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投稿日:2023.9.20

歯並びが悪いと口呼吸になる?

こんにちは!もうすぐ秋ですね^^

秋フードを探し求めてます(笑)

一瞬で終ってしまう秋を満喫してくださいね!!

 

東京 八重洲 女性

さて、本日は歯並びが悪いと口呼吸になるかについてお伝え致します!

通常は鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、

口で呼吸する「口呼吸」になってしまうことがあります。
口呼吸はデメリットが多く、お口の中のトラブルだけでなく

感染症にかかりやすくなるなど健康にも影響を及ぼします。
そんな口呼吸にはいくつか原因が考えられますが、

歯並びが悪いことで口呼吸になることがあります。
そこで今回は、口呼吸になる原因について詳しくご紹介します。

口呼吸になる3つの原因とは

 

1 歯並びが影響している

前歯が出ている「出っ歯」や「受け口」はきちんと噛み合うことが難しいため、

唇が閉じにくくなります。
そうすると、口が閉じにくいので、口で呼吸するようになってしまうのです。
口呼吸を改善しようとしても、口が閉じにくいため、口呼吸が治りにくい状態です。
そのため、矯正治療で歯並びを改善することをおすすめします。

 

2 鼻炎などで鼻がつまっている

アレルギー性の鼻炎や蓄膿症など、鼻がつまっていることで鼻

呼吸がしにくくなっている場合も口呼吸になりやすいです。
この場合、耳鼻科で鼻の疾患を治療する必要があります。
また、季節性の花粉症も数か月の間、鼻つまりが続くと、

口呼吸になりやすく、その習慣がいつの間にか継続してしまうケースがあります。
花粉症の方は特に意識して、症状が治まった時期は鼻呼吸を心がけましょう。

 

3 口周りの筋肉が弱くなっている

口周りの筋肉はしっかり噛むことで鍛えられますが、欧米の食文化が広まって、あまり噛
まなくてもよいファストフードなどを習慣的に食べていると

口周りに筋肉が衰えてしまいます。
また、加齢などでも口周りの筋肉が弱くなってしまいますが

爪かみ、指しゃぶりなどのくせも口が開きやすくなる悪習癖です。
小さいお子さんの指しゃぶりは気持ちを安定させるためのものという考え方もありますが
3歳を過ぎると歯並びに影響を及ぼすなどのデメリットがあります。

3歳を過ぎたら無理をせず、

お子さんのペースを見ながら指しゃぶりを止めるように促してあげましょう。

口呼吸のデメリット
1 さらに歯並びが悪くなる

口を閉じていることで、唇や頬が適切な力を歯にかけて

歯並びのバランスを保っています。
しかし、口呼吸を続けていると、唇や頬からかかるはずの力が伝わらず

出っ歯や受け口になりやすくなってしまいます。

また、成長途中のお子さんの場合には、口周りの筋力が衰えてしまうため

しっかり噛みにくくなり、顎の成長にも悪影響を及ぼします。
口呼吸はできるだけ早く改善した方がよい悪習癖です。

 

2 むし歯や歯周病のリスクが高まる

お口の中は唾液で潤っていますが、口呼吸をしていると乾燥しやすくなってしまいます。
また、汚れを洗い流す作用が弱くなり、汚れや着色がつきやすくなってしまいます。
そうすると、むし歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなり、

むし歯や歯周病のリスクが高まります。

3 風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクが高まる

鼻呼吸の場合には、鼻毛があるため、フィルターの役割をして

ウイルスや細菌をキャッチしています。
しかし、口呼吸の場合には、ウイルスや細菌をダイレクトに吸い込んでしまうため

風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクが高くなります。

4 老けた印象になる

口周りの筋力を使わないと、ほうれい線ができやすくなる、口元のたるみなどにもつなが
りお顔が老けた印象になりやすくなってしまいます。
また、舌の位置が下がってしまいやすく、いびきや二重顎の原因にもなります。

