矯正治療で痛みが出る原因

歯並びや嚙み合わせが良くない状態を不正咬合と言います。
不正咬合は歯だけの問題と思われがちですが、実は体の至るところに不調をもたらすこともあります。

虫歯になるリスクが高い

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすくなります。口内を清潔に保つ働きがある唾液も行きわたりにくくなります。歯垢が歯に付着したままだと虫歯菌が発生し、歯を溶かし虫歯を作ってしまいます。

歯周病になりやすい

歯ブラシがうまくできず、磨き残しがあると歯垢の細菌によって歯茎が腫れる原因に。また歯茎の隙間(歯周ポケット)に汚れがたまったままだと、歯の周りの骨が溶け、歯周病が進行してしまいます。歯周病の主な症状は、歯茎からの出血、口臭、歯のぐらつきなどです。さらにかみ合わせが良くないと、歯周病を悪化させる原因に。歯周病の改善にはお口の中を清潔に歯磨きを徹底することとかみ合わせを安定させることが重要になります。

歯にダメージがかかりやすい

咬む際に、強く当たる歯が合った場合、その歯には大きな力がかかっています。歯が削れている場合はかみ合わせが強い可能性が高いです。毎日、咬む歯なので繰り返し負担をかけ続けると歯にヒビが入ったり、歯が割れるケースもあります。歯の根っこまで割れてしまった場合は抜歯になることも。
そうならないためにも歯が当たると感じたら歯科検診をうけましょう。

あごに負担がかかりやすい

歯並びが悪く安定して咬めないと、顎の関節に負担がかかってしまいます。また食いしばりや歯ぎしりもさらにあごへの負担が大きくなります。睡眠中は体重の何倍もの力がかかり、なんと200キロ以上とも言われています。
歯ぎしり自体が悪いというわけでも、すべての歯ぎしりがあごに大きな負担をかけるわけではありません。歯並びの悪い方の歯ぎしりがあごに負担をかけてしまいます。
歯ぎしり以外にも、顎関節症などもあごに負担をかけます。顎関節症の主な症状はあごの痛み、あごを動かすと音がする、口が開きにくいなど…顎関節症の原因は様々な要因が考えられます。その要因の1つが歯並びやかみ合わせです。

肩こりになりやすい

歯並びと肩こりは一見関係がなさそうですが、肩と顎は密接につながっています。肩こりは首や肩の筋肉の緊張によって起こります。歯並びが悪いとものを咬む度に顎周りの筋肉に負担がかかります。この負担がかかることにより、硬直し血行が滞り、その影響が肩の血流にも広がり肩こりとなります。肩こりだけでなく、腰痛につながるケースも。マッサージやストレッチなどしてもなかなか肩こりが解消されない場合は歯科検診を受けてもよいかもしれません。

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