投稿日:2024.12.17
ホワイトワイヤー矯正のメリットは? 銀色のワイヤーとの違いや注意点をご 紹介
「ワイヤー矯正を目立ちにくくする方法はないの?」と気になっていませんか?
ワイヤー矯正は目立ちやすい治療法として挙げられますが、装置の種類を変えて目立ちにく
くすることが可能です。
こちらのページでは、ホワイトワイヤーを使用した治療法のメリットやデメリット、注意点
などを分かりやすくまとめました。ワイヤー矯正の審美性が気になっている方やマウスピー
ス型矯正が選択できなくてお困りの方はぜひご参考ください。
目次
ホワイトワイヤー矯正の3つのメリット
ホワイトワイヤー矯正は比較的新しい治療法で、通常のワイヤー矯正と違う点がいくつか存
在します。ホワイトワイヤーを使用することでどのような変化やメリットがあるのかを以下
でくわしくみていきましょう。
ワイヤー矯正でも目立ちにくい
ワイヤー矯正の欠点の一つに「目立つ」が挙げられますが、ホワイトワイヤーを使うことで
人目につきにくい状態にできます。ブラケットを透明や白に変更すると、より目立ちにくく
なるのでおすすめです。「装置がギラギラして見えるのが嫌だ」という方に向いている治療
法といえるでしょう。
幅広い症例に対応できる
歯を1本1本固定できるワイヤー矯正はマウスピース型矯正よりも微調整がしやすく、特殊
な動きも容易にできるため、軽度から重度の症例まで幅広く対応可能です。マウスピース型
矯正を選択できない場合であっても、ホワイトワイヤーを使うことで目立ちにくさをキープ
しながら理想の歯並びや噛み合わせに仕上げられます。
塗料がはがれ落ちにくい
ホワイトワイヤーはロジウムという白い金属が使用されており、通常の塗料とくらべて剥が
れ落ちにくいという特徴があります。耐久性も高いため、破折や変形といったトラブルが起
こりにくいのもメリットといえるでしょう。
ロジウムではなくただ単に白い塗料がされているタイプもあり、それだと剥がれやすいため
注意が必要です。使用するワイヤーがどちらなのか気になる方は事前に歯科医院へご確認く
ださい。
ホワイトワイヤー矯正の5つのデメリット
目立ちにくさで人気のあるホワイトワイヤーですが、残念ながら万能ではありません。納得
のいく治療につなげるためにも、メリットとデメリットの両方を正しく理解しておきましょ
う。
金属アレルギーの方は使用できない
ホワイトワイヤーは一般的なワイヤーと見た目が大きく異なりますが、金属素材であるとい
う点は同じなため、金属アレルギーの方には使用できません。今反応がでないとしても妊娠
や出産を機に体質が変わる人もいるので、使用する装置の素材選びは慎重に行う必要があり
ます。とくに成人矯正の場合、治療期間が2~3年続くケースがほとんどです。長期にわた
る治療だからこそその点には十分注意しましょう。
摩擦抵抗が大きくなる
ホワイトワイヤーに使用されるロジウムは、通常の金属ワイヤーよりも摩擦抵抗が大きく、
そのぶん歯が動きにくくなるため治療期間が延びる可能性があります。延長が困るという方
には通常のワイヤー矯正のほうが向いているでしょう。
マウスピース型矯正にくらべると目立ちにくさは劣る
ホワイトワイヤーは一般的な金属ワイヤーよりも目立ちにくいですが、天然歯の色との差が
大きいと人目につきやすい場合があります。また、装置の凹凸があることで見る側が全く分
からないというわけではありません。見た目が透明で薄い装置を使用するマウスピース型矯
正のほうが目立ちにくいといえます。
装置のすき間に食べ物が詰まりやすい
固定式のワイヤー矯正は装置のすき間に食べ物が詰まりやすく、外食を避ける方も少なくあ
りません。繊維が多いものや粘着性の高いものは詰まりやすいので、外食時は控えるほうが
いいでしょう。通常のワイヤー矯正はもちろんホワイトワイヤーを使用してもその点は注意
が必要です。
取り扱っていない歯科医院もある
ワイヤー矯正自体は昔ながらの治療法で、矯正歯科を行っている歯科医院では取り扱ってい
るケースがほとんどです。しかし、ホワイトワイヤーは特殊な塗料で加工されている分コス
トがかかり、また歯が動くスピードも通常のワイヤー矯正に劣ることから使用しない歯科医
院が多いのが現状です。ご希望の方は事前に確認しておくといいでしょう。
ホワイトワイヤー矯正は一般的なワイヤー矯正より痛くない?
