投稿日:2025.2.18
マウスピース矯正で顔の歪みは改善できる?
こんにちは。東京八重洲キュア矯正歯科です。
「顔の左右が少しズレているのが気になる」「鏡を見たときに口元が歪んでいる気がする」など、お顔の歪みにお悩みの方は少なくありません。
お顔のバランスが左右で整っていると、美しく整った印象を与えます。
お顔や口元に歪みがあると、鏡を見ることや写真を撮られることに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
また、歪みが少ないと筋肉のバランスがよくなり、たるみやシワが目立ちにくくなるといった効果も期待できます。
それでは、お顔の歪みはどのようにしたら改善できるでしょうか。
今回は、歯科の「マウスピース型矯正装置」でお顔の歪みが改善できるのかを説明します。
目次
マウスピース矯正でお顔の歪みを改善できるケースもある
お顔が歪む原因はさまざまなものが考えられますが、歯並びやかみ合わせのズレがお顔のバランスに影響を与えている場合は、歯列矯正によって改善が期待できるケースもあります。
その反面、骨格的な問題からお顔が歪んでいる場合は、歯列矯正だけでは難しいケースもあるでしょう。
「どのような治療法ならお顔の歪みが改善できるのか」といったご相談は、矯正治療を専門とする歯科クリニックに尋ねてみるのがおすすめです。
お顔の歪みの原因とは?
お顔が歪んでしまう原因はさまざまなものがありますが、大きく分けて以下のようなケースが考えられます。
1.かみ合わせのズレ
かみ合わせが悪いと、顎の位置が適切な位置に収まらず、左右どちらかにズレたり、前後に傾いたりします。
かみ合わせにズレがあると、片側の顎に負担がかかり、筋肉の発達に左右差が生じることがあるからです。
片側の筋肉ばかりが使われたり、逆に使われない部分が出てきたりすることによって、一方の頬のエラが張り、お顔に左右差が生じることがあります。
2.生活習慣による影響
日常の何気ないクセや習慣が、長期間続くことでお顔の歪みを引き起こすことがあります。
頬杖をつく
片側ばかりに頬杖をつくと、お顔の片側に圧がかかり続け、顎がズレてしまうことがあります。
これにより、左右のフェイスラインの形が変わり、お顔の歪みにつながります。
片側でばかり噛む
食事の際に片方の歯ばかり使うと、顎の筋肉のバランスが崩れ、お顔の左右差が生まれるケースもあります。
「片側だけで噛む」といったクセは、知らないうちに習慣になりやすく、無意識でされている方もいらっしゃいます。
長年このクセが続くことで、お顔のバランスや筋肉に影響を与え、お顔の歪みを引き起こすことがあるのです。
寝るときの姿勢が偏っている
横向きやうつ伏せで寝る習慣があると、片側のお顔にばかり圧がかかり続け、骨格や筋肉のバランスが崩れやすくなります。
特に、同じ方向ばかりを向いて寝ることで、フェイスラインが左右非対称になることがあります。
3.骨格の歪み
生まれつきの骨格の問題や、成長過程での顎の発育によって骨格が歪み、お顔に左右差が生じることもあります。
この場合では、歯列矯正だけでは改善が難しいでしょう。
お顔の骨格、特に顎の位置がずれると、お顔全体のバランスが崩れやすい傾向にあります。
たとえば、顎が前に突き出ている場合や、顎が後ろに引っ込んでいる場合、お顔の左右が非対称に見えることがあるのです。
また、顎の位置が適切ではない場合、かみ合わせにも影響を与え、さらにお顔の歪みが悪化するケースもあるため注意が必要です。
お顔の歪みを改善するマウスピース型矯正装置
歯科医院では、お顔の歪みを改善するために「マウスピース型矯正装置」をご提案することがあります。
歯並びを整えて適切なかみ合わせへ導くことで、お顔のバランスを改善する効果が期待できます。
マウスピース型矯正装置とは
それでは、「マウスピース型矯正装置」とはどのような装置なのでしょうか。
マウスピース型矯正装置とは、マウスピースを使用して歯を少しずつ移動させて歯並びを整える治療装置です。
マウスピースが透明なので、目立ちにくく、周りの人から気づかれにくいのが特徴です。
取り外しが可能なので、今まで通り食事を楽しむことができます。
また、取り外して歯磨きなどお口のケアをするため、お口の衛生管理がしやすいのも大きなメリットの一つです。
透明なマウスピースは、患者さんの歯型にぴったり合うように作られており、歯に軽い圧力をかけることで歯を適切な位置に導きます。
定期的に新しいものに交換することで、少しずつ歯を動かして歯並びを整えます。
マウスピース型矯正装置は取り外しができるといったメリットがある反面、1日20時間以上の装着時間を守ることが重要です。
効果が期待できるのはどのようなケース?
マウスピース型矯正装置でお顔の歪みが改善できるのは、どのようなケースでしょうか。
改善が期待できるケース
改善が期待できるケースは以下のような場合です。
・かみ合わせのズレによってお顔のバランスが崩れている
・片側ばかりで噛むクセがあり、筋肉の発達に左右差がある
・顎関節に大きな問題がなく、歯列の調整で改善できる範囲の歪み
改善が難しいケース
それでは、マウスピース型矯正装置で改善が難しいのはどのようなケースでしょうか。
・生まれつきの骨格の左右差が大きい
・顎関節症や重度の顎の変形がある
このような場合、マウスピース型矯正装置だけではなく、外科矯正を併用することが必要になることがあります。
東京八重洲キュア矯正歯科のマウスピース型矯正装置の特徴
お顔の歪みが気になる場合は、まず矯正治療を専門とするクリニックで診断を受けることが大切です。
歯並びのズレやかみ合わせの問題が原因であれば、マウスピース型矯正装置で改善が期待できます。
当院のマウスピース型矯正装置では、患者さんの歯型をとるために、光学3Dスキャニングシステムを使用した高精度な検査を行っています。
光学3Dスキャニングシステムとは、お口の中を的確にスキャンし、そのデータを3D画像としてパソコン上に再現する技術です。
これにより、歯型や歯並びを非常に細かく再現でき、治療計画やシミュレーションを行いやすくなります。
スキャンはお口の中を撮影するだけなので短時間で行え、患者さんの負担が少なく、精密なマウスピース製作が可能です。
また、歯列矯正と並行して、片側だけで噛むクセを直したり、寝るときの姿勢を意識したりすることで、より効果が期待できます。
お顔の歪みが気になる方は「東京八重洲キュア矯正歯科」までご相談ください。
まとめ
マウスピース型矯正装置は、かみ合わせのズレが原因でお顔の歪みが生じている場合、改善が期待できる治療法です。
けれども、骨格に問題がある場合は、歯列矯正だけでなく、外科的な治療が必要になることもあるので、信頼できる歯科医院と丁寧にカウンセリングを行うことが大切です。
東京駅八重洲口から徒歩1分の「東京八重洲キュア矯正歯科」は、さまざまな口元のお悩みにお応えしている歯科医院です。
マウスピース型矯正装置のほかに、「表側矯正」や「裏側矯正(舌側矯正)」などのワイヤー矯正、外科的な治療で口元の骨格の問題を改善する外科矯正も行っています。
お顔の歪みが気になる方は、当院にご相談いただき、お一人おひとりに合った治療方法を検討してみましょう。
※マウスピース型矯正装置型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。