投稿日:2024.5.27
歯並びと口が閉じないこととは関係があるのですか?
こんにちは、渋谷矯正歯科でございます🦷✨
本日から梅雨入りしたようですね☔
私は気分を上げるために新しい傘を購入致しました😊
蒸し暑い季節を乗り越えて行きましょう!!
さて今回は「歯並びと口が閉じないこととは関係があるの?」というご質問にお答えしていきます!
結論から申し上げると、歯並びと口が閉じられないことは大きく関係しています。
ただし、歯並び以外の問題も複雑に絡み合っている可能性があります。
「意識しないと口が閉じない」
「口を閉じようとすると疲れる」
「口が閉じられない歯並びは、矯正で治るの」
といったお悩みがある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
口がポカンと開いてしまう原因は?
「無意識だと口が開いてしまう」という同じお悩みがある方でも、それぞれ原因は異なります。
歯並びに問題がある
出っ歯
上の前歯が前方に傾斜している「出っ歯」の場合、口元の力を緩めると、自然に口が開いてき
ます。
症状が軽ければ、意識して口を閉じられるケースもありますが、一日中、意識し続けるのは難
しいでしょう。
また、上の前歯だけでなく、口元全体が前に出ている「口ゴボ」の場合も、無意識に口が開く
傾向があります。
受け口、反対咬合
「受け口」の場合は下顎が前に出るため、上下の唇がずれて口が開きがちになります。
開咬
開咬とは、奥歯で噛んだときに、上下の前歯にすき間ができる噛み合わせです。
前歯が空いている分、上下の幅が広くなるため、唇の力を抜くと口が開いてしまいます。
幼少期に舌で前歯を押す癖があり、開咬になるケースもあります。
骨格に問題がある
出っ歯や受け口では、歯並び以外に、骨格的に上下の顎がズレているケースがあります。
・上顎が前に出ている
・下顎が後ろに引っ込んでいる
・下顎が前に出ている
・上顎が後ろに引っ込んでいる
口が閉じにくい原因が「歯並びの問題か」「骨格の問題か」について知るには、レントゲン撮影
を行い、詳しく検査する必要があります。
鼻呼吸ができない(口で呼吸している)
歯並びは正常であるけれど、鼻がつまって口で呼吸しているため、常に口が開いているとい
う方もいます。
<鼻呼吸が難しい疾患>
・アレルギー性鼻炎
・慢性副鼻腔炎(ちくのう症)
・花粉症
口が閉じないまま放置しているとどうなる?
歯並びが悪化する
出っ歯の場合、口が開いていると、常に唇に力が入らず、唇の力が弱くなる傾向があります。
その結果、唇の力に対して、内側から舌が押す力が強くなり、出っ歯の症状が悪化する可能
性があります。
虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まる
常に口が開いていると、口内が乾燥して菌が増殖します。
その結果、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、口臭が強くなる恐れがあります。
歯に負担がかかり、歯を失うリスクが高まる
出っ歯や開咬などの不正咬合では、一部の歯に大きな負担がかかります。
常に咬合力が加わると、歯が割れたり、グラグラしたりなどトラブルが発生します。
その結果、若くして歯を失う可能性が高まるのです。
口が閉じられない歯並びは、矯正で治るの?
矯正で歯並びを整えることで、前歯を閉じられるようになります。
ただし、症状が重度なケースでは、骨を切る外科処置が必要になる場合もあります。
自分はどのケースに当てはまるのか気になる方は、ぜひ一度、矯正相談にお越しください。
鼻づまりがある方は、耳鼻科で相談しましょう
鼻づまりが原因で、口呼吸になる方は、一度、耳鼻科を受診されることをおすすめします。
口呼吸が続くと、歯並びだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼすケースがあります。
口が閉じにくいという同じお悩みの方でも、原因は人それぞれです。
原因が分かると、対処法への近道になります。
気になる方は、ぜひ当院まで一度ご連絡ください。
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