投稿日:2023.10.13
受け口になりやすい寝方とは?
皆様こんにちは!
この度は、東京八重洲キュア矯正歯科のブログを
ご覧いただき誠にありがとうございます!
是非最後までご覧ください😊💗
受け口は、遺伝などの生まれつきの顎の大きさなどが
関係する場合もありますが、
生活習慣が原因で受け口になってしまうこともあります。
その場合、その生活習慣を続けることで、
さらに症状が悪化することもあるため、
受け口になってしまった悪習癖は早めに改善する必要があります。
そこで今回は、受け口になりやすい原因について詳しくご紹介します。
目次
受け口とは
通常のかみ合わせは、上の前歯が覆っていますが
受け口は下の歯が前に出て覆っている状態です。
かみ合わせが反対になっているので、
反対咬合と呼ばれることもあります。
見た目が特徴的なので、幼い頃にからかわれるなど審美的にコンプレックスを
抱きやすい歯並びです。
また、前歯で噛みきりにくい、
かみ合わせが悪いなどの機能的なデメリットもあり、
顎に負担がかかりやすい傾向があります。
受け口は、顎が成長途中の段階で治療をした方がよい歯並びで、
顎の成長途中であれば、成長を利用した矯正ができます。
ただし、小学校の高学年になると、
永久歯も生え変わり顎の成長を利用した矯正も難しくなってしまいます。
そのため、受け口は小さなお子さんの頃に矯正をおすすめします。
また、頬杖や口呼吸、受け口になりやすい寝方をして、
受け口が原因になる悪習癖が残っている場合には、
悪化する可能性がありますので、早期にその悪習癖を改善する必要があります。
受け口になりやすい寝方とは?
うつ伏せ寝や横向きの寝方は、
顎やかみ合わせに負担がかかりやすい寝方と考えられています。
寝る姿勢は毎日のことなので、少しずつ負担がかかり
長期間続くと受け口につながる場合もあります。
朝起きた時に顎がだるいなどの症状がある方は、
寝ている姿勢や顎に強い力がかかっている場合があります。
歯ぎしりなどで顎に負担がかかっている場合には、
マウスピースなどで歯や顎を保護することができますので、
一度歯科医院で相談しましょう。
寝方に問題がある場合には、口周りだけでなく、
身体のほかの部分にも負担がかかっている場合がありますので、
早めに改善しましょう。
うつ伏せ寝のデメリット
・歯並びや顎に負担がかかる場合がある
先ほどお話した通り、顔や顎に長い時間力がかかり続けると
歯並びの悪さや顔のゆがみにつながる場合もあります。
歯並びが悪いとかみ合わせの不正につながり、
顔のゆがみにも関係してきます。
そうすると、口周りだけでなく顎を支えている首こりや頭痛に
つながってしまうこともあります。
・首への負担が大きい
うつ伏せをしていると、真下に顔を向けていると息苦しくなるため
左右どちらかに顔を向けて寝ているケースが多くなります。
首が曲がったままで寝ていると、首の神経も一緒に曲がるため、
首のこりや首の痛みにつながってしまうことがあります。
また、胸が圧迫されやすく、血流が悪くなってしまうため
むくみやすいといわれています。
そして、定期的に首を左右に入れ替えるため、眠りも浅くなりやすいです。
・肩こりにつながる
リラックスした状態では、自然と腹式呼吸になることが多く
ゆったりとした睡眠につながります。
しかし、胸部を圧迫されるうつ伏せ寝は胸式呼吸になりやすく
呼吸がしにくい状態になりやすいです。
また、寝ている寝具の硬さにもよりますが、
うつ伏せ寝の場合には肩の関節に負担がかかってしまい、
肩こりにつながってしまうこともあります。
理想の寝方とは?
