投稿日:2024.3.26
歯並びの悪化を防止するには?
皆さんこんにちは!
東京八重洲キュア矯正歯科です✨🦷✨
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます💓
今回は【歯並びの悪化を防止するには? 】についてお話しさせていただきます!
みなさんは歯並びが悪くなってしまう原因を知っていますか?
それは私たちの生活習慣の中にあるクセからきているかもしれません。
原因が分かれば、悪化する前に防ぐことができますし改善することもできます。
しかし、歯並びが悪くなる原因は1つではありません。
複数の原因が絡み合ってひどくなっていることもあります。
歯並びの悪化を防止する原因と対策について詳しく解説していきますので、みなさんも自分に当てはまることはないかチェックしながらお読み下さい。
目次
<なぜ歯並びは悪くなるの?>
歯並びが悪くなる理由には2種類あります。
1つは先天性な要因です。
生まれながら歯や顎の骨が原因で歯並びが悪くなってしまうケースです。
歯が生えてくる顎の骨に原因がある場合と歯の傾きや歯が生える位置に原因がある場合があります。
顎の骨に原因がある場合は「骨格性」で、顎の骨が正常で歯自体に原因がある場合は「歯槽性」です。
2つ目は後天的な要因での歯並びの乱れです。
生活習慣や歯並びにとって悪いクセを身につけてしまったことが理由で歯並びが乱れてしまいます。
<歯並びが悪く気なる10の原因と対策>
【1.口呼吸】
舌の位置は上の前歯のちょうど後ろに位置しているのが正しいポジションになります。
しかし、口呼吸をすると舌の位置は下に落ちてしまいます。
歯並びは頬側からの圧と舌側からの圧のバランスによってキレイな歯並びを保っているので、
舌の位置が下がってしまうとこのバランスが保つことが難しくなって歯並びがガタガタと乱れる原因になってしまうんです。
【対策】
口呼吸になってしまう原因には、慢性的な鼻詰まりや口周りや舌の筋力が弱いことや、出っ歯などがあります。
鼻詰まりは耳鼻科にかかるのがよいでしょう。
口周りの筋力が弱い方は、周囲筋や舌のトレーニングをすれば防止できます。
すでに出っ歯になっている場合には、さらに悪化しないよう矯正治療の検討をおすすめします。
【2.指しゃぶり】
指しゃぶりは、開咬や出っ歯の原因になります。
5歳頃までに指しゃぶりを卒業するのが理想的ですが、心理面でなかなかやめられない子もいます。
【対策】
どうしてもやめられない場合には歯科医や歯科衛生士に相談しましょう。
無理に卒業させるのではなく、段階を踏みながら徐々にやめていけるようにアドバイスをくれるはずです。
【3.頬杖】
頬杖をしている方は多く自覚がない方もいます。
特にデスクワークや学校での勉強など、机を前にして作業する方に多い傾向があります。
頬杖が習慣化していると噛み合わせが深くなったり、顎関節に負担をかけるなど顎の歪みにもつながります。
【対策】
机やPCなど目がつくところに「頬杖注意!」などのメモを貼って、意識的に見る回数を増やすのが効果的です。
他にも1時間ごとにアラームをかけて頬杖をしていないかチェックするなどもいいでしょう。
無意識にやってしまっていることは、まずどのタイミングでやっているのか気づくことが大切です。
自分で気づく回数が少しづつ増えていけば、頬杖の回数も減ってくることでしょう。
【4.舌癖】
舌の位置は上の前歯の後ろ側に位置しているのが正しいポジションになります。
ですが、前歯を舌で押すクセがある方は常に前歯に力をかけることになるので、歯が傾き出っ歯になってしまう可能性があります。
【対策】
まずは気づいて自覚することです。
目のつくところに「クセ注意!」などのメモ書きを貼っておいたりアラームをセットし一定の時間ごとにクセが出ていないか確認するのが有効です。
【5.姿勢が悪い】
噛み合わせと体のバランスは密接に関係しています。
歯の噛み合わせがよくないと体に歪みが起きます。
もちろん、逆に猫背など姿勢が悪いと噛み合わせのバランスが崩れてしまうことにつながります。
噛み合わせがズレれば顎の関節の位置のズレにも関係してくるので、顎が歪み顔の歪みへとつながることもあります。
【対策】
近年ではアスリートの方もパフォーマンス向上のために噛み合わせを調整するなど体のケアとともにおこなっています。
日頃から背筋を伸ばしお腹に軽く力が入っている状態を心がけるのがよい姿勢を保つポイントです。
首や背中など痛みがあって正しい姿勢がとれない方は整骨院などの治療を受けるのもよいでしょう!
