投稿日:2025.10.7
矯正中に歯茎が腫れたらどうすればいい?
こんにちは!
東京八重洲キュア矯正歯科でございます。
矯正中に歯茎が腫れたらどうすればいいのか、考えられる原因と対処法について解説させていただきます。
「あれ?歯茎がぷっくりと腫れている 」…
「矯正中だけど、これって本当に大丈夫なのか心配 」…

鏡を見て、歯茎の腫れに驚いた方はいませんか?
実は、こうした不安を感じたことがある患者様は多く、当院でも似たようなご相談をいただきます。
突然、歯茎が腫れると戸惑ってしまいますよね。
お気持ち、よくわかります!
大切なのは なぜ腫れが起こるのか 、そして どのように対処すればいいか を正しく理解することです。
実は、こうした不安を感じたことがある患者様は多く、当院でも似たようなご相談をいただきます。
突然、歯茎が腫れると戸惑ってしまいますよね。
お気持ち、よくわかります!
大切なのは なぜ腫れが起こるのか 、そして どのように対処すればいいか を正しく理解することです。
今回は、矯正中に歯茎が腫れる原因から自宅でできる対処法、さらに歯科医院を受診するタイミングまで詳しく解説していきます。
適切な知識を身につけることで、安心した状態で矯正治療を受けましょう!
目次
矯正中に歯茎が腫れるのはめずらしいこと?

結論からお伝えすると、矯正治療中に歯茎が腫れることは決してめずらしいことではありません。
むしろ、矯正中は通常よりも歯茎にトラブルが起こりやすい時期だといえます。
では、なぜ矯正中に歯茎が腫れやすくなるのでしょうか?
考えられる理由は、歯が移動することで周囲の歯周組織に影響を与えるから。
考えられる理由は、歯が移動することで周囲の歯周組織に影響を与えるから。
歯は骨のなかで少しずつ位置を変えていきますが、この過程において歯茎に物理的なストレスがかかります。
また、矯正装置の存在も大きな要因です。
ブラケットやワイヤーなどの装置があることで、歯磨きが難しくなります。
普段なら簡単に磨けていた部分も装置があることで歯ブラシが届きにくくなり、汚れが溜まりやすくなるのです。
ブラケットやワイヤーなどの装置があることで、歯磨きが難しくなります。
普段なら簡単に磨けていた部分も装置があることで歯ブラシが届きにくくなり、汚れが溜まりやすくなるのです。
ほかにも装置自体が歯茎や頬の内側に当たることで、刺激や傷を与えてしまうことも 。…
こうした複数の要因が重なることで、矯正中は歯茎の腫れや炎症が起こりやすい状況が生まれてしまうのです。
こうした複数の要因が重なることで、矯正中は歯茎の腫れや炎症が起こりやすい状況が生まれてしまうのです。
歯茎が腫れる主な原因とは?

矯正中の歯茎の腫れには、いくつか原因が考えられます。
適切な対処をするためにも、まずはどのような原因があるか把握しておきましょう!
ここでは、4つの原因を紹介していきます。
適切な対処をするためにも、まずはどのような原因があるか把握しておきましょう!
ここでは、4つの原因を紹介していきます。
清掃不良・プラークの蓄積①

最も多い原因として挙げられるのが、清掃不良による汚れの蓄積です。
特に、ブラケットやワイヤー周辺は普通の歯ブラシだけでは十分に汚れを落としきれず、知
らない間に汚れがどんどん蓄積します。
汚れがそのまま残ると、恐ろしいのが細菌数が増加すること。
口腔内の細菌が増殖することで、歯肉炎になりやすくなります。
放置すると歯周病へ進行する可能性があるため、早めに対策することが重要です。
特に、ブラケットやワイヤー周辺は普通の歯ブラシだけでは十分に汚れを落としきれず、知
らない間に汚れがどんどん蓄積します。
汚れがそのまま残ると、恐ろしいのが細菌数が増加すること。
口腔内の細菌が増殖することで、歯肉炎になりやすくなります。
放置すると歯周病へ進行する可能性があるため、早めに対策することが重要です。
装置やワイヤーの刺激②

矯正装置が口のなかにあると、どうしても歯茎や舌、頬の内側に刺激を与えやすくなります。
場合によっては、傷が深くなることも 。…
特に治療初期や装置を調整した直後は、口の中がまだ装置に慣れていないことから擦れやす
くなり、小さな傷をつくりがちです。
ほかにも、ワイヤーの端が歯茎に刺さったりブラケットの角が当たったりすることで局所的な炎症や腫れを引き起こすケースもあります。
みなさんおわかりのように、口の中は非常にデリケートです。
わずかな刺激だとしても、こうした反応を示すことがあることを理解しておきましょう!
場合によっては、傷が深くなることも 。…
特に治療初期や装置を調整した直後は、口の中がまだ装置に慣れていないことから擦れやす
くなり、小さな傷をつくりがちです。
ほかにも、ワイヤーの端が歯茎に刺さったりブラケットの角が当たったりすることで局所的な炎症や腫れを引き起こすケースもあります。
みなさんおわかりのように、口の中は非常にデリケートです。
わずかな刺激だとしても、こうした反応を示すことがあることを理解しておきましょう!
歯の移動による生理的な炎症③

