投稿日:2024.4.26
出っ歯で噛み合わせが悪いとどんな影響がでる?
みなさん、こんにちは!
東京八重洲キュア矯正歯科です!
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は【出っ歯で噛み合わせが悪いとどんな影響がでる?】についてお話しさせていただきます!
出っ歯の方は、見た目はもちろん噛みにくいと感じる方もいるでしょう。
「少しくらい噛み合わせが悪くても、我慢すればいい!」
と放置しておくと、お口の中だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。
今回は、出っ歯で噛み合わせが悪いとどんな悪影響があるのかを解説します。
目次
出っ歯とは?
出っ歯とは、上の前歯が唇側に大きく傾斜したり、歯が唇側から生えたりして、必要以上に前方に出ている状態をいいます。
出っ歯の方は、見た目にコンプレックスを抱きやすく、口元が出ているのが目立つことも。
下の歯と上の歯の間に隙間ができやすいため、「サ行」「タ行」など舌を使用して発音する言葉が聞き取りにくくなります。
また、出っ歯を放置しておいても自然に治癒することはほとんどありません。
出っ歯であることから、口呼吸になりやすく唇で前歯を抑える力がかからないため、さらに出っ歯になってしまうことも。
歯並びが悪いことは悪循環になりますので、出っ歯と判断された場合には治療を進めましょう。
出っ歯の原因
出っ歯の原因は、「歯並びの問題」「骨格の問題」「癖や生活習慣」などが挙げられます。
歯並びの問題
歯並びの問題によって出っ歯になるケースは、
・上の前歯が唇側に傾いている
・下の前歯が舌側に倒れて生えている
などが挙げられます。
歯の生え方や生える位置によって出っ歯になっている場合、にっこり歯を見せて笑顔になったときにガタガタしているのが気になります。
このような歯並びになるのは、遺伝が考えられます。
歯並びが遺伝するという訳ではなく、歯の大きさや形が両親に似ることで結果的に歯並びが似るのです。
たとえば、上の歯が大きいと、歯が生える土台にきれいに歯が並びきらずに前歯が押し出されて、出っ歯になるのです。
骨格の問題
次に骨格の問題で出っ歯になることがあります。
・上の顎が大きすぎる
・下の顎が小さすぎる
もしくはどちらの顎にも問題がある場合は、出っ歯になるリスクが高まります。
ニッコリ歯を見せて笑顔になったときに、歯並びはきれいであっても骨格に問題がある場合は出っ歯と診断されます。
下の顎に比べて上の顎が大きく成長していると、出っ歯になります。
そして、顎の大きさは遺伝により両親に似ることがあるのです。
両親どちらかの上の顎が大きい場合は出っ歯になることがあります。
癖や生活習慣
遺伝により、歯並びや顎の大きさが決まることがあるとわかりました。
しかし、小さい頃は出っ歯ではなくても徐々に出っ歯になることがあります。
この場合は、遺伝ではなく癖や生活習慣などの後天的な理由により出っ歯になったと考えられます。
出っ歯になる可能性がある癖や生活習慣は以下のようなものです。
・指しゃぶり
・爪噛み
・唇を噛む
・上の前歯を舌で押す
・口呼吸
・猫背
指しゃぶりは赤ちゃんのうちによくみられる行動のうちのひとつです。
赤ちゃんにとって安心するための行動のため、無理やりやめさせる必要はありません。
3歳くらいになり言葉が理解できるようになったら指しゃぶりをやめるように伝えましょう。
また、唇や爪を噛む方は、徐々に歯並びが悪くなる可能性があります。
指しゃぶりと同じように指や唇で上の前歯を押し出してしまうからです。
他にも舌で前歯を触ったり押したりする癖がある方は、注意しましょう。
通常、前歯は外側からは唇、内側からは舌の力がかかるのですが、バランスがとれているため歯並びが変わることはありません。
しかし、内側からの力が強すぎたり、外側からの力が弱すぎたりするとお口周りの筋力がバランスを崩して出っ歯になるのです。
さらに、知らないうちにお口がポカンと開く方は、口呼吸になっているため出っ歯になるリスクが高まります。
口を開けていると前歯は外側からのちからがほとんどかからないからです。
口呼吸は、猫背の方もなりやすい傾向がありますよ。
出っ歯は噛み合わせも悪くなるの?
