投稿日:2024.2.2
舌磨きについて 舌苔がつく原因と正しい舌の磨き方
皆さんこんにちは!😃
東京八重洲キュア矯正歯科です🦷🦷🦷
本日も当院のブログをご覧いただきありがとうございます💓
私の最近ハマっている事として院内のディズニーメドレーの中の1曲「俺のおかげさ」です✨
この曲はモアナの中で使われている曲なのですが私の推しの「尾上松也さん」が歌っているのです(#^^#)
とてもいい声をしていらっしゃるので気になる方は是非一度は聞いてみてくださいね💕
さて今回は【舌磨きについて 舌苔がつく原因と正しい舌の磨き方】についてお話しさせていただきます!
ここで皆さんに質問です!鏡が近くにあるかたはチェックしてみてください!✨
舌が白くなっていませんか?
この白いこけのような物は口臭の原因になってしまうことがあり、対処が必要です。
そのためには、「舌磨き」が必要ですが、舌はデリケートなので、正しい方法で舌磨きをしないと傷つけてしまうことがあります。
そこで今回は、白い苔のような舌苔がつく原因と正しい舌の磨き方について詳しくご紹介します。
舌苔って何?
舌苔は、白い苔のような物で、粘膜に細菌のかたまりや食べかすが付着しています。
舌の表面には、細かい突起のような物があり、この部分に食べかすなどがたまり、細菌が増殖しやすくなっています。
舌苔は年齢や性別に関係なく、誰にでもつく物なので、付着していても過度に心配する必要はないですが、体調によっても付着する範囲が違います。
定期的に確認して、口臭の予防や健康管理に役立てましょう。
舌苔の原因
- 口呼吸をしている
通常は、鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、口呼吸をしていると、口の中が乾燥しやすくなります。
そうすると、唾液の働きが弱まってしまい、舌に汚れが残って舌苔がたまりやすくなってしまいます。
唾液には、細菌を洗い流して、口の中の粘膜が傷つかないようにする役割があります。
また、お口の中に入ってきた細菌の増殖を抑制する効果もあります。
口呼吸は、むし歯や歯周病のリスクが高くなり、唇の圧がかからないため、歯並びが悪くなってしまう原因になる可能性があります。
早めに改善してお口の環境を整えましょう。
出っ歯や受け口が原因で口が閉じにくい場合には、矯正治療が必要になります。
- お口の中の清掃が不十分
- 歯磨きの回数が少なかったり、十分に汚れが落とせず磨き残しになったりしている場合には、細菌が増殖するため、舌苔が増えやすくなってしまいます。
歯ブラシだけでは十分に汚れが落とせない場合には、デンタルフロスや歯間ブラシを併用して、細かい汚れを落としましょう。
- ストレスを感じている
ストレスを感じると、副交感神経が優位に働いて、唾液の分泌が少なくなります。
そうすると、お口の中が乾燥しやすくなってしまい、舌苔の原因につながります。
日常生活でストレスを感じない生活は難しいですが、発散する方法を見つけてリフレッシュをしましょう。
適度な運動やお風呂にゆっくり浸かること、読書をするなど、ご自分に合った方法を選択して、ストレスを緩和しましょう。
- たばこやお酒を頻繁に摂取している
アルコールを飲んだ後に口が乾きやすいと感じたことがあるかもしれませんが、アルコールには、唾液の分泌を抑える働きがあります。
たばこもニコチンの影響で、血管が収縮して唾液の分泌が少なくなります。
そうすると、お口の中が乾燥して、細菌が増殖しやすくなり、舌苔が発生する原因になります。
- 食事中に噛む回数が少ない
食べ物を食べる時に、咀嚼することで唾液の分泌が促されます。
また、咀嚼と飲み込む作業をしていると、舌の表面の汚れもきれいになりやすいです。
しかし、咀嚼が少ないと、唾液の分泌も少なくなり、舌苔ができやすい傾向になります。
食事中にしっかり噛むことは、口周りに筋力が鍛えられるので、口呼吸の予防にもつながります。
また、あごの骨に刺激が伝わるため、認知症の予防にも効果が期待できます。
- 舌の位置が低くなっている
通常、舌の正しい位置は、上顎の少し出ている部分ですが、舌が前歯の裏側についている「低舌位」だと、舌が乾燥しやすくなり、舌苔がたまりやすい環境になります。
