投稿日：2021.10.13

横顔美人はEラインがきれい！？

皆さま、こんにちは！
東京八重洲キュア矯正歯科です。

いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

「口元を下げたい」
「口ゴボを治したい」

そう思って矯正治療を検討している方もいるのではないでしょうか？
矯正治療によって口元をEラインに近づけ、美しい横顔を目指せる可能性があります。
そこで本記事では、横顔美人とEラインとの関係、口元改善のための歯科医院の選び方につ
いて解説していきます。

 

横顔美人とEラインとの関係

ところで綺麗な口元とはどのようなことを指すのかご存じですか？
美しい横顔の条件として用いられるのが「Eライン」です。これは、鼻先と顎を結んだ線の
ことで、横から見たときにEラインより上下の唇が内側に入っているのが綺麗な口元と言わ
れています。

たとえば、口元が出ているような出っ歯は、Eライン上から唇が大きくはみ出し、横顔が間
延びして見えたり、幼い印象を与えたりすることがあります。
また、口元が引っ込んでいるような受け口は、顎がEラインよりも後ろに位置し、横顔が平
面的に見えたり、不機嫌そうな印象を与えたりすることがあります。

 

Eラインより唇が前に出ている方は矯正治療を行うことで綺麗な口元を作ることが可能です
。欧米人に比べて鼻筋が低く、顎が後退している傾向のあるアジア人にとって、Eラインが
整うことで顔の凹凸が際立ち、横顔がスッキリと美しく見えるでしょう。

しかし、Eラインは鼻と顎のバランスによって変化するため、上下の顎の骨格自体に問題が
ある場合は、矯正治療だけでは改善が難しいケースも存在します。
とはいえ、唇がEラインより前に出ている場合でも、必ずしも美しくないというわけではあ
りません。顔の特徴や全体のバランスによっては、むしろ魅力的に見える場合もあります。

 

 

矯正治療で口元は変えられる？

矯正治療で上下の前歯を後ろに動かすことで、口元を下げることができます。
たとえば、前歯が前に傾いていると、唇も一緒に前に出てしまい、口元が突出しているよう
に見えてしまいます。このような場合、矯正治療で歯を正しい位置に動かすことで、唇も自
然と後退し、口元がスッキリとした印象になるのです。

また、八重歯が原因で口が閉じにくい、という悩みも歯並びを整えることで解消できるかも
しれません。

このように歯が原因で口元が出ている場合、矯正治療を行うことで口元を変えることは可能
です。

しかし、口元が出ている原因が骨格にある場合は、矯正治療だけでは改善が難しい可能性も
あります。その場合は、外科手術を併用した矯正治療が必要になることもあります。
まずは、ご自身の口元がどのような状態なのか、どのような治療法が適しているのか、歯科
医師に相談してみましょう。

 

口元の改善が期待できる矯正治療の方法

代表的な矯正装置には、ワイヤー矯正とマウスピース型矯正があります。また、顎の骨格自
体に問題がある場合は、外科矯正が適応になる可能性も。ここでは、それぞれの矯正方法に
ついて紹介します。

 

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯にブラケットとワイヤーをつけて、ワイヤーの力で歯を少しずつ動かす
矯正方法です。幅広い症例に対応可能で、歯の傾きや高さの調整もできます。
金属製のブラケットとワイヤーが目立ちやすく、審美性が気になる方もいるかもしれません
。しかし、白いワイヤーやブラケット、歯の裏側に装置をつける「裏側矯正（舌側矯正）」
を選択することで目立ちにくくできます。ワイヤーの調整などのために、月1回は歯科医院
に通院する必要があります。

 

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、矯正治療専用のマウスピースを1日20時間以上装着して、少しずつ
歯を動かす矯正方法です。透明な装置を使うため目立ちにくく、取り外しもできるのがメリ
ット。ただし、ワイヤー矯正と異なり、中等度～重度の歯並びの乱れや骨格的な問題には対
応できない場合があります。

