投稿日:2023.12.19
歯並びは体調に影響する?
こんにちは!
クリスマスまでもうすぐですね🎄💗
家にツリーを飾ろうか迷い中です、、
東京駅の付近もイルミネーションが綺麗で
歩くのも楽しいです~!
是非ご覧になってくださいね✨
本日は歯並びは体調に影響するかについてご紹介いたします!
お口の健康は、全身の健康につながっているといわれています。
しっかりと噛めることは、食事を快適にすることができますし、消化もしやすくなります
。
一方、歯並びが悪く、かみ合わせのバランスが悪いと食事だけでなく全身に悪影響を及ぼ
します。
そこで今回は、歯並びが悪さと体調への影響について詳しくお話させていただきます。
目次
歯並びが悪いと起きる可能性がある体調の不調とは
歯並びが悪いとかみ合わせにも悪影響がありますが、日本人はあごが小さい傾向があり、
歯並びが悪い方も少なくありません。
見た目がガタガタになっている症状が悪化した方から、かみ合わせの不具合などの歯並び
の不正など患者さま一人一人症状が違います。
一見、歯並びがよいように見えても、かみ合わせのバランスが崩れており、顎に負担がか
かっているケースもあります。
きちんと歯列が整っていても、上あごだけがおおきかったり、下あごだけが大きかったり
すると上下のバランスが悪くなってしまい、かみ合わせが悪くなってしまいます。
この場合、見た目の歯列は整っているため、自分で気づくことが難しく、歯医者を受診し
た時に指摘されることが多くなるでしょう。
1 お口のトラブル
歯並びが悪いと、歯が重なっていることも多く、その部分は汚れが残りやすく、歯ブラシ
が当たりにくい部分です。
そのため、毎日のセルフケアで磨き残しになってしまいやすく、むし歯や歯周病のリスク
が高まります。
また、汚れが残りやすいことで口臭も発生しやすくなります。
さらに、唾液には汚れをきれいにする作用がありますが、しっかり噛むことができないと
、唾液の分泌が悪くなり、この働きが弱くなります。
そのほかには、かみ合わせが悪くなることで、一部の歯に強く力がかかってしまうことが
考えられます。
そうすると、力がかかり続けた部分は、欠けたり、割れたりする可能性があり、歯の寿命
を縮める場合があります。
そして、力がかかった部分は、あごの骨に負担がかかりやすく、歯周病になると骨の吸収
も早くなります。
歯並びが悪いと、歯に負担がかかったり、むし歯や歯周病の影響で歯の寿命を縮めてしま
ったりすることが考えられます。
そうすると、歯を失う時期が早くなってしまい、身体へのさまざまな悪影響を及ぼすこと
があります。
2 顎関節症のリスクが高まる
歯並びが悪くなると、かみ合わせが悪くなってしまい、あごに負担がかかりやすい状態で
す。そうすると、あごの顎関節に負担がかかってしまい、顎関節症のリスクが高まります
。
また、歯には一本一本役割があり、一部に強い力がかかってしまうと顎関節だけでなく口
周りに筋肉にも負担がかかって、緊張してしまいます。
また、口周りの筋肉が緊張していると、顔周りや首周りまで筋肉のバランスが崩れてしま
い、首や肩、腰などの部位まで負担がかかってしまうことがあります。
そうすると、首こりや肩こり、腰痛へとつながってしまい、全身の不具合につながります
。
3 いびき・睡眠時無呼吸症候群
いびきのメカニズムは、気道の広さが関係しています。
寝ているときに緩んだ筋肉によって、舌がのどの奥に落ち込んでしまい、気道が狭くなっ
てしまい、空気が通る時に振動してしまうため、いびきの原因になります。
歯並びが悪く、お口の中が狭くなってしまうと、舌がのどの奥に下がってしまいます。
起きているときの姿勢より、寝ている時の姿勢は舌が下がりやすいため、いびきにつなが
りやすくなります。
さらに症状が悪化すると、寝ている時に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群になっ
てしまうことがあります。
睡眠時無呼吸症候群になると、酸素を取り込む量が減ってしまうため、睡眠の質が大きく
低下してしまいます。
日中の眠気や倦怠感、集中力の低下などを引き起こして仕事のパフォーマンスが下がった
