投稿日:2023.9.5
歯茎が見えているとどこからガミースマイルになる?
こんにちは!9月突入!
今年も残り4ヵ月!時の流れは早いですね、、
秋がくるのが待ち遠しいです😊
さて今回は、ガミースマイルについてお伝え致します!
口元が気になる方の中には、歯並びだけでなく歯ぐきの見え方が気になる方もいるのではないでしょうか?
歯ぐきのラインが見えすぎていることをガミースマイルといいますが、
口元のコンプレックスになりやすく見た目だけでなく、機能的にも問題になりやすいといわれています。
それではどの程度、歯ぐきが見えているとガミースマイルといわれるのでしょうか?
歯ぐきが見え過ぎるガミースマイルとは笑った時に、
歯ぐきが1~2ミリ程度見えるのは正常範囲で、3ミリ以上見える状態を「ガミースマイル」といいます。
欧米の方には少なく、アジアの方に多い口元といわれています。
3ミリ以上見えていると、歯ぐきが強調されて見えやすくなり、
審美的にコンプレックスを抱いてしまうことも少なくありません。
有名な方でもガミースマイルの方はいるため、チャームポイントとして捉えられることもありますが、
歯ぐきが強調されているだけでなく、乾燥しやすいため、機能的にも問題がある口元です。
目次
ガミースマイルになる3つの原因とは
ガミースマイルは1つの原因だけでなく、歯並びなどが関係している場合もありますが、
ガミースマイルになる3つの原因をご紹介します。
1 歯の生えている位置や長さの問題
歯の大きさや長さには、個性があるため、歯の長さが短い方や長い方もいます。
歯の長さが短いと、歯ぐきが見えやすくなり、その結果、ガミースマイルになりやすくなってしまうのです。
また、かみ合わせが深すぎると下の歯がほとんど見えない過蓋咬合(かがいこうごう)という状態になり、
上の歯が強調されて、歯ぐきも見えやすくなってしまい、ガミースマイルにつながってしまうこともあります。
そのほかには、歯が生えている位置が低い方は、
笑顔になった時に歯ぐきが見えやすくなってしまうため、ガミースマイルになりやすい傾向があります。
2 上顎が発達している
上顎が発達していると、出っ歯になりやすくなります。
出っ歯は上の歯と前歯が前に出ているため、笑顔になった時に唇が上がりやすくなり、ガミースマイルの原因になります。
出っ歯の原因は先天的な遺伝なども考えられますが、日常的な舌を出すくせや爪かみなどの悪習癖などの後天的な原因もあります。
後天的な原因の場合、早めに悪習癖を改善することが大切ですし、
出っ歯はさまざまなお口のトラブルにつながる歯並びです。
3 上唇の筋肉が過剰に発達している
上唇を持ち上げる筋肉が過剰に発達しているケースでは、
笑顔になると上唇が過剰に上がってしまうため、「ガミースマイル」になりやすいです。
ガミースマイルの治療法
ガミースマイルの症状やどの程度の改善を希望するのかによっても治療法が異なりますが一般的な治療をご紹介します。
歯列矯正
「出っ歯」や「過蓋咬合」などの不正な歯並びが原因で、口元の乱れや歯ぐきの見え方が
強調されてしまっている場合には、歯列矯正をすることでガミースマイルの改善が見込めます。
出っ歯は、口が閉じにくいため、口の中が乾燥しやすく、唾液の働きを弱めてしまいます。
唾液には、汚れの中の細菌を洗い流す作用がありますが、
その働きが弱まってしまうためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
過蓋咬合は、かみ合わせが深すぎるため顎に負担がかかってしまい、
顎関節症のリスクを高めてしまいます。
また、奥歯に力がかかりやすいため、歯のすり減りの原因になりやすく、
歯が短くなってしまったり、知覚過敏を引き起こしてしまったりすることもあります。
このような歯並びは歯列矯正で歯並びを整えていきます。
ワイヤー矯正
多くの矯正歯科で行っており、歯の表面に「ブラケット」をつけて、ワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。
以前は金属の装置が見えて、矯正中の見た目が気になってしまうことがありましたが
気になる方は白や透明のブラケットやワイヤーを使用して、矯正中の見た目も改善されています。
また、歯の表側に装置をつける「表側矯正」だけでなく、
歯の裏側に矯正装置をつける「裏側矯正」もあります。
裏側矯正は装置がほとんど見えないため、矯正中の見た目が気になってしまう方や
仕事で話をする機会が多い方におすすめの矯正方法です。
マウスピース矯正
患者さまのお口の合った透明のマウスピースを製作し、段階的に形の違うマウスピースに
交換することで少しずつ歯を動かす矯正方法です。
透明のマウスピースを使用するため、矯正していることが周囲の方に分かりにくいメリットがあります。
また、取り外しができるため、食事や歯磨きを今までと同様に行うことができ、
食事の後に食べ物が挟まってしまうこともありません。
また、マウスピース矯正のインビザラインの場合には
お口の中をスキャンした画像を元にシミュレーションをして全てのマウスピースを製作するため、
何度もお口の型取りをする必要がありません。
ただし、自己管理が必要で1日20~22時間の装着が必要ですが、
取り外しができるため「少しくらい外していても……。」と装着時間が守れていないと、
治療計画通りに歯が動かない可能性やマウスピースが合わなくなってしまうことも。
マウスピース矯正を成功させるためには、患者さまの協力が不可欠できちんと装着時間を
守っていただく必要があります。
セラミック矯正
歯が小さい場合、一般的なサイズにするために有効な方法です。
歯を削って被せ物をするため、健康な歯を削る必要がありますが、希望の白さやある歯の
長さなどを調整が可能です。
歯冠長延長術
歯の見える範囲が少なかったり、歯が小さかったりする時に行う治療法で、歯ぐきを電気
メスやレーザーなどを用いて除去し、ラインを整える方法です。
ガミースマイルの軽度~中度の方に適用する治療法です。
歯ぐきの高さを数ミリ単位で調整することができ、後戻りが少なく、腫れや痛みも少ない
特徴があります。
歯が短い方は、歯ぐきが強調されて見えやすくなってしまうため、歯の長さを数ミリ変え
ることで審美的に大きく印象が変わります。
歯冠長延長術はセラミック矯正と併用することもあり、より審美性の高い口元を実現できます。
ボトックス注射
上唇の筋肉が発達し過ぎて、歯ぐきが見えすぎてしまっている場合に、
ボツリヌス菌を注射して、唇の上がる範囲を調整する方法です。
効果を実感するまでに数日~1週間程度かかり、効果は約半年程度です。
そのため、効果を持続させるためには
ボトックス注射を定期的に注射する必要があります。
注射をするだけなので、ダウンタイムがほとんどなく、痛みは腫れが少ない施術です。
上唇粘膜切除術
上顎の唇の内側の粘膜を切除して、縫合して歯ぐきの見える位置を調整する方法です。
唇が上がりにくくなり、ガミースマイルが改善されます。また、効果は持続します。
歯ぐきの見え方は、歯の生え方や歯の大きさが関係している場合があり、
歯並びが改善すると口元の印象が大きく変わることもあります。
また、症状に適した治療法がありますので、
患者さまのご希望と口元を考慮してよりよい治療法をご提案いたします。
丁寧やカウンセリングと説明に努めておりますので、
口元のお悩みがある方はお気軽にお問合せ下さい。
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