投稿日:2025.3.25
ガミースマイルを放置することによるリスクは?
笑ったときに、歯ぐきが大きく露出する状態のお口を「ガミースマイル」といいます。
「笑顔が明るく感じる」「親しみやすい印象がある」など、魅力的な特徴と捉えられるケ
ースもあり、個性を引き立てる要素のひとつにもなっています。
けれども、「歯ぐきが見えすぎている気がする」「写真を撮ると歯ぐきが強調される」な
ど、笑顔を見せたときの歯ぐきの露出を気にされる方もいらっしゃいます。
また、審美的な観点からのお悩みもありますが、ガミースマイルを放置することでさまざ
まなリスクが生じる可能性もあります。
今回は、ガミースマイルをそのままにすることによるリスクについて説明し、当院で行え
る治療の選択肢についてもご紹介します。
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ガミースマイルはお口の健康に悪影響を与える恐れも
ガミースマイルは、見た目の問題として気にされることが多いですが、放置するとお口の
健康にも影響をおよぼす可能性があります。
ガミースマイルとは?
最初に、ガミースマイルについてご説明します。
ガミースマイル(Gummy Smile)とは、「Gummy(歯ぐきの)」と「Smile(スマイル
)」とを組み合わせた言葉で、 「歯ぐきが目立つ笑顔」 といった意味です。
医学的な診断名ではなく、見た目の特徴を表す言葉として使われます。
ガミースマイルには、「何ミリ以上見えたらガミースマイル」という明確な基準はありま
せん。
また、見た目の印象は個人の感じ方によるため、必ずしも治療が必要なわけでもありませ
ん。
とはいえ、一般的に歯ぐきの露出が3mmを超えると、ガミースマイルといわれる審美的な
問題が生じやすいといわれています。
参照:J-STAGE「歯頸線の不揃いとガミースマイルに対し歯周外科処置と歯冠補綴による改善を行った一症例
」p53
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tjacp/36/1/36_53/_pdf/-char/ja
ガミースマイルを放置することによるリスク
それでは、ガミースマイルをそのままにしていることで生じるリスクとは、どのようなも
のがあるのでしょうか。
1.口元のコンプレックスが強くなる
ガミースマイルの見た目が気になり、思い切り笑えない、写真に写るのがイヤになるなど
、笑顔に自信を持てないことにつながることがあります。
口元が気になりすぎて、対人関係や仕事でのコミュニケーションに影響を与えてしまう方
もいらっしゃいます。
2.むし歯や歯周病のリスクが上がる
ガミースマイルの原因のひとつに、「上唇の動きが大きいこと」があります。
上唇を持ち上げる力が強くなることで、お口が開きやすく、唇が閉じにくくなるのです。
そのため、お口が乾燥しやすくなって唾液の分泌が減少し、むし歯や歯周病のリスクが高
くなります。
唾液は、お口の中の健康を維持するための重要な役割をいくつも持っています。
・お口の中の汚れや食べカスを洗い流す 「自浄作用」
・初期むし歯を修復する「再石灰化作用」
・細菌の増殖を抑える「抗菌作用」
唾液が減ってお口が乾燥することで、これらの作用に悪影響を与え、むし歯や歯周病にな
りやすいお口の環境になるのです。
また、唾液が減少して自浄作用が弱まることで、お口の中に細菌が繁殖しやすくなり、口
臭の原因にもなります。
3.かみ合わせが悪化しやすい
ガミースマイルの原因が「歯の生え方」や「顎の骨格」にある場合、かみ合わせが乱れて
いることも少なくありません。
かみ合わせが悪いと、顎の関節に負担がかかり、顎関節症や頭痛、肩こりなどの症状が出
る恐れがあります。
ガミースマイルになる原因は?
