投稿日:2024.4.16
受け口の施術をするとむくみが気になる?
みなさん、こんにちは。
東京駅から徒歩1分にある東京八重洲キュア矯正歯科です。
「受け口の施術をするとむくみが気になる」と聞いたけれど本当なの?とお悩みの方へ。
これから受け口の治療をしようと思っている方は、生活に支障がでるかもしれないため気
になることでしょう。歯並びや顎の骨の状態により受け口の治療方法が異なり、顎の骨に問題があると外科手術
をするためむくむことがあります。
今回は、受け口の施術でむくみが気になる外科手術について、むくみを減らすポイント、
受け口の原因やその他の治療方法を解説します。
目次
受け口の施術でむくみが気になるのは外科手術
受け口の施術でむくみが気になるのは、外科手術を行ったときのみです。
矯正装置を用いて歯を1本1本並べる動的治療の場合は、むくみが気になることはほとんど
ありません。
外科手術は受け口みんなが受けるの?
それでは外科手術はどのような方が受けるのでしょうか。
結論からいうと、受け口の方みなさんが受けるものではありません。
当院では受け口が気になる方は、矯正歯科でカウンセリングを受けることができます。
受け口の状況やその他お口の中で気になること、全身疾患の有無やライフスタイルなどを
詳しくお伺いします。
そして前向きに矯正治療を開始したい方には、レントゲンやセファロ撮影、視診や歯の型
取りなどの精密検査を受けていただきます。
この結果を基に治療計画を立案・ご提案していくのですが、下の顎が大きすぎるたり長す
ぎたりするなど骨格的な問題がある場合には、外科手術をご提案させていただきます。
外科手術(サージカルファースト)の手順
外科手術をご提案させていただきご同意いただけましたら、当院では提携している医院で
外科手術を受けていただきます。
カウンセリングや精密検査の内容により治療の内容に個人差はありますが、基本的には受
け口の場合は下の顎の骨を切除する手術を行います。
顎の骨を切除して上下の噛み合わせを安定させるまでは入院していただきます。
そのあと歯並びに問題がある場合は矯正装置を用いた動的治療に移行する流れです。
受け口の外科手術を受ける際の注意するポイント
受け口の外科手術でむくみを減らして快適に過ごすためには、手術前後の過ごし方が大切
です。
外科手術の前日はしっかり睡眠する
外科手術の前日は緊張して眠れない方も少なくありません。
夜更かしはせずにできるだけいつも通りしっかり睡眠をとりましょう。
また、普段から飲酒する方はできれば前日は控えるのがおすすめです。
当日の朝ごはんは普段通り食べていただいて大丈夫ですが、外科手術は時間がかかります
ので、コーヒーや紅茶など利尿作用のあるカフェインを多く含む飲み物を飲み過ぎないよ
うにするとよいです。
1~2週間程度の入院
受け口の外科治療は手術が必要になるためしっかりお口の中や顎の状態の経過観察や感染
予防対策を行わなければなりません。
そのため提携している医院で1~2週間くらいの入院をしていただきます。
外科手術後から数日は、お口周りだけではなく身体のケアも困難なこともあるため、入院
をして医師やスタッフに無理せずに早めに伝えましょう。
2ヶ月程度は安静にする
外科手術から1ヵ月程度で仕事への復帰はしても大丈夫ですが、2ヶ月くらいは安静に過ご
しましょう。
顎の骨を切除するために、お口の中に小さいですが傷口ができますし、顎にも負担がかか
ります。
しっかり傷口が塞がり顎の骨が安定してくっつくまでの約2ヶ月は身体に負担がかからな
いようにしましょう。
特に最初の1ヵ月は硬いものを噛んだり、激しい運動をしたりするのは控えてください。
回復には個人差がありますので経過観察をしながら、医師の指示に従いましょう。
セルフケアの徹底
外科手術によってできた傷口は、清潔に保つことで細菌などに感染することを防げます。
術後は顎を固定するために装置を装着することもあり、口を大きく開けることはできませ
ん。
