投稿日:2025.6.20
マウスピース型矯正と裏側矯正はどっちがいいの ?違いを比較解説!
こんにちは!東京八重洲キュア矯正歯科でございます。
本日は、マウスピース型矯正と裏側矯正の比較について解説させて頂きます。
矯正方法を検討する中で、マウスピース矯正と裏側矯正のどちらを選ぶべきか迷っている方
もいるのではないでしょうか。
どちらも目立ちにくい矯正方法として人気がありますが、費用、治療期間、適応症例など、
さまざまな点で違いがあります。
そこで本記事では、マウスピース矯正と裏側矯正の7つの比較ポイントを解説。それぞれの
メリット・デメリットを踏まえ、どのような方におすすめなのかをご紹介します。
目次 [hide]
マウスピース矯正と裏側矯正はどっちがいい?
比較ポイント7つ
マウスピース矯正と裏側矯正、どちらを選ぶべきか悩んでいる方は、以下の7つのポイント
を比較検討してみましょう。
比較ポイント1:見た目
マウスピース矯正は、透明に近い素材でできたマウスピースを使用するため、装着していて
もほとんど目立ちません。近くで見ても気づかれにくいのが特徴です。
しかし、マウスピースは完全な透明ではなく、光の反射や唾液などによって、わずかに白く
見えることがあります。また、アタッチメントと呼ばれる小さな突起物を歯に取り付ける場
合があります。歯の色に近い素材で作られてますが、多少目立つ可能性があります。
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付けるため、正面から見ると矯正していることが全
く分かりません。そのため、人に気づかれたくないという方には適しています。
ただし、裏口を開けた時や横から見た時に装置が見えることがあります。
比較ポイント2:費用
マウスピース矯正と裏側矯正、どちらの矯正方法も保険適用外となる自由診療のため、費用
は高額になる傾向があります。
マウスピース矯正の費用目安
マウスピース矯正の費用は、全体矯正か部分矯正か、使用するマウスピースの種類、治療期
間などによって大きく変動します。
● 全体矯正の場合: 60万円~100万円程度
● 部分矯正の場合: 30万円~60万円程度
裏側矯正の費用目安
裏側矯正の場合、矯正装置がオーダーメイドになることが多いため、矯正装置料が高くなる
傾向があります。また、調整も難易度が高いため、調整料も若干高めに設定されていること
が多いです。
● 全体矯正の場合: 100万円~150万円程度
● 部分矯正の場合: 50万円~80万円程度
マウスピース矯正と裏側矯正の費用を比較する際は、総額で比較し、追加費用の有無も確認
しておきましょう。
比較ポイント3:治療期間
マウスピース矯正の治療期間は、一般的に1年~3年程度とされています。軽度の不正咬合
であれば比較的短期間で治療が完了するケースもありますが、歯並びの状態によっては3年
以上かかることも。
マウスピース矯正は、ご自身でマウスピースを交換していただくため、装着時間や交換頻度
をしっかりと守ることが大切です。
裏側矯正の治療期間は、一般的に1年半~3年程度とされています。裏側矯正は、歯の裏側
に固定式の装置を取り付けるため、マウスピース矯正に比べて幅広い症例に対応できます。
そのため、重度の不正咬合の治療は、期間が長くなる傾向があります。
比較ポイント4:痛み
どちらもワイヤー調整後やマウスピース交換後に、歯が動くことによる圧迫感や軽い痛みを
感じることがあります。
しかし、マウスピース型今日もは、マウスピース自体が滑らかな素材でできているため、口
の中の粘膜への刺激が少なく、違和感も比較的少ないのが特徴です。裏側矯正と比較すると
、一般的には痛みが少ないと感じる方が多いようです。
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付けるため、治療開始直後や調整後は、舌への刺激
や違和感が強く出ることがあります。
痛みの感じ方も個人差がありますが、マウスピース矯正よりも強い痛みを感じる方が多い傾
向にあります。
比較ポイント5:食事のしやすさ
マウスピース型矯正の場合は、食事の際にマウスピースを取り外すことが可能です。そのた
め、基本的には矯正前と変わらない食事を楽しむことができます。
裏側矯正は、装置が歯の裏側に固定されているため、食事の際に取り外すことはできません
。そのため、食事の内容や食べ方に注意が必要です。
まず、硬い食べ物(氷、硬いおせんべいなど)は、装置が破損する原因となるため避けまし
