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ブログ

投稿日:2021.11.23

MFTって?

 

こんにちは。

 

東京八重洲キュア矯正歯科です。

 

今日は筋機能療法(MFT)についてお話します。

東京 八重洲 矯正

「MFTってどんな治療なの?」と気になっていませんか?

矯正治療の一種として紹介されることが多いですが、分かりやすく一言でいうと「口周りの筋トレ」です。

一般的な矯正治療とは目的が大きく異なるため、この機会に特徴や今日から
始められるトレーニング方法、デメリットについても知っておきましょう。

矯正治療と合わせて行うことで理想のお口に仕上がりやすくなります。
MFT(筋機能療法)ってどんな治療?
MFTは、口周りの筋肉を正常に機能させるためのトレーニング治療のことを指します。

矯正治療のように特別な道具を使用しないため、気になったタイミングですぐに始められるのが特徴です。

矯正治療と合わせて行うことで、より仕上がりがよくなり後戻りもおこりにくくなります。

歯並びに影響する癖や習慣について

以下の癖や習慣のなかには、根本的な原因としてお口周りの筋力不足がかかわっている可能性があります。

歯並びが崩れるリスクを高めるため、1つでもあてはまる場合はMFTを行なって筋力アップを目指しましょう。

長期の指しゃぶり

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指しゃぶりは、3~4歳ごろに終えるのが一般的です。

4歳以降まで続くと歯並びに影響するため、できるだけ早くやめるよう工夫しなくてはいけません。

親指が上下の前歯の間にあることで開咬(奥歯で噛んだときに前歯の間にすき間がある状態)になったり、歯に圧がかかることで出っ歯や受け口になったりします。
長期の指しゃぶりには、不安やストレスなど精神的な問題が隠れているケースも珍しくありません。

指に刺激の強いからしやワサビなどを塗る方法は、余計にストレスを感じて逆効果になる恐れがあるため注意しましょう。

舌を前に出す・低位舌

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噛む動作がしっかりできない子や舌が正しい位置にない子は、舌を前に出すように食べる傾向にあります。

舌を前に出す行為は、前歯の内側から外側に圧がかかるため、出っ歯や受け口につながります。

とくに低位舌(舌が下顎全体にのびている状態)の場合は、下の歯列に圧がかかりやすく、飲み込む動作がうまくできなかったり滑舌が悪かったりするケースも珍しくありません。

早い段階から正しい舌の動かし方や位置を身につけておくことが大切です。

口呼吸

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空気の動きを左右する口呼吸も、毎日続けば歯並びに影響するため注意が必要です。

唇の力が弱いとお口が開いていることが多いため、自然と口呼吸になる傾向にあります。

お口の内側から外側に圧がかかることで、出っ歯や受け口のリスクが高まります。

また、お口のなかが乾燥して、虫歯や歯周病、口臭も起こりやすくなるため注意しましょう。

外気がダイレクトに喉に届くことで、風邪もひきやすくなります。

歯ぎしり・食いしばり

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歯に必要以上の圧がかかる歯ぎしりや食いしばりも、歯並びに影響しやすい習慣の一つです。

とくに下顎をスライドさせるタイプの歯ぎしりは、歯の摩耗や破折、歯周病や顎関節症の発症・進行にもつながりやすく、矯正治療中におこると歯が計画どおりに動かなかったり、
後戻りがしやすくなったりするため、注意しなくてはいけません。唇や舌、頬の筋肉がしっかり鍛えられていると、生え変わるときに永久歯が正しい位置に並びやすくなり、

そのぶんかみ合わせも安定します。

かみ合わせに問題がなければ、心身のストレスが原因である可能性が高めです。

噛み癖

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左右どちらかでしか噛まない、前歯を使わないなど噛み癖があると、歯や筋肉の負担に偏り
ができて歯並びが崩れやすくなります。

全体でバランスよく噛める環境を作るためには、正しい食べ方を身に着けることももちろん大切ですが、上下顎のバランスやかみ合わせも重要
で、生え変わりの時期に永久歯がどのように生えるのかによっても大きく左右されます。

噛み合っていない部位は、ほかの部位よりもトラブルがおこりやすく、歯の寿命が短い傾向に
ありますので注意しましょう。

唇噛み・爪噛み

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唇や爪を噛む行為も前歯に圧がかかるため、続けばそれだけ歯並びが崩れやすくなります。
とくに開咬や出っ歯、受け口のリスクが高まるため、注意しましょう。

