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投稿日:2024.4.12

日本人で受け口の人の割合は何%?

みなさん、こんにちは。
東京八重洲キュア矯正歯科です。
受け口は、悪い歯並びのひとつで矯正治療にて改善が可能です。
下の歯が上の歯よりも唇側にある状態を「受け口」といいます。
では、日本人の中で受け口の割合って何%なのでしょうか?
今回は、受け口の特徴や種類、割合、受け口を放置するデメリットや治療方法を解説しま
す。

東京 八重洲 矯正

受け口とは?

まずは、受け口の特徴や種類、原因をみてみましょう。

受け口の特徴

受け口とは、下の前歯が上の前歯よりも唇側にある状態で、噛み合わせが反対になります

通常、上の歯が下の歯に2~3mmくらい覆いかぶさっている状態なのですが、受け口にな
ると噛み合わせは反対になるため見た目で判断しやすいです。
矯正歯科では、「反対咬合(はんたいこうごう)」や「下顎前突(かがくぜんとつ)」と
呼びます。

受け口の種類

受け口には、タイプが2種類あります。

1. 歯並びに問題があるケース
下の歯が唇側から生えてきたり、唇側に傾斜したりすることで受け口になった状態です。
他にも、下の歯には問題がなくても上の歯が内側に傾斜することでも受け口が引き起こさ
れます。
これらは歯の並びに問題があるため、矯正治療で歯を1本1本整えることで改善できます。

2. 骨格的な問題があるケース
骨格的な問題とは、健全に顎が成長しなかったケースです。
下の顎が大きすぎる場合や、上の顎が小さすぎる場合に受け口になる傾向があります。
上下の顎のバランスが崩れると、受け口になるのです。
この場合は、前歯だけではなく奥歯の噛み合わせも崩れてしまうことがあり、歯や顎に大
きな負担がかかることも。
顎の成長は小学生から中学生くらいが旺盛なので、幼稚園や保育園のころは受け口ではな
くても、成長とともに受け口に変化することがあります。
上の顎は頭蓋骨とともに成長を続けるため、12歳くらいで大きさが決まります。
下の顎は身体とともに成長を続けるため、18歳くらいまで成長があります。
骨格的な問題で受け口になった方は、18歳くらいまで経過を観察する必要があるといえま
す。

 

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受け口の原因

受け口になる原因は、「遺伝」「癖や生活習慣」が挙げられます。

1. 遺伝
両親どちらかが受け口の場合は、お子さんも受け口になる確率が高まります。
これは、顎や歯の大きさや形が似ることが原因です。
かならずしも受け口になるわけではなく、2割程度は遺伝により引き起るといわれていま
す。

2. 癖や生活習慣
受け口になる癖や生活習慣があるのはご存じでしょうか?
幼いころは受け口ではなかったのに、大人になってから受け口になった方は癖や生活習慣
が原因かもしれません。
以下のような癖や生活習慣があれば、早めに改善しましょう。

・下の歯で上の唇を噛む
・顎をずらして食べものを噛む
・しっかり噛まずに飲み込む
・猫背
・口呼吸

下の歯で上唇を噛む習慣がある方は、徐々に下の歯が前方に押し出されて受け口になるこ
とがあります。
また、噛み癖があり顎を受け口のような状態にずらして噛む方は、顎の関節にずれが引き
起り受け口が定着してしまうことも。
正しい噛み合わせであっても、やわらかいものばかり好んで食べたり、あまり食べものを
噛まずに飲み込んだりする方は、健全に顎が成長しない恐れがあります。
さらに、猫背で生活している方は、下方に下顎が重力で引っ張られるため噛み合わせが反
対になりますよね。
この状態が続くと、お口をしっかり閉じられずに口呼吸になり、下の前歯を唇で抑えきれ
ずに受け口になることがあるのです。
癖や生活習慣は、できるだけ早めに対処した方が改善しやすいです。
矯正治療をしても癖が治らなければ、受け口に後戻りするリスクが高まりますよ。

 

