投稿日:2025.8.29
抜歯と人中の関係
こんにちは!
東京八重洲キュア矯正歯科です。
みなさんは矯正治療において、「抜歯をすると人中が長くなってしまうのでは?」という不安を抱いたことはありませんか?
人中の長さは顔の印象を大きく左右するため、治療前に正しい知識を持っておく必要があります。
ただ、実際にはすべての抜歯矯正で人中が長くなるわけではありません!
治療方法や個人の骨格によっては、変化が生じる場合があるんです。
そこで今回は、抜歯矯正と人中の関係について詳しく解説していきます!
治療方法や個人の骨格によっては、変化が生じる場合があるんです。
そこで今回は、抜歯矯正と人中の関係について詳しく解説していきます!
目次 [hide]
人中とは?顔の印象に与える影響

まず、人中について詳しく説明します!
人中とは、鼻の下から上唇にかけて存在する縦の溝を指します。
この部分は顔の中心部にあり、見た目の印象を左右する大事な箇所です。
人中の長さには個人差がありますが、日本人では平均1.5cm程度とされています。
しかし、美容の観点からだと人中と下唇から顎までの比率が1:2になることが理想とされて
おり、この比率が整うことで顔全体のバランスが良く見えるようになるんです。
人中の長さが与える印象の違いについて詳しく見ていくと、短めの人中は若々しく上品な印
象を与えます。
一方で平均よりも長い人中は顔が間延びして見え、実際の年齢よりも上に見られがちです。
加齢に従って、皮膚のたるみや筋肉の衰えにより人中は長くなる傾向にあります。
そのせいで、多くの方がメイクなどで短く見せる工夫をしていると思います。
ですが、年齢ではなく骨格や歯並びが原因で人中が長い場合、化粧品だけでの改善には限界
があるのも事実なんです。
人中とは、鼻の下から上唇にかけて存在する縦の溝を指します。
この部分は顔の中心部にあり、見た目の印象を左右する大事な箇所です。
人中の長さには個人差がありますが、日本人では平均1.5cm程度とされています。
しかし、美容の観点からだと人中と下唇から顎までの比率が1:2になることが理想とされて
おり、この比率が整うことで顔全体のバランスが良く見えるようになるんです。
人中の長さが与える印象の違いについて詳しく見ていくと、短めの人中は若々しく上品な印
象を与えます。
一方で平均よりも長い人中は顔が間延びして見え、実際の年齢よりも上に見られがちです。
加齢に従って、皮膚のたるみや筋肉の衰えにより人中は長くなる傾向にあります。
そのせいで、多くの方がメイクなどで短く見せる工夫をしていると思います。
ですが、年齢ではなく骨格や歯並びが原因で人中が長い場合、化粧品だけでの改善には限界
があるのも事実なんです。
歯列矯正で人中が変化する理由
歯列矯正は歯の位置を整える治療ですが、それに伴って口周りの見た目も変化します。
これは、歯が唇を支える役割を担っているためです。
歯並びが整っていない場合、唇がどのような位置にあるのか症例をもとに紹介します。
これは、歯が唇を支える役割を担っているためです。
歯並びが整っていない場合、唇がどのような位置にあるのか症例をもとに紹介します。
出っ歯による唇の突出
上の前歯が前方に出ている状態、いわゆる 出っ歯 では、上唇が歯に押し出されて前に突
出します。
この状態では口を自然に閉じることが難しくなります。
出っ歯の方は常に口が半開きになりやすく、意識して口を閉じようとしても完全に閉じきる
ことは困難です。
加えて前歯で上唇が押し上げられているため、上唇が厚く見えてしまうのも特徴の1つに
なります。
この状態では口を自然に閉じることが難しくなります。
出っ歯の方は常に口が半開きになりやすく、意識して口を閉じようとしても完全に閉じきる
ことは困難です。
加えて前歯で上唇が押し上げられているため、上唇が厚く見えてしまうのも特徴の1つに
なります。
矯正治療によって前歯が正しい位置に移動すると、上唇の位置も自然に変化していきます。
前歯による突出がなくなることで上唇が本来の位置に戻り、口元全体の印象が大きく改善さ
れるようになるんです。
前歯による突出がなくなることで上唇が本来の位置に戻り、口元全体の印象が大きく改善さ
れるようになるんです。
無理な口の閉じ方による影響
出っ歯の状態で無理に口を閉じようとすると、上唇に余計な力がかかってしまいます。
このとき上唇が下方向まで引っ張られることで、結果として鼻下の領域が長く見えてしまう
のです。
日常的にこのような口の閉じ方を続けていると、口周りの筋肉が緊張状態になり、人中が実
際よりも長く見えてしまう 癖 がついてしまいます。
矯正治療後は自然に口を閉じられるようになるため、上唇への不自然な負担は解消します。
その結果、人中の見え方も本来の長さに戻ることが期待できるんです!
このとき上唇が下方向まで引っ張られることで、結果として鼻下の領域が長く見えてしまう
のです。
日常的にこのような口の閉じ方を続けていると、口周りの筋肉が緊張状態になり、人中が実
際よりも長く見えてしまう 癖 がついてしまいます。
矯正治療後は自然に口を閉じられるようになるため、上唇への不自然な負担は解消します。
その結果、人中の見え方も本来の長さに戻ることが期待できるんです!
抜歯矯正と人中の関係性

