投稿日:2024.7.16
お口の筋力鍛えて、口元美人に
目次
こんにちは。
東京八重洲キュア矯正歯科です!
いつも当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
さて今回は【お口の筋力鍛えて、口元美人に】についてお話しさせていただきます。
「出っ歯で口元が突出している」
「最近口元がたるんできた」
口元は顔の印象に大きく関わることから、このような悩みを持つ方は少なくありません。
本記事では、口元の美しさを引き出すための筋肉と、それを鍛えるためのトレーニング方法を紹介します。
また、歯列矯正で口元美人になれるのかについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
口元美人の条件
顔の印象を大きく左右すると言われている口元。
口元美人とされる条件は、歯並びはもちろんのこと唇や舌の位置などがあります。
整った歯並びと白い歯
口元美人の条件の中で基本とされるのが、整った歯並びと白い歯です。
白くてきれいな歯は、笑顔をより魅力的にし、清潔感と健康的なイメージを与えます。
一方、歯並びが悪く、黄ばんでいると不衛生な印象を与えがちです。
コーヒーやワイン、喫煙などは歯が黄ばみやすくなるため注意しましょう。
スマイルライン
スマイルラインとは、笑ったときに上の前歯の先端が描く線のことです。
下唇のラインに沿ったゆるやかなカーブが理想と言われており、歯並びの美しさを評価する指標として用いられます。
唇の位置
口元美人は、上唇と下唇のバランスが整っていることも大切です。
唇の理想的な比率は「上唇:下唇=1:2」と言われています。
また、話していない、食べていない時などリラックスした状態では、唇が軽く閉じていると美しく見えます。
それに加え、唇を閉じた状態はお口の中が保湿され、唾液による自浄作用で虫歯や歯周病、口臭を防ぐことができます。
舌の位置
一見、舌の位置が口元の美しさに影響を与えるとは思えないかもしれませんが、実は密接な関係があるのです。
舌が正しい位置(舌が上顎に自然と触れている)にあると上あごの歯のアーチが整い、歯並びが維持されます。
また、舌の位置は発声にも影響を及ぼすため、舌が正しい位置にあると発音がはっきりとし、聞き取りやすくなります。
口元美人に関わるお口周りの筋肉とトレーニング法
お口周りの筋肉は、食べ物を噛み砕く、飲み込む、発音する、表情を作るなどさまざまな役割があります。
しかし、加齢や歯並びの問題などにより、お口周りの筋肉が衰えると口元の印象に影響が出ることがあります。
ここでは、口元美人に関わる3つのお口周りの筋肉とトレーニング法を紹介します。
頬筋(きょうきん)
頬筋とは、顔の両端から口角の横に位置している筋肉です。
口角を引き上げる役割があります。
また、頬の脂肪を支え、膨らませたり凹ませたりする動きもあり、息を吸う、吐く際にも頬筋が活動しています。
しかし、頬筋が衰えると口角が下がって口元がたるみ、老けた印象を与えてしまうことも。
若々しい口元を目指すには、定期的にトレーニングを行いましょう。
【トレーニング方法】
頬筋を鍛えるためには、さまざまなトレーニング方法がありますが、ここでは簡単に実践できる方法を紹介します。
まずは目を大きく開き、上の歯が見えるように口角を上げて笑います。
つぎに親指と人差し指で頬を優しく持ち上げ、その状態を5秒間キープします。
最後に手を外して自然な笑顔を5秒間キープしましょう。この動作を3セット繰り返します。
口輪筋(こうりんきん)
口輪筋は唇を囲むように位置しており、意識しないと動かすことが難しい筋肉です。
口輪筋は頬筋や眼輪筋までつながっていて、表情を作り出します。
口輪筋が衰えるとシワやほうれい線、二重顎の原因となることがあります。
【トレーニング法】
口輪筋トレーニングを始める前に、まずは筋肉のコリをほぐしましょう。
指を頬骨の下あたりにあてて、優しく円を描くようにマッサージしていきましょう。
コリをほぐした後、口輪筋トレーニングを行います。
たとえば、割り箸を使ったトレーニングがあります。
まず、口に割り箸をくわえます。つぎに口角をグッと引き上げましょう。
最後に筋肉を意識しながら、ゆっくり元に戻します。
オトガイ筋
オトガイ筋は、下あごの中央部分に位置する表情筋です。
口を閉じるときに下あごを持ち上げる役割があり、下あごに力を入れると梅干しのようなシワが寄るのもオトガイ筋の働きです。
加齢とともに口輪筋が衰えるとオトガイ筋に影響を与えることがあります。
また、柔らかい食べ物ばかりで噛まずに食べていると口輪筋やオトガイ筋が衰えることもあります。
【トレーニング法】
まず、背筋を伸ばして姿勢を正します。
つぎに首を自然に後ろに倒しながらゆっくりと上を見ます。
舌を上に突き出し、ゆっくりと時計回りに10回円を描きます。その後、反時計回りにも同様に10回円を描きましょう。
歯列矯正で歯並びを治すと口元美人になる?