 

外科矯正

矯正治療だけでは歯並びの改善ができないほど、骨格にズレがある場合は、外科手術を併用
した矯正治療が必要です。外科手術とは、あごの骨を切断して正しい位置に移動させること
で、大きさやバランスを整える手術です。全身麻酔下で行われ、入院期間は1週間程度にな
ることもあります。受け口や出っ歯など、骨格的な問題が大きい場合に適用されます。

 

口元はどうやって治すのか

矯正治療で口元を治せるのは、歯の生え方による原因の場合です。

たとえば、図のように歯が前にでていることでEラインより上下の唇が前に出ている場合、
矯正をすることで口元を下げてEラインの内側に唇を下げることができます。

歯並びが原因であれば、「第一小臼歯」という前から4あるいは5番目の歯を抜いてスペー
スを作り、前歯を少しずつ後ろに下げていきます。このとき使用する矯正装置は、「ワイヤ
ー矯正」と「マウスピース型矯正」どちらでも可能です。

動かし方に個人差はありますが、ワイヤー矯正の方が治療期間が短くなる傾向があります。
しかし、唇の厚さや筋肉の影響もあるため、歯だけの移動でも十分口元を下げることができ
る方もいれば、そうでない方もいます。また、骨の位置・大きさにより歯が前に出ている場
合は、外科的な手術が必要です。つまり、口元の悩みを解消するには、原因に合わせた適切な治療法を選ぶことが重要です。

 

口元の改善を目指す歯科医院の選び方

「口元を綺麗にしたいけど、どの歯科医院を選べばいいかわからない」という方も多いので
はないでしょうか。ここでは、歯科医院選びのポイントを紹介します。

● 矯正治療の専門の歯科医師が在籍しているか確認する

● ワイヤー矯正・マウスピース矯正・裏側矯正（舌側矯正）など、複数の矯正装置を
取り扱っている

● セファログラムや歯科用CT、口腔内スキャナーなど診断に必要な設備が整っている

● メリットだけでなくデメリットについても説明してくれる

● 自宅・学校・職場から通院しやすい立地に位置している

● 料金体系が明確である

 

矯正治療は専門性の高い治療です。そのため、矯正治療専門の歯科医師が在籍しているか確
認しましょう。日本矯正歯科学会認定医や専門医の資格を持っているかチェックしておくの
もおすすめです。これらの資格は、一定水準以上の経験を持つ歯科医師であるため、選ぶ際
の指標になります。また、幅広い装置を取り扱っている歯科医院なら、自分に合った治療を
受けられる可能性が高まります。

カウンセリングの際にどのような装置を取り扱っているのか、しっかりと聞いておきましょ
う。その際に、メリットだけでなくデメリットも隠さずに伝えてくれるか確認することをお
すすめします。

まとめ

矯正治療は、歯並びだけでなく口元や横顔の印象も変える可能性があります。
特に、歯の傾きや位置が原因で口元が出ている場合は、矯正治療によってEラインに近づき
、美しい横顔を手に入れられるかもしれません。

しかし、顎の骨格自体に問題がある場合は、矯正治療だけでは改善が難しいケースも。口元
の改善を目指すなら、矯正治療の専門知識を持つ歯科医師に相談し、自分に合った治療法を
選択することが大切です。

東京八重洲キュア矯正歯科は、オフィス街に位置しており、社会人の方々のニーズに応える
「大人の目立ちにくい舌側矯正」を専門としています。舌側矯正とは、歯の裏側に装置を装
着する方法で、外からはほとんど見えません。また、デジタル技術と矯正システムを駆使す
ることで、精密な診査・診断を行い、患者様にとって理想的な歯並びと噛み合わせの実現を
目指しています。
随時カウンセリングを実施しておりますので、口元にお悩みがある方はお気軽にご相談くだ
さい。

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