5 酸素が取り込みにくくなる

鼻呼吸と比較すると、口呼吸は酸素を取り込みにくく、

二酸化炭素を排出しやすくなってしまいます。
そうすると、酸素が十分に行き渡りにくく、血流が悪くなり

集中力が低下して、疲れやすい体質になってしまいます。

口呼吸になりやすい3つの歯並びとは

1 開咬(かいこう)

開咬は、奥歯で噛んだ時に前歯がかみ合わない状態です。
前歯が閉じないため、口が開きやすくなり、口呼吸になりやすい歯並びです。
開咬は、審美的には気になる方は少ないですが、前歯で噛んでいないため、

奥歯に負担がかかってしまいます。
歯は1本1本役割があり、バランスを保っています。
一部だけに負担がかかり続けると、顎にも負担がかかり

顎関節症のリスクが高まります。
また、空気が抜けやすいため、発音が不明瞭になることもあります。

2 出っ歯

下の歯に比べて上の前歯が出ている状態のため、唇がめくれやすく

口が閉じにくくなり口呼吸になりやすい歯並びです。

日本人は、上顎のアーチが狭く、歯が並ぶスペースが足りない傾向があり

欧米の方より出っ歯の方が多いです。
見た目が気になる方も多く、前歯で唇が閉じにくいためお口が乾燥しやすくなります。
そのため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
また、転倒した時に前歯をケガしやすいこともあります。

3 受け口

受け口は下の前歯が上の前歯より出ている状態です。
前歯がきちんと噛み合っていないため、口が開きやすくなり

口呼吸の原因になりやすい歯並びです。
「サ行」や「タ行」の発音がしにくいため

人前で話すことに抵抗がある方も少なくありません。
特徴的な見た目なので、審美的にコンプレックスを抱きやすく

小さい頃に矯正での改善が望ましい歯並びです。
顎の成長途中であれば、顎の成長を利用した矯正もできるため

矯正のために抜歯しないで済む可能性が高くなります。

東京 八重洲 矯正

口呼吸を続けていると?

口呼吸を続けていると、舌の位置が下がってしまいます。
舌の正しい位置は上顎のポコッと出ている部分なのですが、

口が開いて呼吸をしているとこの部分につかずに、舌がだらんと下がります。
そうすると、歯並びの悪影響を与えたり、いびきの原因になったりしてしまいます。

口呼吸を改善するには

1 矯正治療をする

口呼吸の原因が歯並びのバランスが悪い場合には、矯正治療で歯並びを改善しましょう。
口が閉じやすくなると、口呼吸ではなく鼻呼吸がしやすくなります。
また、矯正治療をすると、見た目も改善できるので、笑顔の自信につながります。
そのほかには、歯並びがよくなると、歯ブラシが当たりやすくなり

むし歯や歯周病のリスクが軽減します。
矯正歯科では、口呼吸を改善するためのお口の体操なども教えてもらえるので

口呼吸を改善しやすくなります。

2 舌の位置を改善する

舌が下がっている場合には、

まず意識して上顎の出ている部分につけるようにしましょう。
慣れてくると、舌の筋力もついてその位置が落ち着くようになります。

3 睡眠中に睡眠テープを使用する

日中、活動している時間は口呼吸をコントロールしやすいですが、

寝ている時は無意識のため、口呼吸になりやすくいびきの原因にもつながります。
そのため、睡眠テープを使用してお口を閉じておくと

口呼吸になりにくくなるのでおすすめです。

東京 八重洲 矯正歯科
【まとめ】

歯並びが悪いと、口が閉じにくくなるため、口呼吸になりやすくなってしまいます。
また、口呼吸を続けていると、さらに歯並びが悪くなる悪循環なので、口呼吸が改善でき
るように、矯正で歯並びを改善することをおすすめします。
矯正をすると、口呼吸の改善だけでなく、むし歯や歯周病予防やかみ合わせがきちんとで
きることで顎に負担がかかりにくいなどメリットが多くなります。
当院では、患者さまのご希望とお口の状態に合わせて、矯正のご提案をいたしますので、
まずはお気軽にご相談ください。

 

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