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ブログ

投稿日:2023.10.3

猫背が受け口の原因になるのはどうして?

歯並びは先天的に遺伝が関係している場合と、日常的なくせで少しずつ歯並びが変わってしまうことがあります。
受け口は下顎が上顎より出ている状態で、特徴的な見た目ですが、大人になってから受け口が気になる……。という方は日常生活のくせが関係しているかもしれません。
そこで今回は、猫背と受け口の関係についてお話させていただきます。

受け口とはどんな状態?

本来上の歯が下の歯を覆っている状態が正しいのですが、受け口は下の歯が前に出ている状態です。
特徴的な見た目なので、コンプレックスを抱くことが多く、思春期などにからかわれたりするとトラウマになってしまうこともあります。
見た目だけでなく、かみ合わせが反対になっているため、あごに負担がかかってしまったり、歯ぐきが下がったりする原因になってしまうこともあります。
骨格性の受け口は、子どもの頃に治療をすると、顎の骨の成長を味方につけながら治療ができるため改善しやすいですが、顎の骨の成長が止まってしまうと成長と共に改善が難しくな
ります。

そのため、早めに改善した方がよい歯並びです。

猫背と受け口の関係

猫背は前傾姿勢になって、猫のように背中が丸まっている状態をいいます。

東京 八重洲 矯正歯科

在宅ワークなどでパソコンに長時間向かって仕事をしている方も増えたのではないでしょうか。
パソコンやスマートフォンを使う時間が多い生活をしていると、首や顔を下に落とす姿勢になりやすく、猫背になりがちです。
猫背になると、顔や首が下に向きがちになり、下顎が出やすくなってしまいます。
この状態で長時間パソコンの作業をしていると、首周りの筋肉や骨にまでくせがついてしまう可能性があります。
姿勢のよい方と猫背の方を比べると、猫背は頭から首の後ろにかけて筋肉の収縮を引き起こしやすくなります。
一方で、前側の首周りや下顎にかけて筋肉が緩みやすく、下顎が出てしまい、受け口につながることがあります。
小さい頃は受け口ではなかったのに、大人になってから受け口になった方は、猫背などの姿勢が関係している場合も。
そのまま猫背を続けていると、さらに受け口が悪化する可能性もあり、できるだけ早く姿勢も含めて改善する必要があります。

そのほかに猫背になる原因とは?

パソコンを長時間している以外に猫背になりやすい原因がありますので、思い当たる方は
改善しましょう。

・長い時間同じ姿勢を継続している

同じ姿勢を長く継続していると、筋肉がこりやすく、身体がゆがみやすくなり、首から腰にかけての筋肉が固まりやすくなります。
その結果、猫背になりやすくなり、腰痛などにつながりやすいです。

・運動が不足している

よい姿勢を保つためには、十分な筋力の維持が必要です。
筋力や体力が低下すると、姿勢を保ちにくくなり、猫背になりやすくなってしまいます。
また、運動不足になると体幹が弱くなり、バランス感覚が悪く、すぐにつまずきやすくなるなど平衡感覚も弱くなってしまいます。
そのほかには、腹筋が弱くなると、猫背になりやすいといわれています。
腹筋の力が弱いか判断する時に、下腹がぽっこり出ている方やお尻が下がっている方は腹筋の力が弱くなっている可能性があります。

・腹式呼吸をしていない

腹式呼吸は横隔膜を使って呼吸をしますが、デスクワークの時間が長い方などは、胸式呼吸や口呼吸になりやすいです。
横隔膜を使わない胸式呼吸は、横隔膜の筋力や肋骨周りがあまり動かなくなるため、体幹が弱くなる原因になります。
そうすると、猫背になりやすくなり、さらに内臓が圧迫されやすく、複式呼吸では呼吸がしにくいため、胸式呼吸になりやすくなってしまいます。
そのため、猫背と胸式呼吸は密接な関係にあり、改善した方がよい状態です。

・骨盤のゆがみ

骨盤がゆがんでいると、立っている時もバランスが悪くなり、姿勢が悪くなってしまう可能性があります。
骨盤のゆがみは、日常生活の寝る姿勢や座っている姿勢が関係していることが多くなります。

猫背を改善する方法とは?

