投稿日:2023.2.24
親知らずがあると矯正治療出来ない?
こんにちは。
東京八重洲キュア矯正歯科です☺✨
いつも当院のブログをご覧頂き、ありがとうございます❕
暖かくなったり、夜は冷え込んだり、服装を悩む時期になってきましたね。
当院の室温はすぐに調整できるので、ご希望があればスタッフにお声かけ下さい。
さて本日は…、
矯正治療と親不知(おやしらず)の関係について、お話しさせて頂きます。
Q.親知らずとは、どんな歯のこと?
親知らずとは、中央の前歯から数えて8番目に生える歯です🦷
この歯は、ほかの歯のように生えそろうことは、あまりありません。
7番目の歯が生えそろうのは12歳前後になりますが、
親知らずは、20歳前後の忘れたころに生えることが多いです😲
正式には「第3大臼歯」といいます。
■トラブルが起きやすい歯!?
親知らずが、7番目の歯の横にきちんと揃って生えることは、少ないのが現状です。
現代人の顎が小さくなっていき、親知らずが生えるスペースがないので
横向きに生えたり、斜めに生えて7番目の歯を押してしまうような生え方も多いのです😢
きちんと生えていない事によって、歯磨きがしづらく虫歯になりやすかったり、
手前の歯を横から押してしまい、前歯の歯並びが悪くなってしまうといった不具合を起こしてしまいます。
ただ、埋伏(歯茎の中に埋まった状態)したままで生えてこない・そもそも存在しない人もいたります❕
持っていない人は矯正治療で影響を及ぼすことはありませんが、
親知らずがある人は経過を観察する必要があります🌟
矯正治療をするために、親知らずを抜歯する必要があるかもしれないからです。
Q.矯正治療するなら、必ず親知らずを抜歯するの?
親知らずがあると矯正治療に影響を及ぼすのか?
また、親知らずがある場合は、矯正治療前に必ず抜歯しなければならないか?
その疑問を説明させていただきます🤔❕
■親知らずがあっても矯正治療は可能です
矯正治療をするにあたり「親知らずがあるからできない」といったことはありませんのでご安心ください🌼
そもそも親知らずは矯正治療の対象外となっている歯です。
そのためイレギュラーなケース以外で、矯正装置をつける必要はありません。
治療では、コントロールをしない歯という認識が一般的なのです。
■歯並びに影響を及ぼしている原因となっていれば抜歯する
歯並びが悪くなってしまう原因が、確実に親知らずにあると判断した場合は、
矯正治療前に抜歯を行うことがあります❕
矯正治療を行っても、親知らずの影響で治療がなかなか進まなかったり
治療が無事に終わっても、後戻りしてしまう可能性が高いからです。
例えば、親知らずが横向きに生えていて、前の歯を押している場合、
いくら矯正治療で重なった部分を整えても、後ろから押される力がなくならない限り
歯は再び押されてしまいます🦷💥
このように、歯並びの乱れの原因となっている場合には
矯正治療の開始前に、抜歯のご案内をすることがあります。
■親知らずを抜いてスペースを確保したい場合は抜歯する
前歯にスペース不足が起こっている場合、奥歯を抜歯して後方へ下げる治療を行うことがあります。
その際は、親知らずがあると下げるスペースに限界があるため、
スペース確保のために、抜歯を行うことがあるのです❕
先程も記載した通り、親知らずは矯正装置を付ける対象の歯になっていないので、
矯正開始前に抜歯することもあれば、矯正期間中に抜歯を行うこともあります。
タイミングに関しては、個人差があるので必要なタイミングでアナウンスいたします🍀
いかがでしたでしょうか❔
最善の治療を提供するために、親知らずの抜歯を提案することがあります。
ただ、親知らずの抜歯は怖いというイメージを持っている方もいらっしゃいます。
抵抗なく「抜歯します!」という方のほうが少ないので
ご不明点や、ご不安なことがあればスタッフにご質問下さい🍀
ご一読いただき、ありがとうございます✨