投稿日:2022/11/25

日本人の10人に1人以上は出っ歯!?

こんにちは

東京八重洲キュア矯正歯科です🦷✨

いつも当院のブログをご覧頂き、ありがとうございます🥰

 

日本人に比較的多い、前歯が出ていることで呼ばれる「出っ歯」という歯並び。

上の歯が出ていることで、口元の印象は大きく変わってくるので

コンプレックスに感じている人は少なくありません😲

そんな出っ歯ですが、実は種類が2種類あるのをご存知でしょうか❔

今回は出っ歯の種類と、治療方法についてお話しいたします。

 

出っ歯は2種類ある?

日本人の12%は出っ歯であると言われており、

不正咬合(悪い歯並びのこと)の中で2番目に多い割合を占めています。

10人に1人以上の割合で、出っ歯の人がいるということになりますが、

「出っ歯」の種類は、大きくわけて2種類あるのです。

1.骨格性上顎前突

骨格性上顎前突という症状は、日本人に最も多くみられます。

これは上顎の骨が過剰に成長をしていたり、下顎の成長が抑制されている状態です。

これらの骨格上の問題で、上顎が前方へ突出しているように見えてしまいます❕

そのため、たとえ歯並びが良くても、全体として上顎が前にでてしまっているケースです😢

この症状は前歯自体も傾いてしまっている場合が多く、次に挙げる歯槽性との併用型の方もいらっしゃいます。

2.歯槽性上顎前突

このタイプは骨格要因ではなく、前歯の傾斜によって前歯が突出してしまうタイプです。

また、その隙間を舌で塞ごうとすることで、前歯を押してしまい突出を助長してしまうことがあります。

下の歯との間に隙間ができやすいので、口腔内が乾燥しやすくなっています🌪

口腔内が乾燥してしまうと、虫歯や歯周病の原因になることもあるので要注意です💥

また、乾燥により口腔内で雑菌が繁殖することで口臭の原因になってしまうこともあります。

そのケースは、骨格性の場合の矯正と比べると、比較的治療は簡単にできることが多いです。

 

出っ歯の原因とは?

では、何故前述したような出っ歯(上顎前突症)になってしまうのでしょうか?

大きな2つの原因について、解説いたします✍

遺伝

顎の大きさや骨などは、遺伝の影響を受けやすいものです。

上下の骨のバランスが影響して、出っ歯になってしまうケースがあります。

例えばですが、上顎の骨に異常はなくても、下顎の骨の成長が不足してしまっている場合は、

出っ歯となってしまうため、上下顎のバランスも重要になってくるのです。

乳幼児期に長期間「指しゃぶり」が癖になってしまっていると、出っ歯になってしまう可能性があります❕

歯は指で動かそうとしても、歯は簡単に動くものではありませんが、

同じ力を長期間加え続けると位置がずれやすくなってしまいます😲

そのため、指しゃぶりの癖は早めに直してあげることが良いとされています。

また、舌を前に突き出す舌突出癖があることでも前歯を押し出してしまうので、

舌の癖も出っ歯の原因になってしまいます。

さらには、長期間にわたり舌に歯が押されてる影響で、すきっ歯になってしまうリスクもあるのです🦷

 

最適な治療法について

出っ歯を治療する場合、どのような治療法があるのでしょうか?

まだ骨格の成長が見込める時期(個人差はあるが小学生~中学生頃まで)であれば、

顎の成長のコントロールや、奥歯の位置の調整でヘッドギアなと呼ばれる装置で

治療を進めていくことが多いです。

骨格の成長が終わった時期であれば(一般的に12~15歳以降の方)、

当院で行っているワイヤー矯正やマウスピース矯正で治療をしていきます🍀

骨格の状態によっては、歯のコントロールだけでは改善が難しいこともあり

その場合は、顎の骨を切るの外科的な処置が必要になることもあります❕

 

いかがでしたでしょうか?

悩んでいる方が多い出っ歯について、原因と治療方法のご参考になれば幸いです。

ご一読いただき、ありがとうございます💛