投稿日:2021.10.27
矯正治療を始める前に虫歯は治すべき?そのタイミングとは
皆さま、こんにちは。
東京八重洲キュア矯正歯科です。
「虫歯の治療が終わっていなくても矯正治療の相談はできるのか?」や「セラミック治療をするなら、どのタイミングが最適?」など、治療の順番やタイミングに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
矯正治療を始めたいと考えている方にとって、虫歯や歯周病、セラミック治療、インプラント治療など、他の歯科治療をどの時点で行うかは気になるポイントです。
これらの治療がスムーズに進むためには、治療の優先順位を決め、適切なタイミングで進めることが重要です。
今回は、歯科治療と矯正治療をどのように進めるべきか、そのタイミングについて解説します。
目次
歯科治療はいつするの?
矯正治療をスタートする前に、まずは口腔内の健康状態をしっかりと整えることが必要です。
虫歯や歯周病がある状態で矯正を進めると、治療が複雑になるだけでなく、矯正装置が原因でさらに悪化してしまう可能性もあります。
そのため、虫歯や歯周病などの治療は矯正前に完了しておく方が良いです。
また、治療箇所が多い場合や、セラミック治療など審美的な補綴治療を検討している場合は、初診後の検査結果をもとに歯科医師と事前に相談しておくことが大切です。
これにより、全体的な治療計画が立てやすくなり、矯正治療を行うタイミングも把握しやすくなります。
しっかりとした計画を立てることで、効率的に治療を進めることができるでしょう。
治療期間の目安とスケジュール管理
矯正治療と虫歯や補綴治療(クラウンやセラミック治療など)も進めたい場合、治療の順序やスケジュールを把握しておくことが重要です。
虫歯や歯周病の治療は、矯正治療を始める前に行うことが基本です。
これにより、矯正中に健康な状態で歯を動かすことができ、治療の進行を妨げるリスクが軽減されます。
矯正治療自体は通常、1年から2年半程度かかることが一般的ですが、症状の程度や治療法によって異なります。
それぞれの治療にかかる期間やステップを考慮し、治療全体のスケジュールを知ることで、安心して治療にのぞむ事ができます。
事前に歯科医と相談し、その方の診断に沿って各治療がスムーズに進むように計画を立てる事が重要です。
虫歯は治してから矯正を
むし歯とは、歯の表面が酸によって溶けて脱灰した状態を指します。
むし歯が進行すると、歯がしみたり、痛みを感じたり、歯に穴が開いたり色が変わったりといった症状が現れます。
さらに進むと強い痛みが生じ、神経の治療が必要になることもあるため、矯正治療を始める前に必ずむし歯の治療を済ませることが大切です。
矯正装置が付いた状態では歯磨きが難しくなるため、むし歯が進行しやすくなります。
特に大きなむし歯や神経に近いむし歯は、治療をせずに矯正治療を始めると、治療中に痛みが出る可能性があります。
そのため、事前にしっかりと治療を受けることが重要です。
むし歯の治療方法は、むし歯の大きさによって異なり、削って詰める治療や、被せ物を使用する治療が行われます。
矯正治療中にむし歯が見つかった場合も、治療は可能です。
必要に応じて矯正装置を一時的に外し、治療を行うこともあります。
軽度のむし歯であれば、矯正治療中に経過を見ながら対応することもありますが、理想は矯正を始める前に治療を完了させておくことです。
歯周病の治療も重要
歯周病は、歯茎や歯を支える骨に炎症が起き、歯茎が腫れたり骨が減少する病気です。
骨が失われると、矯正治療中に歯を正しい位置に動かすことが難しくなり、支えが不十分な状態では最悪の場合、歯が抜けることもあります。
また、歯周病は歯を支える骨や歯茎に影響を与えるため、矯正治療中の力が加わることで症状が悪化するリスクも高まります。
このため、矯正治療を始める前には、まず歯周病の治療が必要です。
歯周病の改善と予防には、毎日の丁寧な歯磨きで歯垢を除去することが重要です。
歯ブラシでは除去できない硬い歯石は、歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。
矯正治療前には必ず歯周病の有無を確認し、必要に応じて治療やクリーニングを行うことが大切です。
セラミック治療と矯正の順番
もし歯にセラミック治療(被せ物や詰め物)を予定している場合、セラミック治療を考えている場合、歯並びが整った後に行う方が美しい仕上がりになります。
なぜならばセラミックの被せ物を作る場合は両隣の歯の状態や上下のかみ合わせを合わせる必要があるからです。