出っ歯は、歯並びの見た目が悪くなるだけではなく、噛み合わせも乱れます。
上下の噛み合わせがズレており、特に前歯で食べものをしっかり噛むことができません。
前歯は、硬い食べものを噛み切る役割がありますが、出っ歯の場合は最大限に役割を発揮できません。
出っ歯は噛み合わせも悪くなるため、見た目を我慢したらいいという考えは捨てて、しっかり食べものを噛むためにもきれいに整えておくことが大切です。
噛み合わせが悪いとどんな影響がでる?【お口の中】
噛み合わせが悪いとお口の中に悪影響を及ぼします。
・上下の歯でしっかり噛めない
・歯ぎしりや食いしばりを引き起こす
・顎関節症になるリスクが高まる
などが挙げられます。
まず、噛み合わせが悪いとしっかり噛むことができません。
出っ歯の場合、前歯でお肉を引きちぎったり、りんごを丸かじりしたりすることが難しいでしょう。
しっかり前歯で噛むことができないと、食材が大きいままなので、奥歯ですりつぶす時間がかかります。
噛み合わせがずれている状態で奥歯にも負担がかかるばかりか、顎にも負担になります。
すると、ある日突然お口が開かなくなる、お口を開けると音が鳴る、お口を開けると痛いなどといった顎関節症の症状が現れることも。
また、上下の噛み合わせが安定しないために、歯ぎしりや食いしばりをしてしまう方もしばしばいらっしゃいます。
その結果、歯がすり減ったり、欠けたりするトラブルも。
歯や顎の健康を維持するためにも悪い噛み合わせは早めに改善しましょう。
噛み合わせが悪いとどんな影響がでる?【身体】
噛み合わせが悪いと身体にも悪影響を及ぼします。
・身体のバランスが崩れる
・栄養がしっかり摂れない
・胃や腸に負担がかかる
上下でしっかり噛みしめることができると、身体のバランスが整います。
たとえば、重い荷物を持つときに歯を食いしばって力を入れたことはありませんか?
他にも、ボールを打つときにグッと歯に力をかける方もいらっしゃるでしょう。
無意識かもしれませんが、身体に力を瞬間的に入れたいときは歯をグッと噛みしめてお口は閉じる傾向があります。
しかし、噛み合わせが乱れていると、しっかり歯を食いしばれないため身体に力が入りません。
また、噛み合わせが悪いとしっかり食べものを噛み切ったり、すりつぶしたりできないため、食事に制限がでることも。
食べやすいものばかりを好んで必要な栄養が摂れなかったり、食材が大きいまま飲み込んだりして胃や腸に負担がかかったりするリスクがあります。
噛み合わせが悪いとどんな影響がでる?【心】
噛み合わせが悪いと心にも悪影響を及ぼします。
意外かもしれませんが、噛み合わせがずれていると知らず知らずのうちにストレスがかかることがあるのです。
噛み合わせが悪いことから歯ぎしりや食いしばりを就寝時にしてしまい、睡眠の質が低下します。
その結果、自律神経が乱れて心身ともに疲労してしまうことがあるのです。
また、噛み合わせが悪いことで食事が制限される場合は、家族や友人との食事が楽しめませんよね。
毎日楽しく食事を楽しんで、質のよい睡眠をとるためにも噛み合わせを整えることは大切です。
出っ歯の治療
当院では、美しい見た目はもちろん整った噛み合わせにするために矯正治療により出っ歯の改善を行います。
以下の方法で出っ歯の治療を行うことが可能です。
・表側矯正(歯の表側の装置)
・裏側矯正(歯の裏側の装置)
・マウスピース型矯正(取り外し式のトレー型の装置)
・サージカルファースト(外科手術後に矯正装置で歯並びを改善する方法)
出っ歯の原因に合わせて治療を計画し、患者さんのライフスタイルに合わせて装置を選択していただけます。
まずは、お気軽に無料カウンセリングにお越しください。
カウンセリングの予約はこちらから→https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=4491&_gaid=1770588889.1637737917