては、装置の一部に樹脂を固めて、アタッチメントを作ることがあります。
歯と同色のコンポジットレジンを使用しますが、色の濃い飲食を続けたりお手入れ不足が続いたりすると、アタッチメントの周辺（境目）に色がついて目立ちやすくなるため注意が必
要です。

装置が変色している

マウスピースを装置をつけたまま色の濃い食べ物や飲み物を口に含んだり、たばこを吸ったりすると装置全体が変色して目立ちやすくなります。
装置をつけたまま口にしていいのは水のみで、見た目が透明な飲み物でも糖が入っているものはむし歯や歯周病のリスクを高めるため禁止です。

装置内で歯ぐきの出血がおこっている

お手入れが不十分だと、歯ぐきが腫れて出血がおこります。
装置をはめていなければ唾液によって洗い流されることもありますが、装置をはめている間は唾液が触れないため消えずに残ってしまいます。

出血の量が多いと、歯の表面が赤く見えて、余計に目立ってしまうケースも少なくありません。

マウスピース矯正をバレずに続けるには？

マウスピース矯正を周囲に気づかれずに続けるには、まず歯や歯ぐき、装置に付着した汚れを丁寧に落とすことが大切です。

歯磨きをするときは、歯だけでなく歯ぐきも意識して磨くようにし、炎症や出血がない引き締まった歯ぐきを維持しましょう。
装置を洗うときは、硬すぎる歯ブラシを使用してはいけません。

表面に傷がついてしまうと、ざらつきがでて汚れがつきやすくなります。

柔らかめのブラシを使って優しく擦り洗いをしてください。

そのほか「装置をつけたまま色の濃い食べ物や飲み物を口に入れない」「たばこは装置を外
してから吸う」など、工夫できることはいくつかあります。

人目を気にせずにマウスピース矯正を続けたい方は、ぜひこれらのポイントに気をつけてお過ごしください。

装置の取り扱いに注意してバレるリスクを抑えよう

せっかくバレにくいマウスピース矯正を選んだのに、すぐに周囲に気づかれてしまっては治療へのモチベーションも下がってしまうでしょう。

装置の取り扱いに問題がなくても、間近で口元をみられるとバレる可能性はあり100％防げるものではないですが、お手入れや飲食、喫煙の仕方によってバレにくくすることは可能です。
ぜひ今回お伝えしたポイントを抑えて、人目が気にならない矯正治療生活を送ってください。

 

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