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投稿日:2024.8.30

出っ歯の目立たない矯正方法ってあるの?

歯並びを整えたいと思う方の中には、矯正中の装置の見た目が気になって迷っている方も
いるのではないでしょうか。
矯正治療にもいくつか種類があり、矯正中の見た目が目立ちにくい方法もあります。
そこで今回は、出っ歯の目立たない矯正方法についてご紹介します。

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出っ歯はどのような状態?

出っ歯は、上の前歯が前に出て生えている状態です。
前歯が傾斜している場合もありますし、骨格自体が前に出ていることもあります。
日本人は顎が小さい傾向になるため、全体の10%程度が出っ歯の状態と考えられており、
不正な歯並びの中で2番目に多いです。

出っ歯の原因とは

・生活習慣が関係している

舌で歯を押すくせ
安静にしている時の正しい舌の位置は、上顎の少し出ている部分です。
この位置に舌先が軽く触れている状態が正しい位置になります。
しかし、前歯の間から歯を出したり、前歯を押すくせがあったりすると少しずつ歯が前に
出てきてしまい、出っ歯になることがあります。

口呼吸
通常は、鼻で呼吸をする鼻呼吸が正しいのですが、出っ歯の場合口が閉じにくく、口呼吸
になりやすいといわれています。
口呼吸はいくつかデメリットがあり、お口の中が乾燥するため、口臭やむし歯、歯周病の
リスクが高くなります。
また、鼻呼吸はウイルスや細菌をブロックしてくれますが、口呼吸はそのままダイレクト
に吸い込んでしまうため、風邪などの感染症にかかりやすいです。
そのほかには、口呼吸は寝ている時に舌が下がりやすくなるため、いびきをかきやすいで
す。
いびきは、良質な睡眠が確保できないだけでなく、酸素が不足してしまうため、血管に負
担がかかります。

指しゃぶり
小さいお子さんが安心するために指しゃぶりをすることがあると思います。
3歳までの指しゃぶりは、気持ちを安定させる役割があると考えられており、無理にやめ
させなくてもよいといわれています。
しかし、3歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合には、歯並びに悪影響が出る可能性が
あります。
そのため、3歳を過ぎたら少しずつ指しゃぶりが止められるように促してあげましょう。

爪かみ

指しゃぶりと同様に爪を噛む習慣も出っ歯になりやすいです。
衛生的にもよくないため、爪かみはできるだけ早く止めるようにしましょう。

・遺伝的な要因

歯や顎の大きさは遺伝する傾向になるため、生まれつきの遺伝のケースもあります。
小さい頃から出っ歯の場合には、お子様の顎の成長を促して永久歯が正しい位置に生えて
くるように誘導する方法があります。
成長期のお子さまの歯や顎の骨は柔軟で、大人と比較すると動きやすい傾向になるため、
お子様の負担も軽減できます。
また、出っ歯の矯正治療をする際に、歯を並べるスペースが足りない場合には抜歯が検討
されますが、お子様の時期から矯正治療を開始すると、抜歯の可能性が低くなります。

出っ歯を放置するリスク

・口呼吸になりやすい
先ほども少しお話させていただきましたが、出っ歯の方は上の前歯が出ているため、口が
閉じにくい傾向になります。
そうすると、鼻呼吸より口呼吸になりやすく、多くのデメリットがあります。

・むし歯や歯周病、口臭のリスクが高くなる
出っ歯などで歯並びが悪いと、凸凹した部分に汚れが残りやすく、その部分に歯ブラシが
当たりにくくなります。
磨き残しの中には、むし歯菌や歯周病菌がひそんでいるため、むし歯や歯周病のリスクが
高くなります。
また、汚れの中の細菌が毒素を排出するため、口臭の原因になることもあります。