続いて、気になるのは抜歯と人中のかかわりですよね。
抜歯を伴う矯正治療の場合、歯を動かすスペースを確保するために健康な歯を抜きます。
この治療が、どのように人中に影響を与えるのか?
詳しく見ていきましょう!
抜歯を伴う矯正治療の場合、歯を動かすスペースを確保するために健康な歯を抜きます。
この治療が、どのように人中に影響を与えるのか?
詳しく見ていきましょう!
なぜ抜歯矯正で人中が長くなるように見えるのか

抜歯矯正では一般的に小臼歯を抜いて、そのスペースに前歯を移動させる手法を取ります。
前歯が後方に大きく移動することで口元の突出感は改善されますが、一方で人中が長く見え
てしまうことも 。
この現象は、前歯の後退によって上唇を支える構造が変わるためです。
歯を支えている骨も一緒に内側に移動するため、上唇の位置や角度が変化していきます。
特に、もともと上唇が薄い方や上顎の突出が強い方だと、この変化が顕著に現れることがあ
ります。
骨格レベルで変化が起こることから、人中の見え方にも影響が及ぶでしょう。
治療後の変化は個人差が大きく、すべての方に人中が長く見える変化が起こるわけではあり
ません!
前歯が後方に大きく移動することで口元の突出感は改善されますが、一方で人中が長く見え
てしまうことも 。
この現象は、前歯の後退によって上唇を支える構造が変わるためです。
歯を支えている骨も一緒に内側に移動するため、上唇の位置や角度が変化していきます。
特に、もともと上唇が薄い方や上顎の突出が強い方だと、この変化が顕著に現れることがあ
ります。
骨格レベルで変化が起こることから、人中の見え方にも影響が及ぶでしょう。
治療後の変化は個人差が大きく、すべての方に人中が長く見える変化が起こるわけではあり
ません!
むしろ、出っ歯が改善されることで口元バランスが整い、人中が短く見えるようになる方も
多くいますよ!
非抜歯矯正との違い
非抜歯矯正では、歯を抜かずに歯列の拡大や歯の削合をしながらスペースを確保します。
この手法では、骨格の大きな変化が少ないため人中の長さが変わることはあまりありません。
というのも、非抜歯矯正の特徴は歯の傾きを変えることが中心です。
歯の根の位置はあまり変わらないことから、骨格への影響が限定的になります。
また、非抜歯矯正では口元の突出感が完全に改善されないことも。
出っ歯の程度が強い場合、非抜歯では十分な改善があまり期待できません。
抜歯・非抜歯、どちらの方法を選択するかは、患者様の症例や希望によって決まります。
人中の変化を避けたいなら非抜歯矯正の選択肢も一つではありますが、歯並びの改善効果と
のバランスを考える必要がありますね。
この手法では、骨格の大きな変化が少ないため人中の長さが変わることはあまりありません。
というのも、非抜歯矯正の特徴は歯の傾きを変えることが中心です。
歯の根の位置はあまり変わらないことから、骨格への影響が限定的になります。
また、非抜歯矯正では口元の突出感が完全に改善されないことも。
出っ歯の程度が強い場合、非抜歯では十分な改善があまり期待できません。
抜歯・非抜歯、どちらの方法を選択するかは、患者様の症例や希望によって決まります。
人中の変化を避けたいなら非抜歯矯正の選択肢も一つではありますが、歯並びの改善効果と
のバランスを考える必要がありますね。
人中とEラインの関係とは