矯正治療では、理想的な位置へ歯を移動させるために持続的な力をかけていきます。
この過程で、歯の周囲の組織ではさまざまな生理的変化が生じていくのです。
たとえば、骨の変化。
矯正治療において骨の吸収や形成が行われると、歯根膜にも変化が生じるようになります。
こうした変化に伴って、周囲の歯茎にも軽度の炎症反応が起こるようになるのです。
これは治療に必要な正常な反応の一部ですが、一時的に歯茎の腫れとして現れることがあり
ます。
通常、腫れは一時的なものですが、歯の移動が安定してくると自然に改善されることが多い
です。
ただし、炎症が強い場合や長期間続く場合は、他の原因も考える必要があります。
この過程で、歯の周囲の組織ではさまざまな生理的変化が生じていくのです。
たとえば、骨の変化。
矯正治療において骨の吸収や形成が行われると、歯根膜にも変化が生じるようになります。
こうした変化に伴って、周囲の歯茎にも軽度の炎症反応が起こるようになるのです。
これは治療に必要な正常な反応の一部ですが、一時的に歯茎の腫れとして現れることがあり
ます。
通常、腫れは一時的なものですが、歯の移動が安定してくると自然に改善されることが多い
です。
ただし、炎症が強い場合や長期間続く場合は、他の原因も考える必要があります。
他の疾患や全身状態の影響④

これは比較的稀なケースですが、薬の副作用や全身の免疫状態の変化によって歯茎が腫れる
ことがあります。
例えば、降圧剤や坑てんかん薬、免疫抑制薬などの使用は、副作用で歯茎が腫れるケースが
みられるのです。
他にも妊娠中のホルモンバランスの変化や糖尿病などの全身疾患、ストレスや睡眠不足によ
る免疫力低下なども歯茎の腫れを助長させる要因です。
こうした全身的な要因が関与している場合は矯正治療だけでなく、根本的な原因への対処も
必要になります。
気になる症状がある場合は、担当医に相談してみてくださいね。
「治るのか?」の答えは 原因次第“”
「この腫れは治るの ?」…
「いつ頃良くなるの?」
多くの患者様が抱く疑問だと思いますが、答えは腫れの原因によって大きく異なります。
軽度の腫れならば適切なブラッシング方法を身につけて、丁寧なケアを続けることで比較的短期間で腫れが引いてくるようになります。
装置による刺激が原因の場合は、ワイヤー・ブラケット装置の調整や保護材の使用により、
数日~1週間程度で症状が和らぐことが多いです。
適切な処置を受けることで、腫れを避けることが可能ですよ。
歯の移動に伴う生理的炎症が起きた場合は、移動が安定するにつれて自然に改善していきます。
ただ、この過程は個人差があるため、数週間〜数ヶ月程度かかるでしょう。
一方で長引く腫れや強い痛み、出血がある場合は、矯正治療だけでは不足している可能性も。
歯周病の初期症状である可能性もあることから、早めの受診がおすすめです。
放置すると症状が悪化し、矯正治療に影響を与えてしまうので注意しましょう。
ことがあります。
例えば、降圧剤や坑てんかん薬、免疫抑制薬などの使用は、副作用で歯茎が腫れるケースが
みられるのです。
他にも妊娠中のホルモンバランスの変化や糖尿病などの全身疾患、ストレスや睡眠不足によ
る免疫力低下なども歯茎の腫れを助長させる要因です。
こうした全身的な要因が関与している場合は矯正治療だけでなく、根本的な原因への対処も
必要になります。
気になる症状がある場合は、担当医に相談してみてくださいね。
「治るのか?」の答えは 原因次第“”
「この腫れは治るの ?」…
「いつ頃良くなるの?」
多くの患者様が抱く疑問だと思いますが、答えは腫れの原因によって大きく異なります。
軽度の腫れならば適切なブラッシング方法を身につけて、丁寧なケアを続けることで比較的短期間で腫れが引いてくるようになります。
装置による刺激が原因の場合は、ワイヤー・ブラケット装置の調整や保護材の使用により、
数日~1週間程度で症状が和らぐことが多いです。
適切な処置を受けることで、腫れを避けることが可能ですよ。
歯の移動に伴う生理的炎症が起きた場合は、移動が安定するにつれて自然に改善していきます。
ただ、この過程は個人差があるため、数週間〜数ヶ月程度かかるでしょう。
一方で長引く腫れや強い痛み、出血がある場合は、矯正治療だけでは不足している可能性も。
歯周病の初期症状である可能性もあることから、早めの受診がおすすめです。
放置すると症状が悪化し、矯正治療に影響を与えてしまうので注意しましょう。
ご自身でできる応急的な対処法