ガミースマイルになる原因はさまざまですが、おもに以下のような要因が考えられます。
1.歯の位置や大きさ
上顎の歯が低い位置にあると、笑った際に歯ぐきが目立ちやすくなり、ガミースマイルの
原因となります。
通常、上顎の前歯は上唇の下に少し隠れる程度の位置にありますが、上顎の歯が本来ある
べき位置よりも下に位置していると、歯ぐきが露出しやすくなるのです。
また、上の歯が下の歯に深くかぶさるかみ合わせである「過蓋咬合(かがいこうごう)」
も、ガミースマイルを引き起こす要因のひとつです。
「ディープバイト」ともいわれ、上の歯が下の歯を大きく覆うことで、はぐきが過剰に見
えてしまうのです。
また、歯が小さくて短い場合も、歯ぐきが露出しやすくなる傾向にあります。
2.骨格の問題
上顎の骨が過剰に発達している場合や、上顎の骨が前方に出ていることが原因の「出っ歯
」といわれる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」も、笑ったときに歯ぐきが目立ちやす
くなります。
3.上唇の動きが大きい
笑ったり話したりするときに、上唇の動きが大きすぎると、歯ぐきが目立つことがありま
す。
上唇が高く持ち上がると、歯ぐきが露出しやすくなるため、ガミースマイルに見えるケー
スがあるのです。
渋谷矯正歯科で行うガミースマイルの歯列矯正
ガミースマイルの原因は、骨格や歯ぐきの形状など、お一人おひとりによって異なります
。
それぞれの原因に応じた治療法が必要ですが、当院では、ガミースマイルが気になる患者
さんに以下のような矯正治療をご提案しています。
マウスピース型矯正装置
軽度のガミースマイルの場合、マウスピース型矯正装置によって改善が期待できるケース
もあります。
マウスピース型矯正装置とは、透明なマウスピースを段階的に交換することで歯を動かす
装置です。
従来のワイヤーを使った矯正治療方法とくらべて目立ちにくく、周りの人に気づかれにく
いのが特徴です。
マウスピース型矯正装置が適用できるかどうかは、検査を受けた上で、歯科医師が慎重に
診断を行います。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、歯列矯正の一般的な方法のひとつです。
金属製やセラミック製のブラケットを歯の表面に取り付け、そこに細いワイヤーを通して
歯を徐々に移動させる治療法です。
歯列を整える過程で、少しずつ歯を下げていくことで、口元の突出感の軽減をめざします
。
これにより、口元が自然に引っ込むようになり、唇が閉じやすくなります。
結果として、笑ったときに唇が押し上げられる量が減り、ガミースマイルの改善が期待さ
れます。
当院では、「表側矯正」のほか「裏側矯正(舌側矯正)」にも力を入れています。
表側矯正
歯の表面に矯正装置を取り付けて行う歯列矯正です。
見た目が目立ちやすいものの、目立ちにくい透明や白のブラケットを選択することも可能
です。
また、歯科矯正用アンカースクリューといわれる小さなスクリュー型の装置を使用するこ
とで、従来の歯列矯正では難しい歯の移動も可能になるケースもあります。
歯ぐきの骨に一時的に埋め込まれ、歯を移動させる力をより効率的にかけるため、治療の
精度の向上が期待できます。
裏側矯正(舌側矯正)
この治療法では、矯正装置を歯の表面ではなく裏側に装着するため、ほかの人にほとんど
気づかれることなく口元を整えることができます。
笑ったり話したりしても矯正装置が見えないので、お仕事上、見た目を大切にしている方
などに人気がある治療法です。
奥から歯を引く力をかけるため後方へ移動させやすく、ガミースマイルの原因のひとつで
ある出っ歯に効果的な治療方法とされています。
表側矯正と同様に、歯科矯正用アンカースクリューを併用することで、歯列を後ろに下げ
る治療をスムーズに進めることができます。
外科矯正
ガミースマイルの原因が骨格によるもので、歯列矯正では改善が難しい場合は、外科矯正
をご提案することもあります。
骨格に直接働きかけることで、骨格による見た目に関する問題を解決できる可能性がある
治療法です。
当院では、外科手術を先に行いその後に歯列矯正を行う「サージェリーファースト」とい
われる治療法を行っています。
「歯ぐきが目立つ……」ガミースマイルは当院までご相談ください。
ガミースマイルはチャームポイントになるケースもありますが、歯ぐきが大きく露出する
ことで、見た目の問題になる場合もあります。
また、お口の健康やかみ合わせにも影響をおよぼす可能性があります。
「ガミースマイルが気になるけれど、治療できるのか分からない……」「この口元って歯
列矯正で改善できるの?」などにお悩みの方は、渋谷駅から徒歩3分の渋谷矯正歯科までご
相談ください。
当院のデジタルシミュレーションを活用することで、最終的な治療結果を確認でき、治療
後の口元をイメージしやすくなります。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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