日本人の受け口の割合

平成28年度の「歯科疾患実態調査」による日本人の受け口の割合は、1.8%とわかってい
ます。
悪い歯並びのことを「不正咬合」と呼ぶのですが、不正咬合の中でも受け口の方は少ない
といえます。
他の不正咬合の割合は、出っ歯は33.6%、叢生(そうせい)は26.4%、すきっ歯は10.4%
と調査によりわかっています。
数字だけみると受け口で悩まれている方は少ないように感じますが、日本人の半数以上の

方が悪い歯並びということがわかりますね。
(出典:厚生労働省_平成28年歯科疾患実態調査結果の概要 より)

 

受け口を放置するデメリット

「受け口は、見た目以外にデメリットがあるの?」と疑問の方へ。
ここからは、受け口を放置するデメリットを解説します。

見た目

受け口で矯正治療を開始するほとんどの方が、見た目が気になるという理由です。
お口元にコンプレックスを抱えていると、歯を見せることに抵抗がありますよね。
笑顔が減り、性格が暗いと感じられることも。
さらには、第一印象は目や鼻はもちろんお口元で左右されるため、受け口であることでマ
イナスのイメージを持たれることも少なくありません。
特に、欧米では歯並びが整っていることはマナーともされており、「悪い歯並びをどうし
て治さないの?」と思われることもあります。
グローバルに活躍したい方は、歯並びを早めに整えておきましょう。

食生活への悪影響

受け口の方は、前歯や唇がしっかり閉じられないことから、食べこぼしが増えたり、くち
ゃくちゃと音をたてたりすることが多い傾向にあります。
そのため、食事マナーが悪いと捉えられることも。
また、しっかり食べものを噛めないことも多く、食事のメニューが制限されることがあり
ます。

滑舌が悪くなる

受け口の場合、上下の前歯に隙間ができます。
この隙間から会話中に空気が漏れ出して、しっかり発音できないことも。
そうなると会話を楽しめないですよね。
H3:歯の健康を左右する
歯並びが悪いと、食べものが歯に詰まりやすく、歯磨きがしにくい傾向にあります。
しっかり歯を清掃できないと、お口の中に細菌が増殖するため、むし歯や歯周病が引き起
ることがあるのです。
他にも、噛み合わせが乱れていることで一部の歯だけに負担がかかり、歯が破折すること
があります。
歯を健康に保つためにも歯並びを整えることは大切です。

 

身体の不調を引き起こす

以下のような身体の不調は、悪い噛み合わせのせいかもしれません。
・頭痛
・腰痛

・肩こり
・めまい
噛み合わせが乱れていると身体のバランスも崩れてさまざまな不調となり現れることがあ
ります。
原因不明の身体の不調がある方は、もしかすると受け口が原因かもしれませんので、矯正
歯科に相談しましょう。

受け口の治療方法

ここからは、当院が行う受け口の治療方法を解説します。

歯列矯正

歯列矯正とは、歯並びを1本1本整える方法です。
歯並びに問題がある方は、装置を用いた治療を行います。
当院では、目立ちにくい矯正装置を取り扱っています。

裏側矯正

歯の裏側にブラケットと呼ばれる装置を貼り付けて、ワイヤーを通すことで歯並びを徐々
に整える方法です。
表側からはワイヤーなどが見えにくいため、矯正治療に気付かれにくいのが嬉しいポイン
ト。
ただし、表側矯正よりも費用がかかるのがデメリットです。
3週間に1回くらいで新しいワイヤーに交換することで、受け口を改善します。
治療期間は、表側矯正と同等の2年前後です。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、透明のマウスピース型のトレーを用いた矯正治療です。
装置は取り外し式のため、食事や歯磨き以外は自分で装着していただく必要があります。
2週間に1回くらいで新しいトレーにステップアップしていただき、受け口を整えます。
トレーをまとめてお渡しすることができるため、2ヶ月に1回くらいの通院でよいのが嬉し
いポイントです。

外科矯正

骨格的な問題がある方は、外科矯正をご提案させていただきます。
当院では、下の顎を外科治療で切除した後に、矯正装置で歯並びを整える「サージカルフ
ァースト」を行っています。
提携している医院で外科治療を受けられますので、まずは当院へご相談にお越しください。

東京八重洲キュア矯正歯科の無料カウンセリングのご予約はこちら↓

https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491&_gaid=999349918.1686039961

 

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