投稿日:2023.1.30
歯を抜かない場合はどうやって動かすの?
こんにちは。
東京八重洲キュア矯正歯科です🦷
いつも当院のブログをご覧頂き、ありがとうございます🥰
矯正治療で抜歯が必要ない事もある
これは大前提ですが、全ての方が矯正治療で抜歯が必要になるわけではありません。
それは、顎の大きさ・歯の大きさ・口元の状態などの条件が患者さま一人ひとり異なるからです。
そのため、それぞれの患者さまに適した治療方針を当院は提案しております💁
もちろん、基本的には「できるだけ歯を残して治療する」ことを重視します。
ただ矯正治療上や、今後他の歯を長く守っていく事を考慮した結果、
抜歯が必要となった方には、必要性を説明した上で治療をお勧めすることになります。
歯を動かしていく上で、機能的にも抜歯が不必要と判断した場合は、抜歯をせずに矯正治療を行います🦷
「抜歯をしなくて歯が並ぶの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますので、
本日はその説明をしていきますね🌼
非抜歯矯正について
抜歯をしない、【非抜歯矯正】の移動方法は大きく3つあります。
1)奥歯を移動する方法
この方法に関しては、親知らずは抜歯し、親知らず以外の歯は抜歯しないケースです。
親知らずを抜くことによって、奥歯をうしろに移動させるためのスペースが確保できます👌
その上で矯正装置を使って、奥歯をうしろに移動させていきます。
そうする事によって、他の歯がアーチに収まるだけのスペースを得ることができます✨
2)歯列の幅を拡張する方法
歯は歯槽骨という骨の上に生えています。
その歯槽骨の上部の幅を広げることによって、歯を十分に並べるだけのスペースを作り出します!
この方法は基本的には、骨が成長過程にある子供に効果的な治療法です。
広げる幅はわずかなので、顔の輪郭が大きくなるなどの心配はありません🍀
3)歯を削ってスペースを作る方法
歯の表面にあるエナメル質を、わずかに削ってスペースを作り出す方法で
IPRと呼ばれる処置です🦷
削ることによって歯がしみることがないよう、歯の健康を考慮した範囲で削ります。
削る歯の部位は、動かしたい場所や方向によって異なります。