・ストレッチをする

猫背の方は、背中や肩なども硬くなってしまうことがあるため、ストレッチでほぐしましょう。
特に背中から肩甲骨を伸ばすストレッチがおすすめで、背中に丸めたタオルを入れて、両手を真上に挙げながら深呼吸をして、背中を伸ばしましょう。

・正しい姿勢を意識する

猫背を改善するために、正しい姿勢をキープできるように意識して過ごしましょう。
緊張してきたと感じたら、同じ姿勢は避けて、ストレッチをするなど筋肉をほぐしてあげましょう。

猫背で受け口になってしまったら

猫背が原因で受け口になった場合には、骨格性の受け口に比べて症状が軽いことが多いです。
そのため、姿勢を改善することや、かみ合わせのバランスを整えることで受け口の改善が見込めます。
かみ合わせのバランスを整えるためには、歯並びを矯正する必要があります。

ワイヤー矯正

表側矯正

一般的に広く行われていて、歴史があり、どの矯正歯科でも対応しています。
歯の表面に「ブラケット」をつけて「ワイヤー」を通して少しずつ歯並びを整える方法で、適応ができる症例も多く、さまざまな歯並びに対応しています。
表側に装置をつけるため、見た目が分かりやすかったり、口元にボリュームが出てしまったりする場合があります。

ただし、近年は矯正中の見た目も改善できるように、白や透明の「審美ブラケット」を選択できるようになり、金属の装置に比べて、矯正中の見た目が分かりづらくなっています。
また、目で見て歯磨きができるため、ワイヤー矯正の中では汚れが落としやすいですが、挟まった時に見えてしまうため、食事の後に確認する必要があります。

・裏側矯正

歯の裏側にブラケットとワイヤーをつける方法で、歯の裏側に装置がつくため、見た目がほとんど分かりません。
しかし、裏側に装置をつけるため、慣れるまで発音がしにくく話にくい場合があります。
また、装置を裏側につけるため、対応している歯科医院が限られており、歯科医師の技術力が必要なため、表側矯正に比べて裏側矯正の方が費用は高くなる傾向になります。

・ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、笑った時に見えやすい上顎は裏側で、下顎は表側に装置をつける方法です。
下顎の裏側に装置がついていると、舌に装置が当たって、話す時に影響が出にくいです。
また、下顎は笑った時にもそれほど装置が見えにくいため、それぞれメリットがあります。
それぞれ、表側と裏側に装置がついているため、歯磨きの仕方を工夫する必要がありますし、表側矯正よりも費用がかかる傾向にはなりますが、話しやすさと上側の装置が目立たない
点を優先させたい方におすすめの方法です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、歯の表面にブラケットやワイヤーを使用せずに、患者さまのお口に合った透明のマウスピースを製作し、段階的に形の違うマウスピースに変えることで少しずつ歯を動かしていく方法です。
取り外しができるため、食事や歯磨きの際は今まで通り生活をすることが可能です。
また、透明のマウスピースなので、矯正装置がほとんど分かりにくい矯正方法になります。
しかし、1日の装着時間が20~22時間と決められており、自己管理が必要です。
きちんと装着時間を守らないと、治療計画通りに歯が動かなかったり、マウスピースを作りなおししなかったりしないといけない場合があります。

 

受け口が気になってきたらお気軽にご相談ください

受け口の状態を治療することも大切ですし、なぜ受け口になったか原因を探ることも必要です。
その原因が改善されないと、受け口を治療しても、また症状が出てしまう可能性があるためです。
当院では、受け口の治療にも力を入れていますので、受け口が気になる方はお気軽にご相談ください。

当院は矯正の無料カウンセリングを随時行っておりますので

歯並びなど気になる方は是非一度ご相談くださいませ😃🦷

スタッフ一同お待ちしております✨

無料カウンセリングはこちらをクリック→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491&_gaid=1770588889.1637737917

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