投稿日:2025.9.9
出っ歯とエラ張りには関係があるの?
みなさま、こんにちは!
東京八重洲キュア矯正歯科です!
東京八重洲キュア矯正歯科です!
「エラが張って顔が大きく見える 」そんなお悩みを抱えていませんか?生まれつ
きの顔立ちが原因だと思われがちですが、実は日常生活の癖や噛み合わせなどの後
天的な要因が影響している場合も少なくありません。本記事では、エラが大きく
なってしまう原因、出っ歯との関連性や、主な改善方法について、わかりやすく解
説していきます。
目次
なぜ顔の輪郭が広がってしまうの?

フェイスラインの中でも、耳から顎にかけてのラインが「エラ」と呼ばれる部分で
す。ここが横に張っていると、顔が四角く角ばって見える印象を与えます。
エラが大きくなる主な原因には、「骨の形」によるものと、「筋肉の付き方」によるもの
の2種類があります。前者は、遺伝などにより下顎の大きさや形に異常がある場合
です。下顎の骨が広がっていたり、直角に近い形状をしている場合、フェイスライ
ンに張り感が出やすく、エラが強調される要因になります。
の2種類があります。前者は、遺伝などにより下顎の大きさや形に異常がある場合
です。下顎の骨が広がっていたり、直角に近い形状をしている場合、フェイスライ
ンに張り感が出やすく、エラが強調される要因になります。
後者は、「咬筋(こうきん)」と呼ばれる筋肉が大きく関係しています。
咬筋はエラ部分のフェイスラインに存在しており、
食べ物を噛むときや会話をする際にも使われています。
しかし、過度な緊張が続いたり、歯ぎしり・食いしばりなどが原因で発達しすぎてしまうと、
後から顔が角ばった印象になってしまうことがあります。
後から顔が角ばった印象になってしまうことがあります。
出っ歯とは?特徴やリスクを解説