美しい横顔の基準として知られるEライン(エステティックライン)と人中には深い関係があ
ることをご存じですか?
Eラインとは鼻先と顎先を結んだ線のことで、この線の上か少し内側に唇があることが理想
的とされています。
出っ歯や受け口がある場合、口元がEラインから大きく外れてしまうのです。
さきほどもお伝えしたように、口元が前に出ている状態では口を閉じる際に上唇に負担がか
かり、人中が長く見えてしまいます。
矯正治療によってEラインが改善されると同時に、人中の見え方も自然になることが多い
でしょう。
ることをご存じですか?
Eラインとは鼻先と顎先を結んだ線のことで、この線の上か少し内側に唇があることが理想
的とされています。
出っ歯や受け口がある場合、口元がEラインから大きく外れてしまうのです。
さきほどもお伝えしたように、口元が前に出ている状態では口を閉じる際に上唇に負担がか
かり、人中が長く見えてしまいます。
矯正治療によってEラインが改善されると同時に、人中の見え方も自然になることが多い
でしょう。
また、抜歯矯正もEラインの改善に効果的な治療法です。
前歯を後方に移動させることで、理想的な横顔のラインをつくることができますよ。
ただし、Eラインの改善と人中の長さが必ずしも両立するとは限りません。
理想的なEラインを得るために前歯を大きく下げることで人中が長くなるリスクもあるん
です。
前歯を後方に移動させることで、理想的な横顔のラインをつくることができますよ。
ただし、Eラインの改善と人中の長さが必ずしも両立するとは限りません。
理想的なEラインを得るために前歯を大きく下げることで人中が長くなるリスクもあるん
です。
これを踏まえて、治療計画では両方の要素を総合的に検討することが必要ですね。
治療前に確認すべきこと
抜歯矯正を検討する際には、治療後の変化について前もって確認しておくことが大切です。
どんな点を意識するべきかチェックしておきましょう!
どんな点を意識するべきかチェックしておきましょう!
シミュレーションの重要性
現在の矯正治療では、コンピュータを使った治療シミュレーションが一般的です。
このシミュレーションによって治療後の歯並びだけでなく、口元の変化も事前に確認するこ
とができます。
このシミュレーションによって治療後の歯並びだけでなく、口元の変化も事前に確認するこ
とができます。
3Dシミュレーションでは横顔の変化も詳しく見ることができ、人中の長さがどのように変
わるのか、ある程度予測可能です。
わるのか、ある程度予測可能です。
複数の治療パターンを比較することで、最適な方法を選択できますよ。
特に、マウスピース型矯正では精密なシミュレーションが可能であり、治療の各段階での変
化を段階的に確認できるのも大きな特徴!
治療開始前に最終的な仕上がりを詳しく見ることで、安心して治療が受けられます。
特に、マウスピース型矯正では精密なシミュレーションが可能であり、治療の各段階での変
化を段階的に確認できるのも大きな特徴!
治療開始前に最終的な仕上がりを詳しく見ることで、安心して治療が受けられます。
信頼できる矯正歯科の選び方

満足のいく治療結果を得るためには、経験豊富で信頼できる矯正歯科を選ぶことが何より重
要です。
まず、確認しておきたいのが 担当医の専門性 !
日本矯正歯科学会の認定医や専門医の資格をもつ医師であれば、一定の知識や技術が保証さ
れています。
日本矯正歯科学会の認定医や専門医の資格をもつ医師であれば、一定の知識や技術が保証さ
れています。
また、カウンセリングでは治療のメリットだけでなくリスクやデメリットを詳しく説明して
くれる医院を選ぶことも重要です。
くれる医院を選ぶことも重要です。
今回の人中の変化についても相談しやすく、的確なアドバイスをもらえる医院を選択するこ
とをおすすめします!
とをおすすめします!
ほかにも治療計画の説明が丁寧で、複数の選択肢を提示してくれる医院も信頼できますし、
患者様の希望を聞いたうえで最適な治療法を提案してくれるかどうかもポイントです。
費用や治療期間においても事前に明確な説明があることを確認しておき、追加費用の可能性
や治療期間が延長する場合の対応についても聞いておくと安心でしょう。
患者様の希望を聞いたうえで最適な治療法を提案してくれるかどうかもポイントです。
費用や治療期間においても事前に明確な説明があることを確認しておき、追加費用の可能性
や治療期間が延長する場合の対応についても聞いておくと安心でしょう。
まとめ|人中が気になる方は専門医へ相談を

抜歯矯正は、歯並びの大幅な改善が見込める優れた治療法です。
治療によって、人中の変化を最小限に抑えたい方は専門医まで相談することをおすすめしま
す!
東京八重洲キュア矯正歯科では、最初にカウンセリングの場を設けております。
患者様の不安や悩みに対し、一つひとつ向き合いながら患者様が納得される最適な方法をご
提案しています。
人中について疑問や不安がある方は、どうぞお気軽に当院までご相談くださいね。
治療によって、人中の変化を最小限に抑えたい方は専門医まで相談することをおすすめしま
す!
東京八重洲キュア矯正歯科では、最初にカウンセリングの場を設けております。
患者様の不安や悩みに対し、一つひとつ向き合いながら患者様が納得される最適な方法をご
提案しています。
人中について疑問や不安がある方は、どうぞお気軽に当院までご相談くださいね。
スタッフ一同、心よりお待ちしております
東京八重洲キュア矯正歯科の無料カウンセリングのご予約はこちら