歯茎の腫れに気づいたとき、かかりつけ医院を受診するまでにできる応急処置を紹介しま
す!
最も重要なのは、丁寧な清掃。
柔らかめの歯ブラシを用いて、優しく磨きましょう。
歯茎が腫れているから歯磨きを避けるのはNG!
す!
最も重要なのは、丁寧な清掃。
柔らかめの歯ブラシを用いて、優しく磨きましょう。
歯茎が腫れているから歯磨きを避けるのはNG!
歯と歯茎の境目に毛先を45度の角度に当てて、力を入れず小刻みに動かすようにしてくだ
さい。
また、食事に気を配ることも大切です。
辛いもの、熱すぎるもの、硬いものは歯茎に刺激を与えてしまうことから、なるべく刺激の
少ない食事を心がけてみましょう。
酸性の強い飲みものや糖分の多いものも控え目に。
他には、うがいも効果的です。
ぬるま湯や生理的食塩水でうがいを1日に数回行うことで、清潔に保つことができます。
アルコール分の強いタイプのうがい薬は避けてくださいね。
なかでも絶対に避けてほしいのは、自身でワイヤーやブラケットを外そうとすること。
装置が歯茎に当たって痛いからといって無理にいじろうとすると、逆にケガや破損につなが
る危険性があります。
さい。
また、食事に気を配ることも大切です。
辛いもの、熱すぎるもの、硬いものは歯茎に刺激を与えてしまうことから、なるべく刺激の
少ない食事を心がけてみましょう。
酸性の強い飲みものや糖分の多いものも控え目に。
他には、うがいも効果的です。
ぬるま湯や生理的食塩水でうがいを1日に数回行うことで、清潔に保つことができます。
アルコール分の強いタイプのうがい薬は避けてくださいね。
なかでも絶対に避けてほしいのは、自身でワイヤーやブラケットを外そうとすること。
装置が歯茎に当たって痛いからといって無理にいじろうとすると、逆にケガや破損につなが
る危険性があります。
いつ受診すべき?来院の目安とは
歯茎の腫れがあっても、すべてのケースにおいて緊急受診をしなければならないわけではあ
りません!
ただし、以下のような症状はある場合は、できるだけ早めに歯科医院への受診をおすすめし
ます。
りません!
ただし、以下のような症状はある場合は、できるだけ早めに歯科医院への受診をおすすめし
ます。
腫れが3日以上続く場合

一時的な炎症ではない可能性があります。
丁寧なセルフケアをしても改善が見られないときは、治療や処置が必要かもしれません。
丁寧なセルフケアをしても改善が見られないときは、治療や処置が必要かもしれません。
出血や膿の排出がある場合

細菌感染が進行している可能性があるため、こちらのケースも早めの受診が必要です。
強い痛みや発熱がある場合

このようなケースでは、急性炎症の可能性が考えられます。
抗生物質の投与が必要になるかもしれないため、積極的な治療が必要になるかもしれません。
早めの受診を検討しましょう。
装置の脱離や変形がある場合

そのままにすると口の中を傷つけてしまうため、速やかな対応が必要です。
実際の質問と歯科医の回答
ここからは、実際にあった質問に歯科医師がお答えします!
Q:「歯茎が腫れていて不安です。どうしたらいいですか?」
A:「腫れの原因によって対処法が異なります。まずは一度診せていただき、適切な判断をさせていただきます。」
歯茎の腫れの対処法は、原因を正確に特定することが重要です。
見た目だけでは判断できないケースもあるため、より詳しい検査が必要になります。
症状や進行状況を把握してから総合的に判断し、適切な治療方針を決めていきます。
見た目だけでは判断できないケースもあるため、より詳しい検査が必要になります。
症状や進行状況を把握してから総合的に判断し、適切な治療方針を決めていきます。
まとめ

矯正治療中に歯茎が腫れることは、決して珍しいことではありません。
原因はさまざまあり、自然に治るものもあれば治療が必要なものまで幅広いです。
原因が異なれば対処法も変わりますので、まずはご自身で判断せずに担当医までご相談くだ
さい!
早めの処置によって、その後の矯正治療を快適に行えるようになりますよ。
美しい歯並びを目指す治療期間を安心してお過ごしできるように、私たちが全面にサポート
いたします。
少しでも気になる症状があれば、そのままにせずお気軽にご相談ください。
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