歯列矯正は歯並びと噛み合わせを整えることを目的とした治療ですが、歯並びが整うことで顔の筋肉のバランスが整い、口元の印象が変わることがあります。
梅干しシワが解消される可能性がある
下あごにできる梅干しシワは、歯並びが悪いことにより唇がくまく閉じられず、オトガイ筋に力が加わることで生じます。
歯列矯正によって歯並びや噛み合わせが整えられると、唇を自然に閉じられるようになります。
オトガイ筋の緊張がやわらぐため、梅干しシワが目立たなくなるのです。
Eラインの改善が期待できる
Eラインとは、鼻先から顎先までを結んだ線のことで、美しい横顔の指標とされています。
上下の唇が軽く接するか、ほんの少し内側に入っていることが理想的です。
Eラインは自分で簡単にチェックできます。
人差し指を鼻と顎の先端に当ててみましょう。
唇が指にほとんど触れていないか、軽く触れる程度であればEラインが美しいと考えられます。
もし唇が指に大きく触れたり、指が顎に届かない場合は、歯列矯正で歯並びを整えると横顔のバランスが改善される可能性があります。
フェイスラインがすっきりする
食べ物を噛む際に使用する筋肉に咬筋があります。
過剰に使い過ぎると咬筋が発達するため、エラが張った状態となります。
歯列矯正によりお口周りの筋肉のバランスが整うと、咬筋が適切な力で使えるようになりフェイスラインがスッキリし、顔全体の印象が若々しく改善される効果が期待できます。
しかし、歯列矯正を受けたからといって、口元美人になるとは限りません。
口元の美しさは、歯の色やスマイルラインなど、さまざまな要素が関係しています。
このため、口元美人を目指す場合は、歯列矯正と併せて歯のホワイトニングや表情筋のトレーニングなどが必要です。
口元美人はMFT(口腔筋機能療法)で改善される?
皆さんはMFT(口腔筋機能療法)をご存じですか?
MFTとは、舌やお口周りの筋肉を鍛えるトレーニングのことです。
舌を突き出す癖、唇を咬む癖がある方は、歯列矯正で歯並びを整えたとしても再度歯並びの悪化を招いてしまう可能性があります。
歯列矯正と並行してMFTを行うことでお口の周りの筋肉が正しく機能し、歯並びが安定しやすくなります。
まとめ
口元の美しさは、整った歯並びや白い歯だけでなく、唇や舌の位置、お口周りの筋肉の状態などさまざまな要素によって形成されます。
表情筋トレーニングや歯列矯正、MFTなど組み合わせることで理想の口元に近づけられるでしょう。
当院では、無料カウンセリングを実施しています。歯並びはもちろんのこと口元の美しさが気になる方も気軽にご相談ください。
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