投稿日:2025.7.22
私の歯並びは部分矯正できる?
皆様、こんにちは。
大久保ビルディング6階にある【東京八重洲キュア矯正歯科】です。
「歯並びが気になるから部分的に治したい!」と考えている方も少なくありません。
当院では部分矯正も取り扱っており、歯並びよっては対応できます。
そこで今回は、部分矯正の特長、部分矯正できる歯並び、難しい歯並びを解説します。
部分矯正の特徴
部分矯正とは、その名の通り部分的な歯並びの改善を目的とした歯科矯正です。
歯並びの見た目を改善したい方に向いています。
全体的に歯並びを改善するわけではありませんので、覚えておきましょう。
そのため、部分矯正の良い点・悪い点を知っておきましょう。
部分矯正のメリット
部分矯正のメリットをみていきましょう。
短期間で治療が終えられる
短期間で治療が終えられるのは部分矯正の大きなメリットです。
部分矯正は全体矯正に比べると治療期間が短い傾向にあります。
平均的な治療期間は1年半くらいです。
※以下、全体的な歯並びの矯正を全体矯正としてお話しします。
当院では基本的には前歯の矯正治療が対象なので、前歯の見た目が整えば治療を終えることが可能です。
早めに前歯の歯並びを整えたい方は視野にいれましょう。
部分矯正は全体矯正に比べると費用を抑えて治療を進めることが可能です。
部分矯正は前歯を対象としているため、使用する矯正装置も前歯だけになります。
そのため、装置の費用が軽減します。
加えて、治療期間が1年半と短いため装置の交換や調整が部分矯正の方が少ないため費用が抑えられるのです。
費用が抑えられるとはいっても保険は適用されないため自費です。
当院では裏側矯正(舌側矯正)で部分矯正を行い、装置や通院費用を含めて452,000円 (税込497,200円)です。※2025年4月現在
費用のお支払い方法に関しては現金、カードローン、デンタルローンから選択いただけますのでご相談ください。
前歯の見た目を整えられる
前歯に限られますが、部分矯正により見た目を整えることが可能です。
歯並びが悪いと前歯の見た目にコンプレックスを抱える方もいらっしゃいます。
お口元に自信が持てないことで笑顔が減ることも。
しかし、前歯の見た目が整えばお口元に自信が持てるばかりか性格が明るくなったと感じられる方もいらっしゃいますよ。
目立ちにくい矯正装置が選択できる
当院の部分矯正であれば目立ちにくい矯正治療が選択できます。
前歯の部分矯正と聞くと、歯の表面に金属のブラケットを貼り付けてワイヤーを通すイメージがあると思います。
しかし、当院ではできるだけ目立ちにくく歯並びを整えていただけるように裏側矯正(舌側矯正)で治療を進めます。
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側にブラケットやワイヤーを取り付けるため他人から矯正治療していると気付かれにくいのが特徴です。
また、裏側矯正は歯を後方に引っ張って並べることに長けているため、軽度の出っ歯であれば裏側矯正(舌側矯正)が向いています。
部分矯正のデメリット
部分矯正のデメリットも事前に知っておくことも大切です。
噛み合わせは整えられない
部分矯正は見た目を整えることは可能ですが、噛み合わせを精密に整えることは難しいのです。
そのため、噛み合わせが悪い人は部分矯正ではなく全体矯正をご提案させていただきます。
部分矯正を行ったとしても、噛み合わせという機能が改善しなければ食事に支障がでるばかりか、身体の不調が引き起ることもあります。
対応できる歯並びが限られる
対応できる歯並びが部分矯正では限られています。
当院の部分矯正は前歯が対象となるため、奥歯の歯並びが悪いケースでは選択できません。
また、前歯の歯並びが乱れている場合でも対応できるのは軽度のケースに限られます。
部分矯正は仕上がりが劣る可能性がある
部分矯正は全体矯正に比べると仕上がりが劣る可能性があります。
前歯だけを動かす治療方法のため歯の角度や移動できるスペースに限りがあります。
その結果、部分矯正では希望の歯並びをめざせないことも。
そのため、部分矯正で歯並びを整えた場合と全体矯正で歯並びを整えた場合とで最終的な歯並びを事前に確認しておくことも大切です。
もちろん、費用や治療期間は部分矯正の方が抑えられるためよく考えてみましょう。
部分矯正ができる歯並び
部分矯正で対応できる歯並びは、どのような状態なのでしょう。
これから歯科矯正を考えている方は、部分矯正が向いているのかチェックしてみましょう。
正中離開
歯並び全体的に隙間が空いているすきっ歯を空隙歯列と呼ぶのですが、空隙歯列の中でも上の中心の前歯の間だけ隙間があいているケース(正中離開)に部分矯正は対応できます。
ただし、正中離開の原因で中心の前歯の間から過剰歯という歯が埋まっていることが挙げられる場合は、矯正治療する前に過剰歯の抜歯をご提案いたします。
軽度の出っ歯
軽度の出っ歯(上顎前突)は部分矯正を視野に入れられます。
軽度かどうかはカウンセリングや精密検査をした後に結果をお伝えいたします。
出っ歯の原因は、
・前歯が唇側に傾斜している
・前歯が唇側から生えている
・上の顎の骨が下の顎よりも大きい
などが挙げられます。
その中でも、歯に問題がある場合であれば部分矯正の対象となります。
そして、当院は裏側矯正(舌側矯正)による部分矯正のため前歯を後方に動かすことに長けています。
軽度の叢生
前歯に限られますが、歯が重なったり、歯が捻じれたりする叢生が軽度であれば部分矯正で対応することが可能です。
軽度の叢生であれば、歯を抜くことなく整えられるケースが多いため部分矯正で歯並びが整えられるのです。
部分矯正では難しい歯並び
部分矯正では難しい歯並びも知っておきましょう。
噛み合わせが乱れている
噛み合わせが乱れている場合は、全体矯正をご提案させていただきます。
歯科矯正では見た目はもちろん噛み合わせの改善を目的としているので、総合的に考えて治療方針を進めましょう。
奥歯まで歯並びが悪い
前歯の乱れが重度
重度の叢生を部分矯正で改善すると、アーチを広げる必要が出てくるため見た目はきれい
に歯並びが並んだとしてもお口元が出るリスクがあります。
このようなケースは抜歯が必要となることがあるのですが、その場合は全体矯正をご提案
させていただきます。
全体的に歯並びを整えたい
全体的に歯並びを整えたい場合は向いていません。
歯並びをどこまで整えるのか、気になっている部分は前歯なのか奥歯なのかでも治療方法は変わります。
奥歯だけの部分矯正は当院では行っておりませんのでご了承ください。
お口元を大きく引っ込めたい
お口元を大きく引っ込めたい「出っ歯」や「受け口」は部分矯正では難しいケースがあります。
骨格的な問題がある場合は、全体矯正に加えて外科手術もご提案いたします。
まとめ
部分矯正を始める前には、「歯科医師としっかり相談する」「部分矯正の良い点と悪い点」「費用や治療期間の確認」を事前にすることが大切です。
まずは、部分矯正が可能かどうかのご相談にお越しください。
当院では、部分矯正の他にも全体矯正の「表側矯正」「裏側矯正(舌側矯正)」「マウスピース型矯正」もご用意しています。
万が一部分矯正で難しい場合であっても、他の矯正治療方法もご提案させていただきます。
また、骨格的な問題があった場合は提携している医療機関で顎の骨を削る外科手術もご提案いたします。