ょう。また、粘着性のある食べ物(キャラメル、お餅など)は、装置に絡まりやすく、清掃
が困難になるため注意が必要です。
さらに、繊維質の多い食べ物(ほうれん草、ニラなど)は、装置に挟まりやすく、不衛生に
なりがちです。小さく切って食べるなどの工夫をしましょう。
食事は、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、装置の周りを丁寧に清掃することが大切で
す。特に、歯と装置の間に食べかすが挟まりやすいので、念入りに磨きましょう。
裏側矯正中は、食事の制限が多いと感じるかもしれませんが、慣れてくればある程度自由に
食事ができるようになります。
比較ポイント6:日常生活への影響
ここでは、マウスピース矯正と裏側矯正が、話しやすさとお手入れの面でどのように異なる
のかを比較します。
話しやすさへの影響
どちらの矯正方法も、装着当初は発音に影響が出ることがあります。
マウスピース矯正の場合、装置を装着することで舌の動きが制限され、サ行やタ行の発音が
しづらくなることがあります。しかし、比較的薄い素材でできているため、数日から数週間
で慣れることが多いです。
裏側矯正の場合、舌の裏側に装置が装着されるため、マウスピース矯正よりも発音への影響
が大きい傾向があります。サ行、タ行、ラ行の発音が難しくなることが多いです。しかし、
こちらも時間とともに舌が装置に慣れていきます。
お手入れのしやすさ
マウスピース矯正の場合、マウスピースは取り外し可能なので、普段通りに歯磨きやフロス
を行うことができます。また、マウスピース自体も専用の洗浄剤で定期的にお手入れするこ
とが可能です。
裏側矯正の場合は、装置が歯の裏側に装着されているため、歯磨きがしづらいのが難点です
。
比較ポイント7:対応できる歯並び
すべての歯並びがどちらの矯正方法でも治療できるわけではありません。
一般的に、マウスピース矯正は軽度から中程度の歯並びの乱れに適しています。例えば、軽
度の叢生(歯のガタガタ)、すきっ歯、軽度の出っ歯や受け口などが挙げられます。マウス
ピース矯正は、歯を少しずつ移動させるため、大きく歯を動かす必要がある症例には不向き
な場合も多いです。
一方、裏側矯正は、マウスピース矯正では難しいとされてきた歯並びの乱れにも対応できま
す。例えば、抜歯が必要な矯正、大幅な歯の移動が必要な場合なども改善が期待できます。
マウスピース矯正と裏側矯正、選ぶべきなのはどっち?
マウスピース矯正と裏側矯正、どちらの治療法がご自身に適しているか、迷われる方もいら
っしゃるでしょう。これまでに紹介した比較ポイントを踏まえ、それぞれどのような人にお
すすめかをご紹介します。
マウスピース矯正がおすすめな人
● 軽度から中程度の不正咬合の人
● 矯正装置を目立たせたくない人
● 費用を抑えたい人
● ある程度自己管理ができる人
● 痛みに弱い人
マウスピース矯正の一番のメリットは、透明なマウスピースを使用するため、矯正治療中で
あることがほとんど人に気づかれないことです。裏側矯正も同様に目立ちませんが、費用や
治療期間を考慮すると、軽度から中程度の不正咬合であれば、マウスピース矯正がおすすめ
です。
裏側矯正がおすすめな人
● 絶対に矯正装置を見られたくないと強く希望する方
● 歯並びの乱れが重度な方や抜歯を伴う症例の方
● 人前に出る機会が多く、見た目を特に重視される職業の方(営業職・接客業・講師
・アナウンサーなど)
裏側矯正は、幅広い症例に対応できるため、歯並びの乱れが重度な方にも適応可能です。
営業職、教師、またはプレゼンテーションをする機会が多い方は、裏側矯正であれば見た目
を気にせず仕事に取り組むことができます。
まとめ
マウスピース矯正は、透明に近いマウスピースを使用するため目立ちにくく、比較的費用を
抑えられ、痛みが少ない傾向があります。
一方、裏側矯正は、歯の裏側に装置をつけるため正面からは全く見えず、幅広い症例に対応
できますが、費用は高くなる傾向があります。
どちらの矯正方法が適しているかは、歯並びの状態やライフスタイル、重視するポイントに
よって異なります。歯科医師とよく相談し、納得のいく矯正方法を選びましょう。
東京八重洲キュア矯正歯科ではカウンセリングを行っています。「どの矯正装置を選べばい
い?」といった疑問にもお答えしていますのでお気軽にご相談ください。
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