そのほかに、舌に位置が低くなっていると、歯並びに悪影響を与えて出っ歯になってしまうことも。
歯並びが悪い方は、正しい位置に舌が置きにくく低舌位になって可能性もあります。
- 加齢
加齢に伴う唾液の減少やホルモンバランスが原因で舌苔が増えることがあります。
また、口周りに筋力が低下することで、しっかり噛んで唾液の分泌を促す力が弱くなってしまう原因も考えられます。
お口の中を乾燥しにくくするためには、こまめに水分補給をしたり、食後は歯磨きをしたりすることをお勧めします。
舌苔をきれいにする舌磨きのポイント
舌磨きのメリット
・口臭の予防
舌苔は、細菌のかたまりなので、分解される時ににおいの元になるガスを発生します。
お口の中をキレイにすると、細菌が減少するため、舌苔の減少にはつながりますが、歯磨きだけでは取り除くことができません。
舌磨きをして、舌苔にアプローチすることで、落とすことができます。
ただし、舌はデリケートな部分なので、専用の舌ブラシで優しく磨くことが大切です。
強い力でこすってしまうと、舌の表面を傷つけてしまい、さらに汚れが着きやすくなります。
・味覚を感じやすくする
舌苔が付着していると、舌の表面にある味蕾という味覚を感じやすくする部分が覆われてしまいます。
舌磨きをして、舌の表面がきれいになると、味覚を感じやすくなります。
・体内に細菌が入ることを予防する
朝起きた時に口臭が気になる方もいるのではないでしょうか。
寝ている時は、唾液が減少するため、細菌が増えやすい環境です。
お口の中にはたくさんの常在菌がいるため、このまま食事をすると、腸内環境に関係する悪玉菌も体内に入ってしまいます。
身体の中の細菌の侵入を防ぐためには、朝食前に舌磨きがおすすめです。
舌磨きをしていない方と比較すると、お口の中の悪玉菌が減少しているというデータもあり、腸内環境の改善につながります。
舌磨きの方法
- 舌ブラシを使って優しく磨く
舌が乾燥した状態で磨くとデリケートな部分の刺激になってしまうため、水や専用のジェルを使用してお口の中が潤った状態で始めましょう。
歯磨き粉は研磨剤が入っている物もあるため、刺激になる可能性があるので、歯磨き粉を着けて磨かないようにしましょう。
- 鏡を見ながら舌を磨く
鏡で絶対がついている部分を確認しながら、舌をべーっと出して奥から手前に動かしましょう。
これは、舌苔が奥に入り込んで、体内に入り込むことを防ぐためです。
優しく3~4回程度磨きましょう。
取れないと無理に力を加えてしまうと、舌を傷つけてしまうので、取れる範囲で行ってください。
舌磨きの力は、歯磨きするより弱い力で磨きましょう。目安は歯磨きの時の3分の1程度の力です。
舌に残っている舌苔は1度では取れない場合がありますが、定期的に落とすことでお口の中の環境を整えることができます。
無理に強い力を加えず、毎日1回舌磨きをするようにしましょう。
また、1日何回も舌磨きをすると負担になってしまうため、1日1回程度にしておきましょう。
【まとめ】
舌の上が白くなっている場合には、舌苔と呼ばれる細菌のかたまりがついています。
お口の中に細菌が付着していると、口臭の原因になりますし、口内環境もよくないため、1日1回、専用の舌ブラシを使って優しく舌苔を落としましょう。
舌ブラシをするタイミングは、細菌が増殖しやすい朝起きた時がおすすめです。
また、舌磨きをすると、嘔吐反射が出てしまう方がいらっしゃいますが、思い切り舌を出して、舌に力を入れて、息をゆっくりはきながら行うと嘔吐反射が出にくくなるので、試してみてくださいね。
舌苔は正しいケア方法で、習慣化して行うことが大切です。
負担がかからないような優しい力で、専用の舌ブラシで口臭の原因になる舌苔を取り除きましょう。
また、出っ歯や受け口などで口が閉じにくい方は、舌苔がたまりやすくなります。
さまざまなデメリットもありますので、矯正することをおすすめします。
当院では、患者さまのお口の状態やご希望に応じて、矯正方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
無料カウンセリング予約はこちら→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491&_gaid=1770588889.1637737917