頬杖

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下顎が無理矢理ずらされた状態になる頬杖は、噛む位置がズレてしまい、それが原因で歯並
びの崩れを引き起こしたり、顎関節症を発症したりする可能性があります。

無意識に行っているケースがほとんどで、お子様の時期から癖づいてしまうと顎骨の発育にも関わるため、
注意しなくてはいけません。

改善には、声掛けをして気づかせてあげるなど周囲の協力が必要不可欠です。

うつ伏せ寝

頬杖のように下顎が無理矢理ずらされた状態になるため、噛む位置が不安定になる可能性があります。

歯や顎関節に最も負担が少ないのは、身体をまっすぐにして上を向いて寝る「仰向け寝」です。

気がついたらうつ伏せ寝になっているという場合は、両サイドにクッションや巻いたタオルを置くなどして工夫して眠るようにしましょう。

 

早食い・丸飲み

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早食いや丸飲みは、噛む機能がうまく発揮できていないケースで多くみられます。
顎骨の成長不足につながり、永久歯がスペースにおさまらずに重なって生える可能性が高まります。

胃腸の負担が増える原因でもあるため、早めの改善がおすすめです。

MFTは小さい子でも続けられる!やり方をマスターしよう

MFTには色んな種類があり、患者様のご年齢や性格に合わせてベストな方法をお伝えしています。

小児矯正の治療の1つではありますが、大人の方が行なっても問題はありません。
機能低下によって「噛む」「飲み込む」といった動作がしにくくなるご高齢者の方のリハビリとしてもおすすめです。

ぜひご家族みんなで習慣化して、しっかり機能するお口を維持しましょう。

今すぐできる簡単な方法を以下でご紹介します。
あいうべ体操
以下の動作を繰り返し行なってください。声を出さなくても効果はあります。
①「あー」と口を大きくあけて数秒間キープする
②「いー」と口を横に大きく広げて数秒間キープする
③「うー」と口をしっかり突き出して数秒間キープする
④「べー」と舌をしっかり伸ばして数秒間キープする
食後に10回程度、1日30回を目安に行ないましょう。
舌をさまざまな形に変える方法手を使わずに舌を尖らせたり、左右に回転させたりして形を変えます。

慣れるまでは、分かりやすいように鏡の前で行なうといいでしょう。
唇を舌先でなぞる方法
舌をグッと伸ばして唇を端からなぞります。お口を大きくあけて行なうのがポイントです。

MFTをせずに矯正治療を終えるリスクとは

口周りの癖が原因で歯並びが崩れている場合、矯正治療をして歯並びを直しても再び崩れてしまう傾向にあります。

後戻りのリスクを抑えるには、矯正治療を終える前にMFTでお口の癖を改善しておくことが大切です。
MFTは特別な道具が必要なく、内容も簡単なものばかりです。早いうちからチャレンジして習慣化しましょう。

 

MFTにデメリットはある?

MFTのデメリットとして、以下の3つが挙げられます。

MFTをする時間が必要

トレーニングをする時間を確保する必要があります。慣れればほんの数分で終えられるようになります。

繰り返し行わないと効果が得られない

腕やお腹の筋トレと同じように、1回で効果が得られるものではありません。根気強く続けることが大切です。

小さなお子様がやる場合は、大人の方がしっかりサポートしてあげましょう。

MFTで矯正治療と同じ効果は得られない

患者様のなかには「MFTをすれば将来矯正治療が必要ない」と誤解している方がいます。

MFTと矯正治療は目的が異なり、MFTだけで歯並びをきれいに整えることはできません。過度に期待をしすぎるのはモチベーションの低下につながるため注意が必要です。

 

 

矯正治療とMFTを合わせて行って理想の歯並びへ

東京 八重洲 矯正

お口周りの筋肉を鍛えて唇や舌、頬の動きを良くし、かつ正常に機能させるためのMFTは、矯正治療と合わせて行うことで歯並びにいい影響を与えます。

小さなお子様でもできる簡単な内容ばかりですので、ぜひご家族全員でチャレンジしてみてください。

お口の環境を整えて全身の健康につなげましょう。

東京 八重洲 矯正

 

当院無料カウンセリングを行っておりますので是非一度お越しください。

予約はこちらから→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491&_gaid=1770588889.1637737917

 

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