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投稿日:2025.6.10

矯正歯科の施術は20代でもした方がいい?

「歯列矯正は子どものうちから始めると聞いた」「20代になってから矯正装置をつけて過ごすのは恥ずかしい…」
このように「矯正歯科での施術に興味はあるけれど、なかなか一歩踏み出せない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
20代から矯正歯科での施術を希望されることは、珍しいことではありません。
ここでは、20代からの矯正歯科での施術について、解説します。

20代で矯正歯科の施術を受けるのは遅い?

まず前提として、20代での矯正歯科の施術はけっして遅くありません。
たしかに、歯並びの状態によっては子どもの時から始めた方がスムーズなケースもあります。
ですが、矯正歯科の施術に特別な年齢制限は設けられていません。
おくちの中が健康であれば、20代はもちろんご高齢の方でも施術を受けることができます。
施術を受けられる方が希望されるのであれば、どのタイミングでも遅すぎるということはないのです。

ただし、年齢とともに施術が困難になったり、選択肢が減ってしまう可能性は考えられます。
矯正歯科での施術を考えている場合は、できるだけ早くご相談されたほうがよいでしょう。

実際に20代で矯正歯科での施術を始める人はいるの?

表側矯正 矯正

A smiling woman with metal braces. Close-up.

結論から申し上げますと、20代になってから矯正歯科での施術を始める方も、多くいらっしゃいます。
そのきっかけのひとつとなったのが、マウスピース型矯正の登場だと考えられます。

それまでは歯に直接ワイヤーを固定して行うワイヤー矯正がメインでしたが、マウスピース型矯正という選択肢が増えたことで、矯正歯科での施術に自由度が増しました。
矯正歯科の施術が身近に感じられるようになったことで、20代の利用者も増えていると考えられます。

20代になってから歯列矯正を受けるメリット

「子どものうちから歯列矯正を始めたほうがよい」という話がある一方で、20代になってから
歯列矯正を行うメリットももちろんあります。
ここでは、20代になってから歯列矯正を受けるメリットについてみていきましょう。

コンプレックスの解消に繋がる

20代から歯列矯正を希望される方の多くが、コンプレックスの解消を目的として来院されているのではないでしょうか。
ガタガタした歯並びや出っ歯に見える前歯など、一人ひとり異なるお悩みで施術を希望されています。
コンプレックスが解消されることで「気持ちが明るくなった」「自信がついた」など、ポジティブな感情になれたというお声もたくさんいただいております。
20代は仕事・プライベート関係なく新しい出会いも多いですし、逆に同窓会などで旧友と再会する機会もあるかもしれません。
これからの人生に少しでも自信がつくように、20代から歯列矯正を検討される方も増えています。

全身のバランスを整える

「整った歯並び」と聞くと、見た目の美しさを想像される方も多いですが、じつは歯並びには
「噛み合合わせ」も含まれています。
噛み合わせが崩れていると、つぎのようなトラブルが起こりやすいといわれています。
● 顎関節症
● 頭痛・肩こり
● イライラしやすい

● 胃腸障害
● 集中力の低下
これらのトラブルは、矯正治療による噛み合わせの改善で解消される可能性があります。
全身の悩みが解決することで、私生活の充実にも繋がるといえるでしょう。
おくちのトラブルの緩和
おくちのトラブルにもさまざまですが、たとえばこのような症状はないでしょうか。
● 虫歯ができやすい
● 歯ぐきが腫れたり出血したりしやすい
● 口内炎ができやすい
● 頬や唇を噛みやすい
このような症状は、歯並びを整えることで改善しやすいといわれています。
歯並びが整うとハブラシが細かいところまで届きやすくなり、細菌の量を減らすことができます。
細菌の量を減らすことで、虫歯や歯周病・口内炎のリスクを抑えることに繋がります。
また口内炎や粘膜を噛む癖は、歯の生え方や噛み合わせによって同じ場所によくできてしまうこともあります。
矯正治療をすることで、これらの不具合も改善する可能性が高いです。
20代のうちにおくちの中の環境を整えておくことは、今後のトラブルを減らすためにも有意義だといえるでしょう。

治療計画が立てやすい

お子さんの矯正治療の場合、成長を利用しながら行うため治療計画は臨機応変に対応していく必要があります。
顎の成長が終了している20代の矯正治療ではある程度の経過が予測できるため、治療計画が立てやすいというのもメリットのひとつです。
顎の骨は年齢を重ねるほど固くなり、徐々に歯を移動させにくくなっていきますし、健康な歯や歯ぐきも年齢とともに失いやすくなります。

20代での矯正治療は、歯を動かしていくタイミングとしても理想的と考えることができます。

30~40代は忙しくなりがち

一般的に、20代に比べると30〜40代は自由になる時間が減りやすい、という傾向にあります。
これは、仕事や結婚・出産など、ライフイベントが多くなることが関係しています。
忙しいというよりも、人生が充実していると表現するほうが正しいでしょうか。
矯正治療は通院が必要になってきますので、通院時間を捻出しやすい20代での矯正治療は賢い選択といえるかもしれません。

20代になってから歯列矯正を受けるデメリット

とはいえ、子どもの頃から歯列矯正をすると良い、といわれるのにはちゃんとした理由があります。
20代になってから歯列矯正を受けることで起こりうるデメリットには、次のようなものがあります。

子どもの歯列矯正より痛みを伴う可能性が高い

東京 八重洲 矯正

子どもの歯列矯正も20代の歯列矯正も、基本的には歯を動かしていく仕組みは同じです。
しかし、子どもの身体の方が適応能力が高いといわれており、矯正治療に対する痛みや違和感が和らぐまでにかかる期間が短いとされています。
個人差はありますが、成人の歯列矯正では数日〜1週間もすれば痛み・違和感が気にならなくなる場合がほとんどです。
もしも痛みや違和感の強い場合は、無理をせず歯科医師に相談しましょう。

抜歯が必要となるケースがある

子どもの矯正治療では、歯が並ぶために必要なスペースを確保するために顎の成長を促進するような治療も存在します。
20代以降の治療では、顎の大きさを変えることは難しいため、スペースを確保するために抜歯が必要と判断されることがあります。

抜歯がなぜデメリットかというと、歯が多く残っているほど噛む機能が高いとされているからです。
また抜歯による痛みや腫れを感じる方もいらっしゃるので、必要がなければ抜歯せずに済むのがベストといえるでしょう。

治療中のおくちのトラブルに注意が必要

20代からの矯正治療を行う場合には、さまざまなおくちのトラブルにも注意が必要です。
主に、以下のようなおくちのトラブルが起こる可能性があります。
● 虫歯や歯周病
● 装置が壊れた・外れた
● 口内炎ができた
● 歯ぐきが腫れた
● 食事が摂りづらい
● 歯がしみる
これらのトラブルの他にも、矯正治療前には感じなかった違和感などあれば早めに歯科医院で相談をしましょう。
矯正装置の調整などでトラブルを緩和できることもありますので、我慢せずに是非ご連絡ください。

まとめ

結論として、20代からの矯正歯科での施術は遅すぎるということはありません。
人生100年時代と言われていますし、これからの健康や自信へと繋がる手段として、20代から矯正治療をスタートする方も増えてきています。
矯正治療はコンプレックスの解消だけでなく、全身の健康にもプラスになる可能性が十分にあります。
費用や期間・装置など、矯正治療に興味がございましたら、まずはご相談だけでもされてみてはいかがでしょうか。

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