・前歯をケガする可能性がある
出っ歯は口を閉じにくい傾向がありますが、不意に転んだ時に口元をぶつけてしまうと前
歯をケガする可能性があります。

・ほかの歯や顎に負担がかかりやすい
出っ歯の方は、上の前歯が出ている傾向になるため、前歯がきちんと噛み合っていないケ
ースが多くなります。
そうすると、ほかの部分に強く当たってしまったり、かみ合わせのバランスが悪くなって
しまったります。
そうすると、強く当たっている歯に負担がかかったり、かみ合わせのバランスが悪くなっ
て顎に負担がかかったりします。

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出っ歯の目立たない矯正方法とは

・裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正は、ワイヤー矯正の1種で歯の裏側に矯正装置をつける方法です。
歯の表側に装置をつける方法が広く行われてきましたが、矯正中の装置の見た目が気にな
るというお声があります。
それに対して裏側矯正(舌側矯正)は、装置の見た目がほとんど見えにくい矯正方法です。

裏側矯正(舌側矯正)のメリット

矯正装置がほとんど見えない
裏側矯正(舌側矯正)は、装置がほとんど見えにくいため、周りの方の矯正治療をしている
ことを気づかれにくい方法です。
写真撮影を控えている場合や仕事で矯正装置が目立つのは気になるという方におすすめに
なります。

出っ歯や受け口は内側に歯を動かしやすい

歯の表側に装置をつける方法と比較すると、内側から引き込む力がかかるため、出っ歯や
受け口などの歯並びは動かしやすい傾向になります。

 

お口の中を傷つけにくい
歯の裏側に装置がついているため、外から物がぶつかった時などに粘膜に直接装置が当た
ることがないため、お口の中が傷つくリスクが軽減します。

裏側矯正(舌側矯正)のデメリット

慣れるまで発音がしにくい
歯の裏側は舌があるため、装置がつくことで舌の動きに違和感を覚えることがあります。
ただし、装置をつけて1~2週間程度で違和感に慣れることが多く、一時的なことが多いで
しょう。

歯磨きがしにくい
歯の裏側は、歯ブラシが当たりにくい部分です。
装置と歯の間は汚れが残りやすいため、歯磨きがしにくい部分も丁寧にブラッシングする
必要があります。
歯ブラシだけでは汚れが落ちにくい部分は、矯正用の歯ブラシや毛束が1つになっている
「タフトブラシ」を併用して汚れを落としましょう。

・マウスピース型矯正
従来の矯正方法は、ブラケットとワイヤーを使った「ワイヤー矯正」が多く行われてきま
した。
マウスピース型矯正は、患者さまのお口の中をスキャンして、ぴったり合ったマウスピー
スを作製し、段階的に形の違うマウスピースに交換することで歯並びを整える方法です。

マウスピース型矯正のメリット

取り外しができる。
食事や歯磨きの時に取り外しができるため、装置の間に食べ物がはさまってしまうことが
ありません。
また、歯磨きも装置との間に汚れが残って磨きにくいことがないため、スムーズに歯磨き
ができます。

透明のマウスピースのため目立ちにくい

マウスピース型矯正で使用する装置は、透明のマウスピースで薄いため装置が目立ちにく
い特徴があります。
そのため、矯正中の装置の見た目が気になってしまう方におすすめの方法です。

痛みや違和感が少ない
マウスピース型矯正は、患者さまのお口に合わせてマウスピースを作製します。

そのため、粘膜に装置が当たって痛みが出ることが少ない方法です。
また、ワイヤー矯正は1ヶ月に1度程度調整を行いますが、マウスピース型矯正は1~2週間
程度で装置を交換します。
矯正で動かせる範囲は決まっているため、1度にかかる力が弱い傾向にあります。
そのため、マウスピース型矯正は痛みが出にくい矯正方法と考えられています。

 

 

【まとめ】

出っ歯を放置すると、口呼吸やむし歯、歯周病のリスクが上がるなどデメリットがありま
す。
装置の見た目が気になる方は、目立ちにくい装置もありますので、お気軽にご相談くださ
い。
患者さまのお悩みやご希望、歯並びを検討させていただいた上でよりよい矯正方法をご提
案させていただきます。

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