そのため普段よりも歯やお口の中をしっかりケアしないと不衛生な状態になり、傷口から
膿が出ることや顎の骨に炎症が引き起ることもあります。
適切な歯磨きを身に付けて念入りにお口の中をケアすることが大切です。
受け口の原因
ここからは受け口の原因を解説します。
骨格の問題
受け口になる顎の問題は以下が挙げられます。
・上の顎が小さい
・下の顎が大きすぎる
上下の顎のバランスが崩れていると受け口になることがあり、2割くらいは遺伝が原因で
す。
他には、顎が旺盛に成長する小学生から中学生くらいの時期に、健全な顎の成長が促せな
かった場合は上下の顎のバランスが崩れて受け口になることがあります。
たとえば、やわらかいものばかり食べる方は噛む刺激が顎に十分に伝わらないため、健全
に顎が成長しない可能性がありますので注意しましょう。
骨格の問題があるかどうかは自己判断ができないと思いますので、まずは矯正歯科にご相
談いただければカウンセリング時にある程度の治療計画をお伝えすることが可能ですよ。
骨格に問題がある場合は外科手術をご提案させていただきます。
歯並びの問題
顎の成長に問題がなくても歯並びに問題があっても受け口と診断されます。
・下の歯が唇側に傾斜している
・上の歯が内側に入りすぎている
・上下の噛み合わせが反対になっている
などが挙げられます。
下の顎が大きすぎるとすべての歯が並びきらずに唇側に押し出されることがあります。
他にも、上の歯の数が少ない(先天性欠如歯)場合は上下の噛み合わせのバランスが崩れ
て受け口になることがあるのです。
遺伝的な問題もあれば、指しゃぶりや爪噛みなどの癖が原因で受け口になる方もいらっし
ゃいます。
受け口は反対咬合とも呼ばれ上下の噛み合わせが反対になっているかどうかで判断されま
す。
このようなケースでは外科手術をしなくても歯並びを整える矯正治療だけで整えることが
できます。
外科手術以外の受け口の治療方法
骨格的な問題がある場合は外科手術が必要ということがわかりましたが、歯並びだけに問
題がある場合は矯正装置を用いた歯列矯正でよい歯並びをめざすことが可能です。
ここからは当院で取り扱いのある矯正装置を紹介します。
表側矯正
歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を貼り付けて、ワイヤーを通すことで歯並び
を整える方法です。
ひと昔前まではブラケットは金属のものが主流で見た目が目立つのがデメリットでしたが
、矯正治療の技術が高まり今では透明や白色のブラケットを選択できるようになってきま
した。
当院でも取り扱っており費用を抑えてできるだけ目立ちにくい装置にしたい方におすすめ
です。
基本的には3週間に1回くらいのペースで新しいワイヤーに歯科医院で交換して、約2年で
歯並びを徐々に整えます。
裏側矯正
裏側矯正とは、目立ちにくい矯正方法のひとつで歯の裏側にブラケットを貼り付けてワイ
ヤーを通して歯並びを整える方法です。
患者さんに合わせて装置を製作するため、デジタルスキャンでお口の中のデータを管理し
て精密な治療を進めていきます。
歯を後方に引っ張るのが得意な装置で、通院期間やタイミングは表側矯正とほとんど変わ
りません。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正とは、透明のトレーをご自分で歯に装着することで歯並びを整える方
法です。
装置は透明なので目立ちにくいのが特徴で、食事や歯磨きの際は取り外すことができます
。
トレーは2週間に1回のペースで交換して装着していただくため、自己管理が必要になりま
す。
歯科医院で装置を調整するわけではありませんので、ワイヤー矯正装置と比べて通院する
間隔は長く2ヶ月に1回くらいでよいのがポイントです。
その他、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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