理想的な寝方は仰向けといわれています。
身体にかかる圧を分散して自然にリラックスしやすい仰向けの体勢が理想的です。
仰向けのメリット
・体の圧の分散
うつ伏せ寝や横向きの寝方は身体を捻るため、
負担がかかりやすいですが、仰向けは寝具との
接触する面積が大きくなり、体圧が分散しやすいため
腰や肩に負担がかかりにくくなり、リラックスして寝ることができます。
・血栓の防止
うつ伏せ寝や横向きの寝方は血流が圧迫される部分がありますが、
仰向けの姿勢はスムーズに血流が流れるため、
むくみの防止や血栓ができにくくなります。
また、血行が良くなるため、睡眠の質を高めることにつながります。
理想的な寝方を保つためには?
・枕選び
柔らかすぎるものや高さが低い、
高いなどご自分に合っていないものも
首や背骨に負担がかかってしまい、寝心地が悪くなります。
枕の高さは、仰向けに寝た際に首の角度が5度位になる位置が理想的とされています。
・寝具
柔らかすぎると身体が沈んでしまい、
寝る時に姿勢が悪くなってしまいます。
敷き寝具も適度な硬さで横になった時に身体にフィットするものを選びましょう。
受け口になりやすいくせとは?
口呼吸
口呼吸をしていると、
お口を開けている時間が長くなり、口周りに筋力が低下します。
また、正しい舌の位置は上顎の出ている部分ですが、
口呼吸をしていると舌が下がってしまいやすく、
舌で歯を押しやすくなってしまうことも。
そのため、舌で歯を押してしまい、
受け口の原因になってしまうことがあります。
口呼吸はほかにも風邪やインフルエンザなどの
感染症のリスクを高めてしまうため、
早めに改善した方がよい悪習癖です。
もし受け口になってしまったら?
受け口になってしまった場合には、
そのまま放置しても自然に治ることはないため、
治療をする必要があります。
受け口は矯正治療が必要ですが、
いくつか矯正方法がありますので、ご紹介します。
ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットという装置をつけて、
ワイヤーを通して少しずつ歯を動かす方法です。
以前は金属の装置を使う矯正が多く、
そのイメージが強いですが、
最近では矯正中の見た目も考慮して白や透明の装置もあります。
また、矯正期間を短縮するために、
歯ぐきに小さなねじを埋め込むインプラント矯正もあります。
歯を柔軟に動かすことができるため、
一番奥の歯より奥に歯を動かすことが可能です。
ねじの位置を変えることで、動かしたい位置を決めることができるため、
治療期間を短縮することにつながります。
そのほかには、表側に矯正装置をつける表側矯正だけでなく、裏側矯正もあります。
裏側に装置が着くため、見た目がほとんど分かりにくいメリットがあります。
ただし、歯科医師の技術力が必要な点や難易度が上がる点から、
表側矯正より費用が高くなりやすいです。
マウスピース矯正
患者さまのお口にぴったり合ったマウスピースを製作して、
段階的に違うマウスピースに交換して少しずつ歯を動かす方法です。
取り外しができる装置のため、食事や歯磨きは普段通り行うことができます。
また、透明のマウスピースのため、矯正中の見た目が目立ちにくいメリットもあります。
ただし、歯並びによっては適応にならない場合もありますので、
マウスピース矯正を希望の方はお気軽にご相談ください。
【まとめ】
寝る時の姿勢でうつ伏せは、歯並びや顎の負担になってしまう場合があります。
理想的な寝方は仰向けなので、
身体に負担がかからないように仰向けで寝るようにしましょう。
また、寝返りがしやすいことも大切なので、
適度な硬さのマットレスや高さが合った枕を使うようにしましょう。
もし、受け口になってしまった場合には、
自然に戻ることは少ないので矯正治療が必要です。
そのまま放置すると、見た目の問題だけでなく、
顎に負担がかかってしまう場合もあるので、注意しましょう。
当院では、受け口の治療を数多く行っておりますので、
受け口でお悩みの方はぜひ1度お気軽にご相談ください。
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