バランスの取れた姿勢に改善するための専門的な治療を受けられます。
【6.爪を噛む】
爪を噛んでしまう方は意外に多くいるもので、無意識におこなっていることも多々あります。
爪を噛むことが習慣になっている方は、歯が少しづつ動いてしまうことで歯並びがズレてしまいます。
その他にも、爪を頻繁に噛むことで歯の先端が少しづつすり減ってきてしまい、正常な歯の形と比べると変形していることもあります。
すり減りが大きくなれば、しみる症状やむし歯のリスクなどを高めることにもつながってしまいます。
【対策】
頬杖の対策でもご紹介したように、まずは気づいて自覚することが最初のステップです。
目のつくところにメモ書きを貼っておくことが有効です。
他にも、マニキュアやジェルネイルなど爪をオシャレにケアすることで、噛んだときにハッと気づくことがあります。
せっかくキレイにした爪を噛んでボロボロにしてしまうのはイヤですよね!
その意識の回数が増えることで徐々に噛みクセがなくなれば、マニキュアをしてなくても戻ることは次第になくなるでしょう。
【7.柔らかいもの中心の食事】
柔らかいものを中心とした食事を続けていると、噛む力が低下するだけでなく顎の成長が十分におこなわれずに、歯並びが凸凹と乱れた状態になってしまう可能性があります。
【対策】
噛みごたえのある野菜やフルーツなどの食べ物を積極的にとるのがよいでしょう!
噛み切れないスルメやグミなども顎の発育や筋肉の成長には良いとされています。
よく噛んで細かくすり潰して食べる習慣は、歯並びだけでなく身体の健康にもいい影響を与えてくれます。
食事から得られるメリットはとても大きいことを覚えておきましょう!
【8.片方の歯ばかりで噛む】
片方の歯ばかりで噛んでしまうことを片咀嚼(へんそしゃく)といいます。
利き手があるように歯にも効き噛みがあるんです。
噛みやすい方ばかりで噛んでしまうと、そちらの顎にばかり負担がきてしまい顎のズレから噛み合わせのズレにつながることがあります。
【対策】
被せものが外れてしまっていたり、歯がない、むし歯などで歯が痛い、などが理由で片咀嚼になっていることもあります。
そのような方は、歯の治療をすることで左右のバランスが取れますので、まずは歯科クリニックで治療をしてもらいましょう。
当てはまらない方は、クセで片側ばかりで噛んでしまっていることが原因の可能性が高いです。
食事のときには意識的に両方の歯で噛むようにして左右のバランスをとりましょう!
【9.乳歯を早い時期に失っている】
乳歯には永久歯が生えてくるための道しるべの役割があります!
永久歯との生え変わりのタイミングよりも早々に乳歯を失ってしまうと、生え変わりがうまくいかずに歯並びが乱れる原因になります。
【対策】
乳歯を早い時期に失ってしまう理由として多いのはむし歯です。
永久歯が生えてくるから大丈夫。と考えるのは大きな間違いです!
下から永久歯が生えてくれば、乳歯はグラグラと揺れ始めて自然にぽろっと抜けてきます。
その時期まで、乳歯は健康なままでいてもらう必要があるので、むし歯があれば早期に治療しましょう。
【10.歯周病】
歯周病は歯を支えている顎の骨まで溶かしてしまう病気です。
顎の骨は土台ですので、土台が歯周病によって溶ければ上に立っている歯もグラグラと動き始めます。
歳を重ねた方で、「若い頃はもっと歯並びがキレイだった」とおっしゃる方がいますが、歯周病が原因で歯が乱れてきている可能性があります。
【対策】
矯正治療で歯並びを治すのではなく、歯周病の疑いがある方はまずはクリーニングで原因となっている歯石やプラークなどの汚れを落とす、歯周治療が必要になります。
治療が終わり改善が見られてからも、悪化を防ぐために定期的なメンテナンスで歯をクリーニングするのがおすすめです!
当院無料のカウンセリングを行っておりますので気になる方は是非一度お越しください💓
お待ちしております✨
カウンセリング予約はこちらから→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491&_gaid=1770588889.1637737917