目次
矯正治療で痛みが出る原因
食事の際の痛み
矯正装置をつけて最初の頃は食事をする際に痛みを感じる方が多いです。
慣れてくると痛みが和らいでいきますが、痛む時は硬い物などは食べず、スープなど咀嚼をあまりしないでいいものを食べて下さい。
歯が動くことによる痛み
歯列矯正は歯を動かすことできれいに整える治療です。そのため、歯は動きます。歯を動かすと、その際に動いた歯の骨が溶けます。そこで分泌されるプロスタグランジンE2という物質に痛みを引き起こす要素があります。
装置が当たる痛み
矯正装置が舌や粘膜に当たる物理的な刺激により口内炎が日常的に発症しやすくなります。
また、ワイヤーが粘膜に突き刺さって痛い場合もあります。
矯正装置の種類による痛み方の違い
裏側矯正
歯の裏側に装置を装着するため、歯面に凹凸ができてしまいます。凸凹した装置は舌に当たりやすく、痛みを感じることが多くあると言われています。ブラケットに当たる舌の辺縁部は特に感覚が鋭いため痛みを強く感じる場合もあります。
マウスピース矯正
歯全体を覆うのでブラケットやワイヤーが頬の内側や舌にあたることがないので口内炎などが発生しにくいというメリットがあります。
痛みを和らげるには
東京八重洲キュアでは矯正装置による痛みに対し、下記の対応をおこなっております。
ワックス
米粒位の大きさのワックスをブラケット装置の表面に被せることで、粘膜や舌に当たらないようにします。痛みが起きないように防ぐ以外にも、ワイヤーが折れるなどの緊急トラブル時にも自身で応急処置ができます。
口内炎薬
矯正装置が舌や粘膜にあたり口内炎ができてしまった場合は口内炎薬を処方いたします。
応急処置
ワイヤーによる痛みを感じる場合や口内炎ができてしまった場合は、装置の調整を行います。痛みを感じたら無理せずにお気軽にご相談ください。
まとめ
矯正治療を始めるにあたり、いろいろと不安なこともあるかと思います。
東京八重洲キュアでは、矯正治療中に生じる痛みにも随時対処しております。矯正治療をお考えの際には、お気軽にご相談ください。