出っ歯とは、上の前歯が前方に突き出ている状態で、専門的には「上顎前突(じょ
うがくぜんとつ)」と呼ばれます。前歯が正常な位置よりも前に出ていることで、
口が閉じにくくなったり、発音や咀嚼に支障をきたすなど、見た目だけでなく機能
面にも影響を与えることがあります。口元が前に膨らんで見えるため、横顔のバラ
ンスが崩れ、コンプレックスにつながることも少なくありません。また、上下の噛
み合わせにズレが生じやすく、放置していると顎関節への負担や、虫歯、歯周病の
リスクが高まる恐れもあるため、早期に矯正歯科に相談することが重要です。
エラの発達に出っ歯は関係がある?
出っ歯だからといって、必ずしも顔のエラが目立つとは限りません。たとえ出っ歯
であっても、顎の筋肉(咬筋)が適切に使われ、バランスよく発達していれば、
フェイスラインが大きく変化することはありません。しかし、出っ歯が「噛み合わ
せの異常(不正咬合)」を伴っていると話は変わります。出っ歯は、上の前歯が飛
び出しているため、上下の前歯で噛み合わないことがあります。その影響で噛み合
わせが深くなったり、常に特定の筋肉に力が入る状態が続くと、咬筋が過剰に発達
することがあります。顔の横幅と出っ歯の両方が気になる場合は、矯正歯科で精密
検査を受けることで、噛み合わせや筋肉の使い方を詳しく確認できます。気になる
症状がある方は、まずは一度ご相談いただくのがおすすめです。
「深い噛み合わせ」はよりエラが目立つリスクが高くなる
出っ歯に伴ってよく見られる噛み合わせの異常の一つが「過蓋咬合(かがいこうご
う)」です。これは、奥歯を噛んだときに上の前歯が下の前歯を深く覆ってしまう
状態で、重度になると下の前歯が完全に隠れてしまうことや、上の前歯の裏の歯ぐ
きを傷つけてしまうこともあります。噛み込みが深いことで上の前歯が前方に押し
出され、出っ歯の状態になるケースが多くあります。過蓋咬合のように噛み合わせ
が深い状態では、噛む力が過剰にかかるため、咬筋への負荷も強くなります。特に、
上顎が前に出て下顎が引っ込んだような噛み合わせでは、エラが発達しやすい傾向
があります。
気になるエラは矯正治療で治せる?
骨格性のエラは矯正のみで治すことはできませんが、出っ歯が伴う「筋肉性のエラ
(咬筋の発達)」は、原因となっている噛み合わせを改善することで、エラを目立
たなくできます。発達した筋肉は短期間で小さくなるわけではありませんが、矯正
治療によって噛み合わせを改善し、正しい咀嚼の力を取り戻すことで、徐々に顎ま
わりの筋肉の負担が減り、顔の輪郭も自然とスッキリしていきます。
原因別のエラ改善の対処法
【噛み合わせが原因になっている場合】
矯正治療
矯正治療では、ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正(舌側矯正))やマウスピース
型矯正などを用いて、出っ歯や過蓋咬合といった噛み合わせの乱れを改善します。
噛み合わせが改善されることで、咬筋など特定の筋肉への負担が軽減され、緊張を
緩和する効果が期待できます。また、歯並びが整うことで見た目が美しくなるだけ
でなく、発音の明瞭化や咀嚼機能の向上、さらには顔の左右差の改善、頭痛や肩こ
りといった全身の不調の軽減にもつながるケースがあります。
外科矯正
骨格のズレによって引き起こされた噛み合わせの悪さが原因でエラが張って見える
場合、通常の矯正治療だけでは改善が難しいことがあります。そのようなケースで
は、外科手術によって顎の骨の位置を整えた上で、矯正治療を行う必要があります。
外科矯正は手術を伴うため、体への負担もありますが、その分、顔の輪郭や口元の
バランスが大きく整い、見た目の印象が大きく変わる可能性があります。また、噛
み合わせが改善されることで、「噛む」「話す」といった口腔機能の向上も期待で
きる治療法です。
【筋肉の緊張が原因の場合】
注射による治療
咬筋に筋弛緩作用のある製剤を注射する方法があります。筋肉の緊張を和らげてエ
ラの張りを軽減する効果がありますが、これは一時的な対症療法です。もし不正咬
合がエラ張りの原因であれば、根本的な改善には噛み合わせを整える矯正治療が適
しています。
合がエラ張りの原因であれば、根本的な改善には噛み合わせを整える矯正治療が適
しています。
【骨格が原因の場合】
外科的処置
骨格の構造そのものに原因があるエラ張りは、歯並びを整える矯正治療のみでは改
善が難しく、顎の骨の形を整えるなどの外科処置が求められることもあります。
まとめ

顔のエラが強調されると、輪郭がごつく見えたり、顔全体が大きく見えてしまうこ
とがあります。これは骨格や咬筋、噛み合わせの異常などが関係していることが多
く、適切な治療方法を判断するためには、専門機関での精密検査が必要です。特に、
出っ歯などの噛み合わせの影響で咬筋に負担がかかり、エラが発達している場合は、
矯正治療によって改善が期待できます。噛む力が強すぎる、噛み合わせが深いと
いった症状がある方は、まずは一度、東京八重洲キュア矯正歯科へご相談ください。
当院の初回カウンセリングでは、患者様のご不安やご希望に丁寧に耳を傾け、お口
の状態に合った治療法をご説明いたします。カウンセリングのご予約はこちらから
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当院は東京駅北口から徒歩1分、横断歩道を渡ってすぐの場所にあります。日本橋・京橋・大手町駅からも徒歩圏内で、都内各地からアクセスしやすく、お仕事帰
りにも通いやすい立地です。
「大人の裏側矯正(舌側矯正)」に特化した矯正専門クリニック
東京八重洲キュア矯正歯科は「目立ちにくい大人の裏側矯正(舌側矯正)」に特化
した矯正歯科です。オフィス街に位置していることから、働く世代の患者様にも多
くご来院いただいております。最新のデジタル設備を備えたデジタル裏側矯正(舌
側矯正)専門院として、見た目に配慮しながら、歯並びや噛み合わせを丁寧に整え
る治療を提供しています。矯正治療の本質である「噛み合わせの改善」と「美しい
歯並びの長期的な維持」を大切にし、お一人お一人に合わせた治療プランをご提案
いたします。
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