どちらもワイヤー矯正であるため、治療中に発生する痛みの大きさに差はありません。ワイ
ヤー矯正は「施術者である歯科医師の力加減」によって痛みが左右されるのが特徴です。強
い力をかければその分歯が動くため、強い痛みを感じやすい傾向にあります。
ホワイトワイヤー矯正をご検討中の方は、痛みを感じたときにすぐに対処できるよう緩和方
法についても正しく理解しておくようにしましょう。
ホワイトワイヤー矯正で痛みを感じたときの対処法について
矯正治療中は、歯が動いたり外傷性の口内炎ができたりなど痛みを感じるタイミングがいく
つか存在します。とくに歯が動くときに生じる痛みは避けることができず、それが原因で治
療に対するモチベーションが下がってしまう方も少なくありません。正しい対処法を理解し
て前向きに治療をすすめていきましょう。
温かい飲み物を飲む
お口のなかを温めることで血行がよくなり痛みの緩和につながります。白湯がおすすめで、
ホットコーヒーは矯正用のゴムをしている場合、着色する可能性があるため注意しなくては
いけません。また、甘い飲み物も飲み続けると虫歯のリスクが高まります。
マウスピース型矯正で使用する装置は熱に弱く、装着したままお口のなかを温めると変形の
恐れがあります。ワイヤー矯正だからこそすぐにできる方法といえるでしょう。
歯ぐきをマッサージする
歯ぐきをマッサージをすることで血行がよくなり痛みの緩和につながります。お口のなかを
温めたあとに行うとより効果的です。歯ぐきを爪で傷つけないように指の腹を使って優しく
押しましょう。
痛み止めを使用する
歯が動く痛みは市販の痛み止めで緩和できます。頻繁に服用すると胃が荒れる可能性がある
ため、2回目を服用するときは1回目から4時間以上はあけるようにしてください。リスクを
抑えるために別の対処法を先に試すことをおすすめします。また、商品によって注意事項が
異なる場合がありますので、かならず確認してから服用するようにしてください。
専用のワックスで装置を覆う
装置が粘膜にあたって痛みがでることもあります。粘膜に傷がつくとそれが口内炎になるこ
とも珍しくありません。専用のワックスで装置を覆うことで粘膜への刺激が伝わりにくくな
り、痛みの緩和や予防に役立ちます。口内炎ができやすい方は早めに貰っておくといいでし
ょう。
ゴールドワイヤーはホワイトワイヤーよりも目立ちにくい
一般的なワイヤーよりも目立ちにくいホワイトワイヤーですが、白すぎて天然歯に馴染まな
いケースも珍しくありません。その場合は、日本人の天然歯の色に馴染みやすいゴールドワ
イヤーがおすすめです。ホワイトワイヤーと同じように取り扱っている歯科医院が少ないた
め、気になる方は事前にご確認ください。
目立ちにくいワイヤー矯正をご希望の方は当院までご相談を
ワイヤー矯正は「目立ちやすさ」が欠点として挙げられがちですが、ホワイトワイヤーや透
明なブラケットを使用して目立ちにくくすることが可能です。難しい症例でマウスピース型
矯正が選択できないという方でも安心して治療を始められるでしょう。通常のワイヤー矯正
との違いや注意点を理解しておくことでより満足のいく結果につながりやすくなります。も
っとくわしく知りたいという方は当院までお気軽にご連絡ください。
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