り、症状がひどくなると、車の運転中に居眠りをしてしまったりすることも。
重症のまま放置すると、低酸素の状態が続いて、血管や心臓に大きな負担がかかります。
そうすると、「心筋梗塞」「脳梗塞」「不整脈」「高血圧」などのリスクも上がってしま
います。
疲れが取れずに、疲労感が残ってしまうため、免疫力の低下にもつながり、早期に改善を
した方がよい状態です。
4 胃腸に負担がかかる
歯並びが悪いと、しっかり噛むことが難しくなり、咀嚼機能が低下します。
しっかり噛むことで、唾液の分泌を促しているのですが、唾液の量が減少すると唾液に含
まれる消化酵素の働きが弱くなります。
消化酵素と食べ物が混ぜ合わさると、消化しやすい状態になりますが、消化酵素が弱くな
ることで消化しにくくなってしまいます。
さらに、歯並びが原因で噛みにくいと、食べ物をしっかり咀嚼せずに飲み込んでしまいま
す。
日常的にこの状態が続くと、胃腸に負担がかかってしまったり、消化不良をおこしてしま
ったりするのです。
5 顔のゆがみにつながる
食事の際には、左右の奥歯で均等に噛むことが大切なのですが、かみ合わせが悪いと均等
に噛むことが難しくなってしまいます。
そうすると、どちらかに噛み癖がついてしまうことが多く、少しずつ顔のバランスが変わ
ってしまい、ゆがみにつながることがあります。
6 発音に影響が出る
出っ歯や受け口などの前歯がかみ合っていない歯並びの方は、空気が抜けやすくなり、「
サ行」や「タ行」の発音がしにくくなります。
滑舌が悪いと、小さいころにからかわれやすかったり、仕事をする上で説得力にかけたり
するなどのデメリットがあります。
7 感染症にかかりやすくなる可能性がある
出っ歯などの歯並びの場合には、唇が閉じにくく、口で呼吸をする口呼吸の傾向になりま
す。
また、口呼吸をしていると、唇からの力がかからずに歯並びが悪くなってしまうことも。
口呼吸はさまざまなデメリットがあり、鼻で呼吸する鼻呼吸は鼻毛がフィルターの役割を
して細菌やウイルスを防いでくれますが、口呼吸の場合には、細菌やウイルスをダイレク
トに吸い込んでしまい、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクが高まります。
歯並びを改善するためには?
歯並びやかみ合わせの不具合は自然に治ることは難しいです。
そのため、歯並びやかみ合わせを改善するために矯正治療が必要になります。
ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットという装置をつけて、ワイヤーを通し、適切な力をかけて歯並びを
整える方法です。
従来のワイヤー矯正は、表側に金属の装置を着けるイメージがあるかと思いますが、矯正
中の見た目に配慮して「裏側矯正」や白や透明のブラケット装置を使用する「審美ブラケ
ット・審美ワイヤー」などがあり、矯正中の見た目も改善されつつあります。
特に裏側矯正は、周囲の方に装置がほとんど見えにくく、装置の見た目が気になっている
方におすすめの方法です。
マウスピース矯正
患者さまのお口にぴったり合った、マウスピースを製作し、段階的に形の違うマウスピー
スに交換することで、歯並びを整える矯正方法です。
取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができます。
また、透明のマウスピースを使用するため、装置が目立ちにくい方法です。
ただし、20~22時間の装着が必要なのですが、取り外しができるため、「少しくらい
……。」と装着時間が短くなってしまうと治療計画通り歯が動かない可能性があります。
【まとめ】
歯並びが悪いと、歯みがきがしにくいため、むし歯や歯周病のリスクが高まり、歯の寿命
を縮めてしまうこともあります。
また、かみ合わせが悪いことであごに負担がかかりやすく、その影響でさまざまな部分に
悪影響を及ぼします。
歯並びは自然に治ることは少ないため、矯正治療が必要です。
当院では、患者さまのご希望と歯並びを考慮してよりよい矯正方法をご提案いたしますの
で、お気軽にご相談ください。
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