そのため、矯正治療後の綺麗な状態で作った方が被せ物の精度が良くなります。
インプラント治療は矯正治療の後に
インプラント治療は、失った歯の部分に人工の歯を埋め込み、咬み合わせを改善する治療法です。
ただし、矯正治療中に歯が動いている最中では、インプラントの土台を適切な位置に埋め込むことが難しいため、インプラントは通常、矯正治療が完了した後に行うのが一般的です。
インプラントの治療では、隙間を確保し、最終的な歯の位置が決まった段階で土台を埋め込みます。
そのため、インプラントを検討している場合には、歯並びが整ってから治療を進めることが理想的です。
矯正のカウンセリング時にインプラント治療を予定していることを伝えると、全体的な治療計画がスムーズに進められるでしょう。
矯正治療中の虫歯予防
矯正治療を進める中で、歯を美しく整えるだけでなく、虫歯予防がとても重要です。
特にブラケットやワイヤーを使用する矯正装置は、歯の表面に食べ物のカスが残りやすく、プラークがたまりやすい環境を作ります。
その結果、虫歯のリスクが高くなる可能性があります。
そのため、矯正治療中は通常以上に口腔ケアを徹底する必要があります。
毎日の歯磨きはもちろん、矯正治療専用の歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを使って、装置の隙間や歯と歯の間をしっかりと掃除しましょう。
また、フッ素入りの歯磨き粉や洗口液の使用も有効です。
矯正治療に入る前にしっかりとしたお手入れ習慣を身につけることで、装置を清潔に保ちやすくなります。
また、歯科医にて定期的なクリーニングやフッ素塗布を行うことで、虫歯を予防しながら安全に矯正治療を進めることができます。
矯正歯科にいつ行くべき?
矯正治療は長期間にわたるため、計画的にスケジュールを立てることが重要です。
治療を始める際には、まずカウンセリングを受け、その後、必要な精密検査を行い、結果をもとに診断が行われてから装置の装着が始まります。
早めに矯正歯科医に相談することで、虫歯や他の治療と並行して矯正を進めることが可能です。
矯正治療に関する相談やカウンセリングは、虫歯や歯周病の治療中でも受けることができます。
歯並びが気になる方は、治療中でも一度カウンセリングにお越しください。
その際、現在の治療状況や今後セラミック治療を予定していることなどもお伝えいただければ、治療のタイミングや計画をより具体的に進めていけます。
東京八重洲キュア矯正歯科の特徴
当院では、「大人のための目立ちにくい舌側矯正」を主に行っています。
美しい歯並びを長く保つことはもちろん、整った顔立ちを作るために口元や輪郭にも配慮しています。
また、矯正歯科の基本である噛み合わせの改善も重視しています。
当院は、デジタル舌側矯正の専門院であり、最先端の矯正システムとデジタル設備を用いて、美しい歯並びと正しい噛み合わせを実現します。
目立たない舌側矯正を通じて、これまで諦めていた歯並びの改善が可能になります。
患者様一人ひとりのご希望や不安に寄り添い、最適な治療方法をご提案いたします。
歯並びが気になる方や具体的な矯正治療について知りたい方は、ぜひ一度カウンセリングにて、お気軽にご相談ください。
東京八重洲キュア矯正歯科のご案内
東京駅北口から徒歩1分、大通りの横断歩道を渡ったすぐ目の前に当院のビルがございます。
また、日本橋駅、京橋駅、大手町駅からも徒歩圏内と、非常にアクセスのしやすい立地です。
◎診療時間について
平日:午後12時半~20時半
土曜日:午前9時半~17時半
平日は20時半まで診療をしている為、お仕事帰りに治療することが可能です。
(※木、日、祝日が定休日)
まとめ
矯正治療を始める前に、虫歯や歯周病、インプラントなどの歯科治療をどのタイミングで行うべきかを計画することは、スムーズな治療のために非常に重要です。
治療の順番やタイミングを間違えると、結果として矯正治療が長引いたり、他の問題が発生する可能性があります。
矯正を検討している方は、まずは歯科医としっかり相談し、最適な治療計画を立てるようにしましょう。
歯並びや矯正治療についてお悩みの方は、ぜひ当院のカウンセリングをご予約ください。
当院では随時、カウンセリングを実施しておりますので、歯並びに限らずご不安な点があればお気軽にご相談いただけます。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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